知英、日本活動からKARA出身ハラさんまで…率直な心境を語る「まだ胸が痛む」
知英(ジヨン)は最近、ソウル鍾路(チョンノ)区三清洞(サムチョンドン)にあるカフェで、先月30日に韓国で最終回が放送されたJTBC月火ドラマ「夜食男女」(脚本:パク・スンヘ、演出:ソン・ジウォン)放送終了のインタビューを行った。
「夜食男女」は、シェフのジンソン(チョン・イル)、熱血プロデューサーのアジン(知英)、天才デザイナーのテワン(イ・ハクジュ)による“三角ロマンス”を描いたドラマだ。
知英は「夜食男女」を通じて、5年ぶりに韓国で活動を再開した。KARAのメンバーとしてデビューした知英は、DSPメディアとの専属契約が終了した後、日本で女優として活動した。さまざまなドラマや映画に出演して、経験と演技力を身につけ、“女優”知英として存在感を見せた。
5年ぶりに韓国のドラマに出演した知英が、「夜食男女」で務めた人物は、キム・アジンだ。演出家としてのデビューだけを夢見て、黙々と突っ走る契約社員で、疲れた一日の終わりに深夜食堂「ビストロ」で飲む一杯のお酒とおいしい夜食が、人生の唯一の楽しさである。契約解除の直前に、最後の機会として与えられた番組「夜食男女」を必ず成功させるため、あらゆる努力をする人物だ。
知英は仕事にも愛にも、情熱を持って直進する、素直でしっかり者のキム・アジンを演じた。愛らしいビジュアルと軽快なエネルギーで、キャラクターが持つ魅力を見事に生かし、好評を得た。キャラクターに完璧になりきった飾らない演技で、キム・アジンをより一層リアルに表現し、特に深い感情が求められる状況では、富かな演技力で余韻を与えた。
日本での活動に自信があったという知英は「私は日本語ができるので自信はありましたが、思ったよりすごく難しかったです。つまづくこともありました。活動そのものではなく、自分自身にぶつかりました。自分との戦いであることを知らずに日本で活動を始めました」と苦労を語った。しかし「だから日本語を死にものぐるいで一生懸命に勉強し、研究しました。ある時から日本人役もやらせていただくことになったし、1人7役のドラマにも出演して成長しました」と日本での努力と成果を明かした。
知英は「日本で5年間活動しました。歌手よりは女優として活動しましたが、ドラマや映画、ミュージカルなどで経験を積みました。日本だけで活動しようという気持ちはありませんでした。たまたま日本での活動が長くなったんです。日本で活動して、ある程度満足できたら韓国に戻りたいと思っていましたが、満足するには終わりがありません。満足したから韓国に来たわけでもなく、満足できなくて韓国に来たわけでもありません。韓国語で演技をしたいという気持ちが大きかったです」と話した。
知英は、自身が演じたキム・アジンについて「子供の頃から芸能人として活動してきたので、正社員と契約社員の差がよく分かりませんでした。周りにアドバイスを求めて契約社員の悲しみについて聞き、何が異なるのかも理解しました。そして、キム・アジンを情熱的な女性だと思ったし、転んでも起き上がる姿を見せたかったです」と話した。
続いて「キム・アジンと私の似ているところは、全てのことに熱心だということです。演技をしながら、歌手から女優に転身して努力したことを思い出しました。いろんな思いが頭をよぎりました。異なる点は、キム・アジンは無鉄砲だけど、私は芸能人という職業柄、慎重になってしまうことが多いところです。それからキム・アジンは、自分が成し遂げたいことがあったら自信を持って言えるところがカッコいいと思います。それが私との違いです」とつけ加えた。
5年ぶりに韓国のファンに挨拶した知英に対する好評は続いた。アイドルとしてデビューしたとは思えないほどナチュラルな演技に、拍手喝采が上がった。知英は「私が演技する姿を韓国では見せたことがないので、議論が浮上したらどうしようと思いました。海外でたくさんの経験をしたことが役に立ったと思います。演技力の議論がなかっただけでも本当に嬉しいです」と笑顔を浮かべた。
特に知英は「『夜食男女』を通じて、第一歩をしっかり踏み出すことができて嬉しいです。視聴率はあまり気にしていないし、私がその瞬間、一生懸命に努力したので満足しています。賞賛を受けたので、それでいいと思っています」と話した。
知英は「今回『夜食男女』を見て『ファンになりました』と言ってくれる方がいらっしゃいました。私がKARAとして活動したことを知らない方はいないと思います。不思議なのは、その時から今まで見ていただいて、変わらず好きでいてくれることです。その時の姿と今は違うはずなのに、変わらず好きでいてくれることは、私にとっては幸運ではないかと思います」と語った。
また知英は「KARAの活動当時(の映像など)をよく見ています。当時は分からなかったのですが、今見たら本当にすごいと思います。もう一度やってと言われたらできないと思います。5人だったから一生懸命にできたと思います」とつけ加えた。
メンバーたちにとって知英はまだ“赤ちゃん”のような可愛らしい存在だ。知英は「会えば仕事や演技の話はあまりしません。KARAの活動当時の話をします。今回の『夜食男女』は、スンヨン姉さんが見てくれました。『面白かったよ、赤ちゃん』と言われました。お姉さんたちはまだ私のことを“赤ちゃん”と呼んでいます。お姉さんの方が私より小さいのに赤ちゃんと呼びます」と話して笑顔を浮かべた。
続いて知英は「私の人生の半分を芸能界で過ごしました。この仕事の良い点は、人を楽しませることができるということです。私から力をもらったという方の話を聞いたら、本当に嬉しいです。私がこの仕事を通じて、多くの方々にエネルギーを与えることができるということは、本当に大切な機会です。今後もこのエネルギーを多くの方々に伝えたいです」とつけ加えた。
最後に知英は「言葉で表現すれば、カメレオンのような女優になりたいです。いつもこのように話しています。カメレオンは自分の色があるけれど、周りの環境に合わせて色を変えます。その変える色も不自然ではありません。私も知英でありながら、環境に合わせて色を変えられるようになりたいです」と意気込みを語った。
「夜食男女」は、シェフのジンソン(チョン・イル)、熱血プロデューサーのアジン(知英)、天才デザイナーのテワン(イ・ハクジュ)による“三角ロマンス”を描いたドラマだ。
知英は「夜食男女」を通じて、5年ぶりに韓国で活動を再開した。KARAのメンバーとしてデビューした知英は、DSPメディアとの専属契約が終了した後、日本で女優として活動した。さまざまなドラマや映画に出演して、経験と演技力を身につけ、“女優”知英として存在感を見せた。
5年ぶりに韓国のドラマに出演した知英が、「夜食男女」で務めた人物は、キム・アジンだ。演出家としてのデビューだけを夢見て、黙々と突っ走る契約社員で、疲れた一日の終わりに深夜食堂「ビストロ」で飲む一杯のお酒とおいしい夜食が、人生の唯一の楽しさである。契約解除の直前に、最後の機会として与えられた番組「夜食男女」を必ず成功させるため、あらゆる努力をする人物だ。
知英は仕事にも愛にも、情熱を持って直進する、素直でしっかり者のキム・アジンを演じた。愛らしいビジュアルと軽快なエネルギーで、キャラクターが持つ魅力を見事に生かし、好評を得た。キャラクターに完璧になりきった飾らない演技で、キム・アジンをより一層リアルに表現し、特に深い感情が求められる状況では、富かな演技力で余韻を与えた。
日本で女優として活動「自信はあったけれど…」
知英は、KARAの活動後に語学研修に行った日本で、女優として活動した。知英は「語学研修中にある友達に日本で活動してみたらどうかと言われて、考えるようになりました。良い機会があって日本の事務所に入りましたが、日本だけではなく韓国や他の国でも活動したいという気持ちが(事務所と)同じでした」と日本活動のきっかけを明かした。日本での活動に自信があったという知英は「私は日本語ができるので自信はありましたが、思ったよりすごく難しかったです。つまづくこともありました。活動そのものではなく、自分自身にぶつかりました。自分との戦いであることを知らずに日本で活動を始めました」と苦労を語った。しかし「だから日本語を死にものぐるいで一生懸命に勉強し、研究しました。ある時から日本人役もやらせていただくことになったし、1人7役のドラマにも出演して成長しました」と日本での努力と成果を明かした。
知英は「日本で5年間活動しました。歌手よりは女優として活動しましたが、ドラマや映画、ミュージカルなどで経験を積みました。日本だけで活動しようという気持ちはありませんでした。たまたま日本での活動が長くなったんです。日本で活動して、ある程度満足できたら韓国に戻りたいと思っていましたが、満足するには終わりがありません。満足したから韓国に来たわけでもなく、満足できなくて韓国に来たわけでもありません。韓国語で演技をしたいという気持ちが大きかったです」と話した。
日本から韓国へ帰国…「夜食男女」出演の理由とは?
韓国に帰国した知英は、時間をかけて作品を選ぼうと考えた。知英は「慎重に選択しようと思いましたが、オーディションも受けて打ち合わせもしながら、早くやりたいという気持ちが大きくなりました。その時に『夜食男女』のオファーを受けました。台本も気に入りましたが、何よりキム・アジンというキャラクターが気に入って決めました」と明らかにした。知英は、自身が演じたキム・アジンについて「子供の頃から芸能人として活動してきたので、正社員と契約社員の差がよく分かりませんでした。周りにアドバイスを求めて契約社員の悲しみについて聞き、何が異なるのかも理解しました。そして、キム・アジンを情熱的な女性だと思ったし、転んでも起き上がる姿を見せたかったです」と話した。
続いて「キム・アジンと私の似ているところは、全てのことに熱心だということです。演技をしながら、歌手から女優に転身して努力したことを思い出しました。いろんな思いが頭をよぎりました。異なる点は、キム・アジンは無鉄砲だけど、私は芸能人という職業柄、慎重になってしまうことが多いところです。それからキム・アジンは、自分が成し遂げたいことがあったら自信を持って言えるところがカッコいいと思います。それが私との違いです」とつけ加えた。
5年ぶりの韓国活動「議論が浮上したらどうしようと思いました」
知英、チョン・イル、イ・ハクジュら「夜食男女」の主演俳優たちは、全員同世代だ。そのため、現場の雰囲気も明るかった。知英は「韓国のドラマは今回が初めてなので、私は他の現場と比較できませんが、俳優同士で話しているのを聞いたら、(現場の雰囲気が)とても良かったそうです。同年代で楽しく演技することができました。今もグループチャットを通じて仲良くしているんです」と話した。5年ぶりに韓国のファンに挨拶した知英に対する好評は続いた。アイドルとしてデビューしたとは思えないほどナチュラルな演技に、拍手喝采が上がった。知英は「私が演技する姿を韓国では見せたことがないので、議論が浮上したらどうしようと思いました。海外でたくさんの経験をしたことが役に立ったと思います。演技力の議論がなかっただけでも本当に嬉しいです」と笑顔を浮かべた。
特に知英は「『夜食男女』を通じて、第一歩をしっかり踏み出すことができて嬉しいです。視聴率はあまり気にしていないし、私がその瞬間、一生懸命に努力したので満足しています。賞賛を受けたので、それでいいと思っています」と話した。
KARAの活動は「5人だったから一生懸命にできました」
知英とは切っても切れないのが、KARAの存在である。KARAのメンバーとしてデビューし、多くの支持を得て、KARAがあったからこそ今の知英が存在するのだ。知英は「今回『夜食男女』を見て『ファンになりました』と言ってくれる方がいらっしゃいました。私がKARAとして活動したことを知らない方はいないと思います。不思議なのは、その時から今まで見ていただいて、変わらず好きでいてくれることです。その時の姿と今は違うはずなのに、変わらず好きでいてくれることは、私にとっては幸運ではないかと思います」と語った。
また知英は「KARAの活動当時(の映像など)をよく見ています。当時は分からなかったのですが、今見たら本当にすごいと思います。もう一度やってと言われたらできないと思います。5人だったから一生懸命にできたと思います」とつけ加えた。
ハラさんとの別れに「まだ胸が痛みます」
1つ残念なことは、ハラさんが昨年亡くなったことだ。知英もハラさんの死去に「まだ胸が痛みます。忘れようとして忘れられることではありません。ずっと恋しく思っています。こうやって恋しく思うことがお姉さんのためにできることだと思います。メンバー同士でしっかりやっていくことしか、してあげられることがありません。できることがなくて胸が痛みます」と話した。メンバーたちにとって知英はまだ“赤ちゃん”のような可愛らしい存在だ。知英は「会えば仕事や演技の話はあまりしません。KARAの活動当時の話をします。今回の『夜食男女』は、スンヨン姉さんが見てくれました。『面白かったよ、赤ちゃん』と言われました。お姉さんたちはまだ私のことを“赤ちゃん”と呼んでいます。お姉さんの方が私より小さいのに赤ちゃんと呼びます」と話して笑顔を浮かべた。
今後の目標は“カメレオン”のような女優になること
「夜食男女」を終えた知英は、今後はさらに活動に集中し、“女優”知英の姿を見せたいという。知英は「5年前と今を比べたら、あの時は幼すぎたこともあり、何も分かりませんでした。感じるまま、考えるまま、話したいままにやりました。子供だったと思います。今ももっと成長しなければなりませんが、もっと周りを見るようになったと思います。昔は前だけを見て突っ走っていたとすれば、今は私だけでなく、多くの方々が共にいることを知りました」と話した。続いて知英は「私の人生の半分を芸能界で過ごしました。この仕事の良い点は、人を楽しませることができるということです。私から力をもらったという方の話を聞いたら、本当に嬉しいです。私がこの仕事を通じて、多くの方々にエネルギーを与えることができるということは、本当に大切な機会です。今後もこのエネルギーを多くの方々に伝えたいです」とつけ加えた。
最後に知英は「言葉で表現すれば、カメレオンのような女優になりたいです。いつもこのように話しています。カメレオンは自分の色があるけれど、周りの環境に合わせて色を変えます。その変える色も不自然ではありません。私も知英でありながら、環境に合わせて色を変えられるようになりたいです」と意気込みを語った。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- チャン・ウヨン
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