「サバイバー: 60日間の大統領」チ・ジニ“シーズン2を期待させた結末…自分が考えていたものとは違った”
俳優チ・ジニが「サバイバー: 60日間の大統領」を好評で終えた感想や、シーズン2に対する思いを明かした。
チ・ジニは最近、ソウル鍾路(チョンノ)区のカフェにてtvN月火ドラマ「サバイバー: 60日間の大統領」(脚本:キム・テヒ、演出:ユ・ジョンソン)の放送終了後のインタビューが行われた。
チ・ジニは「ドラマ自体が政治を題材にしています。実は不安半分期待半分でしたが、期待の方を多くの方々が支持してくださって嬉しいです」と話を切り出した。
続いて「もっと嬉しかったのは俳優陣です。ホ・ジュノ、ペ・ジョンオク先輩らとその下の後輩まで考えると『なんて素晴らしいキャストだろう』と思い、撮影をしながら喜んでいました。撮影現場に行く時はいつも楽しかったですし、それが放送終了まで全て観ることができる作品の力になったと思います。俳優たちがそれぞれの位置で最善を尽くしてくれて、しっかり溶け込みました。撮影現場で『こんなに色が異なる人々が合わさって良かったし、それは正しいことだ』と言いましたし、皆も楽しみながら自分なりの責任感を持ったと思います。その部分に対して感謝を言いたいです」と終了の思いを伝えた。
チ・ジニは、ややオープンエンド(終わりが決められていないこと)だった結末に対し「皆、結末を知りませんでした。私も私なりの結末を考えていましたし、ほぼ最後まで『当選するだろう』と思っていました。しかし、その代わり今回の結末は『また何か起きるんじゃないの?』という期待が生まれたと思います。俳優たち全員にシーズン2を期待させた結末でした。しかし、これは私たちの期待であるだけで、制作状況がどうかは分かりません。実は私が考えた『自分だけの結末』は、私が最も格好よく見える結末でした。『こんにちは。大韓民国の大統領パク・ムジン(チ・ジニ)です」と言いながら終わったら、本当に格好いいんじゃないかと思いましたが、それは私の欲に過ぎません。ドラマ自体には似合わないかもしれません」と打ち明けた。
続いて、政治ドラマに参加しながら注意した点について「私たちがやったのはドラマです。私はその中でパク・ムジンを演じる役者です。私の個人的な考えがこのドラマに入ってしまったら、本来のパク・ムジンというキャラクターがぶれる可能性があります。パク・ムジンは、基本的にデータを信じている人で、そこがぶれたら大変なことになるため、自分の考えを排除しようと努力しました」と説明し役柄への理解を示した。
また、チ・ジニは「パク・ムジンが『どれが普遍的に正しいか』について客観的に悩むこと、原則主義者的なところが私と似ていました。何か決定を下す時、パク・ムジンは『法があるのに、なぜいけないというんですか?』という疑問を提起します。ルールがあるからこそスポーツが面白いわけであって、自分が守っているルールの中でそれをやり遂げた時、私も『しっかりやり遂げた』と思うので、その点が私と合っていると思いました。パク・ムジンも同じだったと思います」とし、キャラクターとの高いシンクロ率をアピールした。
続いてチ・ジニは、これに先立って「この役は私にしかできない」と言及したことに対し「そんな気持ちがなければ、この仕事はできないと思いました。自分に対する催眠でエネルギーみたいなものです。そんな心構えを持ったら、スタート自体が異なるしドラマに臨むすべての瞬間が変わってきます。そんな気持ちで臨んだら、どんなことにもぶれずに、もっと楽しく仕事をすることができます」と打ち明け目を引いた。
最後にチ・ジニは「台本が本当に気に入りました。以前もリメイク作に出演しましたが、他の国のドラマをローカル化するのは容易ではありません。一つを変えた瞬間、何もかもが変わる可能性があるからです。だから脚本家さんに感謝のメッセージを送りたかったんですけど、私の意見が少しでも入ったら方向性が変わるのではないかと不安だったので、最後の台本をもらうまで我慢してから伝えました」とし、作品に対する愛情を示した。
「サバイバー: 60日間の大統領」は、突然の国会議事堂の爆弾テロによって大統領を失った大韓民国で、環境部長官パク・ムジンが60日間大統領の代行を任され、テロの背後を探し、家族と国を守りながら成長していくストーリーを描く。劇中でパク・ムジン役を務めたチ・ジニは、権力への意志がなかったキャラクターが徐々に政治家として成長していく姿を、特有の重みのある演技で立体感あふれるように表現し、“人生キャラクター”を更新したという好評を得た。
チ・ジニは最近、ソウル鍾路(チョンノ)区のカフェにてtvN月火ドラマ「サバイバー: 60日間の大統領」(脚本:キム・テヒ、演出:ユ・ジョンソン)の放送終了後のインタビューが行われた。
チ・ジニは「ドラマ自体が政治を題材にしています。実は不安半分期待半分でしたが、期待の方を多くの方々が支持してくださって嬉しいです」と話を切り出した。
続いて「もっと嬉しかったのは俳優陣です。ホ・ジュノ、ペ・ジョンオク先輩らとその下の後輩まで考えると『なんて素晴らしいキャストだろう』と思い、撮影をしながら喜んでいました。撮影現場に行く時はいつも楽しかったですし、それが放送終了まで全て観ることができる作品の力になったと思います。俳優たちがそれぞれの位置で最善を尽くしてくれて、しっかり溶け込みました。撮影現場で『こんなに色が異なる人々が合わさって良かったし、それは正しいことだ』と言いましたし、皆も楽しみながら自分なりの責任感を持ったと思います。その部分に対して感謝を言いたいです」と終了の思いを伝えた。
チ・ジニは、ややオープンエンド(終わりが決められていないこと)だった結末に対し「皆、結末を知りませんでした。私も私なりの結末を考えていましたし、ほぼ最後まで『当選するだろう』と思っていました。しかし、その代わり今回の結末は『また何か起きるんじゃないの?』という期待が生まれたと思います。俳優たち全員にシーズン2を期待させた結末でした。しかし、これは私たちの期待であるだけで、制作状況がどうかは分かりません。実は私が考えた『自分だけの結末』は、私が最も格好よく見える結末でした。『こんにちは。大韓民国の大統領パク・ムジン(チ・ジニ)です」と言いながら終わったら、本当に格好いいんじゃないかと思いましたが、それは私の欲に過ぎません。ドラマ自体には似合わないかもしれません」と打ち明けた。
続いて、政治ドラマに参加しながら注意した点について「私たちがやったのはドラマです。私はその中でパク・ムジンを演じる役者です。私の個人的な考えがこのドラマに入ってしまったら、本来のパク・ムジンというキャラクターがぶれる可能性があります。パク・ムジンは、基本的にデータを信じている人で、そこがぶれたら大変なことになるため、自分の考えを排除しようと努力しました」と説明し役柄への理解を示した。
また、チ・ジニは「パク・ムジンが『どれが普遍的に正しいか』について客観的に悩むこと、原則主義者的なところが私と似ていました。何か決定を下す時、パク・ムジンは『法があるのに、なぜいけないというんですか?』という疑問を提起します。ルールがあるからこそスポーツが面白いわけであって、自分が守っているルールの中でそれをやり遂げた時、私も『しっかりやり遂げた』と思うので、その点が私と合っていると思いました。パク・ムジンも同じだったと思います」とし、キャラクターとの高いシンクロ率をアピールした。
続いてチ・ジニは、これに先立って「この役は私にしかできない」と言及したことに対し「そんな気持ちがなければ、この仕事はできないと思いました。自分に対する催眠でエネルギーみたいなものです。そんな心構えを持ったら、スタート自体が異なるしドラマに臨むすべての瞬間が変わってきます。そんな気持ちで臨んだら、どんなことにもぶれずに、もっと楽しく仕事をすることができます」と打ち明け目を引いた。
最後にチ・ジニは「台本が本当に気に入りました。以前もリメイク作に出演しましたが、他の国のドラマをローカル化するのは容易ではありません。一つを変えた瞬間、何もかもが変わる可能性があるからです。だから脚本家さんに感謝のメッセージを送りたかったんですけど、私の意見が少しでも入ったら方向性が変わるのではないかと不安だったので、最後の台本をもらうまで我慢してから伝えました」とし、作品に対する愛情を示した。
「サバイバー: 60日間の大統領」は、突然の国会議事堂の爆弾テロによって大統領を失った大韓民国で、環境部長官パク・ムジンが60日間大統領の代行を任され、テロの背後を探し、家族と国を守りながら成長していくストーリーを描く。劇中でパク・ムジン役を務めたチ・ジニは、権力への意志がなかったキャラクターが徐々に政治家として成長していく姿を、特有の重みのある演技で立体感あふれるように表現し、“人生キャラクター”を更新したという好評を得た。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・ナヒ
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