「龍楼閣」Berry Good チョヒョン、スクリーンデビューの感想を語る“ロールモデルはIU…ハリウッド進出が夢”
写真=「龍楼閣:非情都市」
Berry Goodのチョヒョンが「龍楼閣:非情都市(The Dragon Inn:The City of Sadness)」を通じてスクリーンデビューし、“演技ドル(演技+アイドル)”として活躍した。チョヒョンは映画の公開直前、ソウル鍾路(チョンノ)区三清洞(サムチョンドン)にあるカフェで、マイデイリーのインタビューを受けた。12月3日に韓国で公開された映画「龍楼閣」に関する多様なエピソードを語った。
「龍楼閣」は、法で裁くことができない残酷な犯罪を審判する、謎の秘密組織“龍楼閣”のメンバーたちの熱いアクションを盛り込んだ映画だ。「第2回忠州(チュンジュ)国際武芸アクション映画祭」の開幕作として選定され、面白さはもちろん作品性まで証明した。「ひそひそ」「テベク拳」など、ならではの色でジャンル映画の新しい地平を拓いているチェ・サンフン監督の作品だ。
特にチョヒョンは、劇中アイドルを夢見てコンビニで働く少女のイェジュ役を演じてスクリーンデビューし、観客たちの期待を高めた。彼女は厳しい状況でもいつも笑顔を失わず、自分の夢に向かって1歩ずつ進んでいく人物を熱演した。
この日、チョヒョンは「龍楼閣」の出演について「オーディションを受けている中で、チェ・サンフン監督の『龍楼閣』のシナリオを知りました。出演したくて、撮影に入る前から監督の撮影現場について行きました。『龍楼閣』が初の映画ですし、現場の経験が足りないのでたくさん見て学ぼうとしました」と伝えた。
続いて「私はアクティブな方で乗馬などの運動が好きなので、アクションに挑戦してみたかったんです。特に『龍楼閣』は台本も面白くてノワールアクションジャンルですが、青春映画だったので良かったです。そして夢に向かって最善を尽くすイェジュの姿から魅力を感じました」と付け加えた。
また、チョヒョンは「『どのようにすればイェジュを観客的に強くアピールできるだろう』などと、そのような部分について勉強して分析しました。私は高校生時代忙しかったですし、大学に進学してすぐデビューしたのでバイト経験がありません。それで役づくりのため事務所近くのコンビニに行って、アルバイトの方の姿を直接観察しました」と、演技への情熱をアピールした。
彼女は「イェジュがアイドルを夢見る設定ですが、運が悪くて心が痛かったです。自信を持って堂々と前に進んでほしいのですが、そんな彼女を応援するようになりました。私が直接目撃したり、経験したわけではないのですが、イェジュが劇中で良くないことを経験した時、実際に私も心が痛くなって悲しい気持ちになりました。作品に没頭しすぎて、あのような悪い人が存在して欲しくないと思いましたが、現実にも存在すると思ったら心が痛くなりました」と、役に没頭した姿を見せた。
チョヒョンは「演技はとても面白いです。なんと言うか、観客的に見て私ではなくキャラクターと感じさせるためのその過程が楽しいです。演技レッスンを受けながら足りない部分を埋めるために努力し、関心もなかった哲学の本を読んで役づくりについて勉強しました。英語のレッスンも受けようとしましたし、ハリウッド進出という大きな夢を持っています」と、堂々と抱負を伝えた。
また、「ドラマ『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』で感銘を受けました。IU先輩はステージ上でのエネルギーもすごいのに、演技も上手で1番尊敬しています」と、ロールモデルについて明かした。
2016年、Berry Goodのメンバーとして合流したチョヒョンは「芸能人という仕事は私にぴったりだなと思います。私は撮影現場に出て、画面に写る私の姿を見る時や、ステージでファンの方々の応援を受ける時に幸せで生きていると感じますし、意欲で溢れてます。家に帰ると『仕事をもっとたくさんできればいいのに』と不安も感じますが、照明の下で感情を表現するのが楽しくて、ファンの方々に癒しを届けたい気持ちが大きいです」と伝えた。
続けて「何にでも、1度はまったら諦めずに最後まで一生懸命するタイプです」というチョヒョン。彼女の新しい挑戦に、Berry Goodのメンバーたちも応援と支持を送っているという。
チョヒョンは「メンバーたちは『姉さんはやりたいことができていて素敵だし、いつも応援している』と言ってくれる」と、メンバーとの友情をアピールした。
チョヒョンはメンバーたちに応えるように、熱い使命感と責任を持ってソロ活動をして目を引いた。彼女は「Berry Goodのことを頑張って広めようと、私をはじめメンバーたちも努力しています」と熱意を示した。
チョヒョンは「Berry Goodの音楽全ていいのですが、音源チャートにランクインすることができなかったです。なので、音源チャートの10位内にランクインしたいですし、音楽番組でも1位を獲得したいです」と音楽活動での抱負を伝えた。
続けて「芸能活動は不安定で、私も人なので不安になりますが、その時間に逆に努力して足りない部分を埋めて良い姿を見せようとマインドコントロールをしています。そのような部分では、母に助けてもらっています。母もバレエをしていたため、ステージに上がるために仲間と競争して努力した経験があり、『あなたが何もしないと仕事が入ってこないのだから、もっと頑張って自身を成長させなさい』とアドバイスしてくれます。そのおかげで力が出ますし、足りない部分を埋めようと努力しています」と成熟した姿を見せた。
また、チョヒョンは「クムスジョ(黄金のスプーンと箸という意味:裕福な家に生まれた人に例えた表現)アイドル」や「SNL KOREA コムスニョ(黒いストッキングを履いた女)」によるセクシーなイメージなど、自身をめぐる修飾語について率直に語った。
彼女は「クムスジョアイドル」という修飾語について、「メンバーたちがみんな仲の良い家庭で育ったので、そのように思うかもしれないですが、私たちは自分たちの音楽とこの仕事に対する責任感と情熱はすごいです。一部の人からは『アイドルを趣味でしてるんじゃないの?』と言われますが、ファンの皆さんは分かってくれます。私が番組に関係なく、一生懸命頑張っているということを。『本物の男300』に出演した時も、『1位にはなれなくても2位になれるように頑張ろう』という気持ちで最善を尽くしました。ステージでもファンの皆さんを失望させたくなくて努力しています。趣味で芸能活動をしているわけではありません。私の友人の中でも誤解している人がいます。『簡単に芸能人になったんだ』と。でもそれまでの過程を知っている人々は、私を応援してくれます。その過程を知らなければ、芸能人という仕事の華やかさだけを見られて誤解されかねないと思います」と残念な気持ちを伝えた。
続けて「『SNL KOREA コムスニョ』として注目された後、『ジャングルの法則』『本物の男300』に出演しても、セクシーなイメージが残っていました。実は私にはそのような大人な雰囲気はありません。セクシーなイメージに相応しい雰囲気ではなく、逆に明るくて愛嬌のある少女のような雰囲気だと思います。清純さ、可愛いイメージもありますが、多彩な姿を見せたいと思います」と伝えた。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・ナラ
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