「SP 国家情報局:Mr.ZOO」ペ・ジョンナム“僕はバラエティ型俳優…イメージが壊れることは怖くない”
俳優ペ・ジョンナムが最近、ソウル市鍾路(チョンノ)区三清洞(サムチョンドン)にあるカフェで映画「MR.ZOO:消えたVIP」のラウンドインタビューを開催し、映画に関するビハインドストーリーと俳優ペ・ジョンナムについて語った。
「SP 国家情報局:Mr.ZOO」は、国家情報局のエース要員チュ・テジュ(イ・ソンミン)が突然の事故で様々な動物と会話できるようになって繰り広げられる事件を描いたコメディ映画だ。「ある日、動物たちの言葉が聞こえ始めた」という斬新なコンセプトを土台に「人間と動物の合同捜査」というユニークなストーリーを融合させた映画は、予測不可能な面白さを与える。イ・ソンミンは安定的に劇を引っ張っていく実力を発揮し、キム・ソヒョンは以前との姿とは違ったホダン(しっかりしているように見えるが、どこか抜けている人)らしい魅力を披露している。
ペ・ジョンナムはチュ・テジュの部下職員であり、情熱溢れる要員マンシクを熱演した。映画「保安官」、ケーブルチャンネルtvNドラマ「ミスター・サンシャイン」などを通じて人々に名前を知らせた彼は、今回の映画でもシーンスティラー(scene stealer:映画やドラマで素晴らしい演技力や独特の個性でシーンを圧倒する役者を意味する)の役割を果たした。
以前よりもプレッシャーと責任感が大きくなったと話したペ・ジョンナムは「以前とは感じが違います。これからはもっと大人らしくなるべきだと思います。その時は良かったんです。現場が好きで、公開されて嬉しかったんです。何も知らない明るい子供だったとしたら、今は少しは大人になった感じがします。これからも成長し続ける姿をお見せするとお約束できます。今は残念な気持ちが大きいです。『もっとうまくやることができたのに』と思っています。勉強になりました。今では『一生懸命にしよう』ではなく『頑張らないと』と思っています。努力だけしているのではだめです」と話した。
これに先立って映画「保安官」でイ・ソンミンと共演したことがあるペ・ジョンナムは「SP 国家情報局:Mr.ZOO」を通じて再びタッグを組んだ。SBSバラエティ番組「みにくいうちの子」を通じて深い先輩・後輩のケミ(ケミストリー、相手との相性)を披露した二人。ペ・ジョンナムの「SP 国家情報局:Mr.ZOO」出演も、イ・ソンミンの勧めだという。イ・ソンミンから話を聞いたキム・テユン監督はペ・ジョンナムに会い、彼をキャスティングしたという。
これに関してペ・ジョンナムは「監督に『動物の声としてでも良いので出演したい』と頼みましたが、シナリオを送ってくれました。そして会いました。純粋な私の姿を前向きに思ってくれたようです。役柄が普通では無かったからです。犠牲が必要な役柄だったので、キャスティングが大変だったようです。私は(イメージが)壊れるのは全然怖くないです。シナリオを見てただ『うまくやりたい』と思いました。バカだけれど、本当は優しいキャラクターです」と冗談を言った。
イ・ソンミンに対する深い愛情も表現した。ペ・ジョンナムは「先輩と親しくなる前は尊敬する俳優でした。でも人間的な姿が本当に良かったんです。知名度が高い人ほど現場で人々に配慮してくれます。そうしない俳優も多いですが、先輩は本物でした。映画界でも評価が良いです。よく引っ張ってくれて、共演者にも食事を奢ってくれました。最近では、あんな人が居るのだろうかと思うほどです。そんな姿を見てたくさん学んでいます。成功すればするほど先輩のようになりたいと思っています。素敵だと思います」と称賛した。
そして「息がよく合うのが不思議です。お互いの性格も、キャラクターも全く違うのによく合います。『保安官』の撮影では先輩と話すシーンはありませんでした。今回初めて息を合わせてみました。監督が良いと言ったのに、先輩がもう一回やってみようと言ってくれたりしました。それが本当にありがたかったです。私はもう一回やりたいと思っても言い出せないです。暑い天気だったのでそんなことは申し訳なくて言い出せなかったです。なので本当にありがたかったです」と感謝の気持ちを伝えた。
この日、ペ・ジョンナムは自身の一言一言にも気を使っていた。自身のコメントを再確認したり、ミスは無かったか心配した。このような理由についてペ・ジョンナムは「最初に演技する時にはただそれで良かったんです。当時はミスをしても問題が無かったけれど、今は違います。それでより慎重になりました。私の一言が人々を傷つけるかもしれません。なので慎重になり、大人らしい振る舞いをするようになりました。方言もあまり使わないです」と話し、微笑んだ。
頻繁なバラエティ出演、作品でのシーンスティラーのような役割などはペ・ジョンナムに親しくて愉快なイメージを与えた。モデルのペ・ジョンナムではなく、俳優ペ・ジョンナムとして認識するきっかけにもなった。ただ様々なキャラクターに挑戦しなければならない俳優にとっては、固定したイメージが嬉しくないだろう。しかしペ・ジョンナムは「あえてバラエティと俳優を分けるなら、バラエティ型俳優です。一つで規定することができないです。以前は人々にとってモデルのイメージが強かったようです。これは私の考えではなく、人々の考えです。しかし、バラエティに出演したらタレントで、作品に出演する時には俳優です。人々の考える通りに考えてもらえるほうが楽です」と語った。
そして「私のイメージが壊れたり、バカのように見えても好きになってくれるでしょう。なのでコメディがいいです。イメージが壊れることは怖くないです。成功すればするほど、単純に生きようと思っています。人々が私の行動を見てよく笑ってくれます。それも幸運だと思います。他の人はしたくてもできないでしょう。素敵なキャラクターも当然やりたいけれど、今すぐイメージを変えようとしたら人々は受け入れることができないと思います。もう一歩を踏み出しました。失望させない自信があります」と強く話した。
ペ・ジョンナムは「今回で一歩を踏み出したと思います。この作品が終わってから次期作を撮影した時、人々が『成長したね』と言ってくれました。それほど私も自信があります。合わなかったら止めるべきです。皆さんは私を“キャラクター俳優”と呼びますが、得意なことをやりたいです。合わないことは無理してやりたくないです。楽しみたいです。様々なキャラクターに挑戦したいです。まだ見せてない姿が多いです。今年公開する映画もありますが、その中で違う姿を披露することができるでしょう。人々が思っている私のイメージを変える自信があります」と自信を示した。
韓国で最近に公開した「SP 国家情報局:Mr.ZOO」の興行目標について聞くと、ペ・ジョンナムは「大ヒットして欲しいです。今までの何も知らない時には『観客動員数が700~800万人にはなるだろう』と思いました。でも役割も大きくなり、知名度が上がったら慎重になりました。1000万人を叫びましたが、今は500万人でもありがたいと思っています。だんだん目標が低くなります」と伝え、人々を爆笑させた。
「SP 国家情報局:Mr.ZOO」は、国家情報局のエース要員チュ・テジュ(イ・ソンミン)が突然の事故で様々な動物と会話できるようになって繰り広げられる事件を描いたコメディ映画だ。「ある日、動物たちの言葉が聞こえ始めた」という斬新なコンセプトを土台に「人間と動物の合同捜査」というユニークなストーリーを融合させた映画は、予測不可能な面白さを与える。イ・ソンミンは安定的に劇を引っ張っていく実力を発揮し、キム・ソヒョンは以前との姿とは違ったホダン(しっかりしているように見えるが、どこか抜けている人)らしい魅力を披露している。
ペ・ジョンナムはチュ・テジュの部下職員であり、情熱溢れる要員マンシクを熱演した。映画「保安官」、ケーブルチャンネルtvNドラマ「ミスター・サンシャイン」などを通じて人々に名前を知らせた彼は、今回の映画でもシーンスティラー(scene stealer:映画やドラマで素晴らしい演技力や独特の個性でシーンを圧倒する役者を意味する)の役割を果たした。
以前よりもプレッシャーと責任感が大きくなったと話したペ・ジョンナムは「以前とは感じが違います。これからはもっと大人らしくなるべきだと思います。その時は良かったんです。現場が好きで、公開されて嬉しかったんです。何も知らない明るい子供だったとしたら、今は少しは大人になった感じがします。これからも成長し続ける姿をお見せするとお約束できます。今は残念な気持ちが大きいです。『もっとうまくやることができたのに』と思っています。勉強になりました。今では『一生懸命にしよう』ではなく『頑張らないと』と思っています。努力だけしているのではだめです」と話した。
これに先立って映画「保安官」でイ・ソンミンと共演したことがあるペ・ジョンナムは「SP 国家情報局:Mr.ZOO」を通じて再びタッグを組んだ。SBSバラエティ番組「みにくいうちの子」を通じて深い先輩・後輩のケミ(ケミストリー、相手との相性)を披露した二人。ペ・ジョンナムの「SP 国家情報局:Mr.ZOO」出演も、イ・ソンミンの勧めだという。イ・ソンミンから話を聞いたキム・テユン監督はペ・ジョンナムに会い、彼をキャスティングしたという。
これに関してペ・ジョンナムは「監督に『動物の声としてでも良いので出演したい』と頼みましたが、シナリオを送ってくれました。そして会いました。純粋な私の姿を前向きに思ってくれたようです。役柄が普通では無かったからです。犠牲が必要な役柄だったので、キャスティングが大変だったようです。私は(イメージが)壊れるのは全然怖くないです。シナリオを見てただ『うまくやりたい』と思いました。バカだけれど、本当は優しいキャラクターです」と冗談を言った。
イ・ソンミンに対する深い愛情も表現した。ペ・ジョンナムは「先輩と親しくなる前は尊敬する俳優でした。でも人間的な姿が本当に良かったんです。知名度が高い人ほど現場で人々に配慮してくれます。そうしない俳優も多いですが、先輩は本物でした。映画界でも評価が良いです。よく引っ張ってくれて、共演者にも食事を奢ってくれました。最近では、あんな人が居るのだろうかと思うほどです。そんな姿を見てたくさん学んでいます。成功すればするほど先輩のようになりたいと思っています。素敵だと思います」と称賛した。
そして「息がよく合うのが不思議です。お互いの性格も、キャラクターも全く違うのによく合います。『保安官』の撮影では先輩と話すシーンはありませんでした。今回初めて息を合わせてみました。監督が良いと言ったのに、先輩がもう一回やってみようと言ってくれたりしました。それが本当にありがたかったです。私はもう一回やりたいと思っても言い出せないです。暑い天気だったのでそんなことは申し訳なくて言い出せなかったです。なので本当にありがたかったです」と感謝の気持ちを伝えた。
この日、ペ・ジョンナムは自身の一言一言にも気を使っていた。自身のコメントを再確認したり、ミスは無かったか心配した。このような理由についてペ・ジョンナムは「最初に演技する時にはただそれで良かったんです。当時はミスをしても問題が無かったけれど、今は違います。それでより慎重になりました。私の一言が人々を傷つけるかもしれません。なので慎重になり、大人らしい振る舞いをするようになりました。方言もあまり使わないです」と話し、微笑んだ。
頻繁なバラエティ出演、作品でのシーンスティラーのような役割などはペ・ジョンナムに親しくて愉快なイメージを与えた。モデルのペ・ジョンナムではなく、俳優ペ・ジョンナムとして認識するきっかけにもなった。ただ様々なキャラクターに挑戦しなければならない俳優にとっては、固定したイメージが嬉しくないだろう。しかしペ・ジョンナムは「あえてバラエティと俳優を分けるなら、バラエティ型俳優です。一つで規定することができないです。以前は人々にとってモデルのイメージが強かったようです。これは私の考えではなく、人々の考えです。しかし、バラエティに出演したらタレントで、作品に出演する時には俳優です。人々の考える通りに考えてもらえるほうが楽です」と語った。
そして「私のイメージが壊れたり、バカのように見えても好きになってくれるでしょう。なのでコメディがいいです。イメージが壊れることは怖くないです。成功すればするほど、単純に生きようと思っています。人々が私の行動を見てよく笑ってくれます。それも幸運だと思います。他の人はしたくてもできないでしょう。素敵なキャラクターも当然やりたいけれど、今すぐイメージを変えようとしたら人々は受け入れることができないと思います。もう一歩を踏み出しました。失望させない自信があります」と強く話した。
ペ・ジョンナムは「今回で一歩を踏み出したと思います。この作品が終わってから次期作を撮影した時、人々が『成長したね』と言ってくれました。それほど私も自信があります。合わなかったら止めるべきです。皆さんは私を“キャラクター俳優”と呼びますが、得意なことをやりたいです。合わないことは無理してやりたくないです。楽しみたいです。様々なキャラクターに挑戦したいです。まだ見せてない姿が多いです。今年公開する映画もありますが、その中で違う姿を披露することができるでしょう。人々が思っている私のイメージを変える自信があります」と自信を示した。
韓国で最近に公開した「SP 国家情報局:Mr.ZOO」の興行目標について聞くと、ペ・ジョンナムは「大ヒットして欲しいです。今までの何も知らない時には『観客動員数が700~800万人にはなるだろう』と思いました。でも役割も大きくなり、知名度が上がったら慎重になりました。1000万人を叫びましたが、今は500万人でもありがたいと思っています。だんだん目標が低くなります」と伝え、人々を爆笑させた。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・イェウン、写真 : ハン・ヒョクスン
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