「タッチ~恋のメイクアップレッスン!~」キム・ボラ、普段のメイクで気を使うのは?“2つをやれば終わり”
チュ・サンウク×キム・ボラが共演! トキメキと美のコツが満載のビューティー・ラブコメディ「タッチ~恋のメイクアップレッスン!~」のDVDが好評発売中。
チュ・サンウクの4年ぶりのラブコメ復帰作となった本作は、ドラマ初となるメイクアップ業界にフォーカス。2人のラブシーンはもちろん、彼らの仕事ぶりや韓流スターファンなら誰もが気になるVIPルームの裏側など、普段は見ることができない部分を覗くことができるのも楽しさのひとつとなっている。
今回、DVDリリースを記念して、主演を務めたキム・ボラのオフィシャルインタビューが到着! ドラマ出演のきっかけから休みの日の過ごし方まで、たっぷりと語っている。
キム・ボラ:最初にこのドラマについて簡単な説明を受けた時は、本当に悩みました。歌とダンスのシーンがプレッシャーだったからです。でも一方で、この作品に出たら女優として成長できるかもと思いました。今まで自分が恐れてきた壁を壊すいいチャンスかもと思い、出演を決めたんです。もう1つの理由は、表舞台に立つ人を美しく輝かせる裏方の仕事ってありますよね。脚光は浴びないけれど裏で働く人物を演じる、この点に魅力を感じて出演しようと思いました。
――「恐れてきた壁を壊す」とおっしゃいましたが、それはどんな「壁」ですか?
キム・ボラ:私はもともとの性格が恥ずかしがり屋です。周りに注目されることに負担を感じてしまいます。だから以前は、職業と性格が合っていないと悩んでいました。注目されることへの恐怖やプレッシャーは今もあります。でも今後も俳優を続けていくためには、今まで避けてきた不得意なことと向き合い克服すべきだと思ったんです。歌とダンスはその1つでした。自分が苦手なことを人前でやるのは勇気が要りますよ。今までそれを避けていましたが、この苦手なことを乗り越えられたら、今後の俳優活動にも役に立つと思ったんです。また、そうすることで人生の困難にも打ち勝てるんじゃないかと思いました。
普段のメイクは?「2つをやれば終わり」
キム・ボラ:スヨンという人物は、セリフにもありますが、いつもポジティブという人物ではありません。すごくリアルな人物だと私は思いました。彼女は自分の気持ちに正直で現実的な面もあります。かと言って常にポジティブでもありません。それから、相手がどんな人物であろうと態度を変えません。こういう点がスヨンの魅力ではないかと思っています。
――メイクアップアーティストを目指す人物を演じましたが、事前に準備はしましたか?
キム・ボラ:チュ・サンウクさんはショップの代表の役で、メイクをするシーンも多くありました。なので練習をされたそうです。でも劇中のスヨンは、ほぼずっと助手でした。最後にメイクシーンが少しありますが、肌を拭くだけだったのでメイクの練習はしていません。私は練習というよりも、実際のお店で働いている助手の方たちの動きをよく観察して、それをマネしたりしました。パフの持ち方を観察したり、現場で質問をしたりして準備をしました。
キム・ボラ:想像はしていましたが、専門用語がたくさんあり、多くの商品名を知らなくてはいけません。幅広い知識が必要だということが分かりました。また、1つ1つに慎重でこだわるんです。メイク商品は肌に使いますからね。几帳面じゃないとこの仕事はできないと思いました。それが発見です。
――普段はどんなメイクをされますか?
キム・ボラ:正直に話すと、私はメイクにあまり興味がないんです。普段のメイクで気を使うのは日焼け止めだけ。自分でできる唯一のメイクはリップを塗ることです。この2つをやればメイクは終わり。ありのままのメイクです。
――それはメイクが不得意だから? それともナチュラルなのが好きだから?
キム・ボラ:関心がないからです(笑)。メイクをすることに興味が湧かないんです。ありのままの私でいようと思っているから、興味がないんでしょうね。あと、楽なのが好きだから(笑)。
歌とダンスを1ヶ月練習「自信も少しつきました」
キム・ボラ:ミラクルガールズを演じた俳優たちとステージに立つシーンを撮影するまでは、ずっとプレッシャーがありました。でもあの撮影が終わった途端に、もう何をやらされても恥ずかしがらずに何でもできると思いました(笑)。
――練習もたくさんしましたか? もともとよく踊ったりするんですか?
キム・ボラ:私はダンスや歌に対してセンスも素質もないんです。親も私に勧めませんでした。私は幼い時から芸能界にいますが、オーディションでは特技を聞かれるんです。他の子たちは歌を歌ったりするんですが、私は恥ずかしくて歌いませんでした。もちろん、撮影じゃなければ普段歌ったりもします。でも避けていたみたいですね、「自分は下手だから」という気持ちが強くて。しかし今回の撮影の前に1ヶ月間、歌とダンスを練習しましが、その時に「なぜ今まで避けていたんだろう?」と思いました。自信も少しつきました。撮影は10月から始まりましたが、私だけは9月から歌とダンスの練習を始めました。
――今は自信たっぷり?
キム・ボラ:いや、自信満々なんてとんでもないです。歌より演技に力を入れたいと思います(笑)。
チュ・サンウクの印象「子役から今回は相手役に…」
――チュ・サンウクさんはどんな方でしたか?キム・ボラ:人見知りをされますが、慣れるととても親しくしてくれます。同じ町内の親しいオジサンといった感じで、とても気さくに接してくれました。それに優しいです。一見、つっけんどんに見えるんですが、その中に優しさや思いやりが漂う方です。また、当然ですが演技に対する情熱があります。1つ1つのシーンにすごくこだわって、いいシーンにしようと努力されます。とても面白くて尊敬できる、そんな方です。
――「華麗なる誘惑」にも子役で出演され、今回もまたチュ・サンウクさんと一緒でした。相手役ということで違和感はありましたか?
キム・ボラ:最初はやはり少し驚きましたね。前は子役でしたが、今回は相手役なのかと。でも驚いたのも一瞬でした。演じるとなれば役柄に集中するだけですから、気にならなかったです。
キム・ボラ:テファンさんという人は一言で言うと、「大きな子犬」です。年齢が同じなので演じやすかったですね。古くからの友人のように気楽に接することができ、息も合わせやすかったです。それに彼はすごく優しくて気遣いのできる人です。だから気まずさもなく撮影が進みました。相手に気を遣わせず思いやりのある優しい人です。
――スヨンはジョンヒョク(チュ・サンウク)とドジン(イ・テファン)の2人から好意を持たれますよね。2人のそれぞれの魅力とは?
キム・ボラ:役柄として、チャ代表はサンウクさんと似ている点があります。そっけないようで思いやりがあって、仕事に一生懸命なところが魅力です。また会社の仲間や自分の仕事、そして自分自身をとても大事にしています。誰かを見捨てたりせずリーダーとしての役割を果たす。これらがチャ代表の魅力です。ドジンの魅力は、子供っぽさと大人びた面を兼ね備えている点、これがドジンの魅力だと思います。
アドリブに大笑いでNGも…撮影エピソードは?
キム・ボラ:本作に出て、思わず自分は運がいいと思ってしまいました。サンウクさんやテファンさんと同じく、監督もとても優しい方です。声を荒げることもありません。とても丁寧にそして穏やかに話をされる方です。いつも優しい雰囲気で撮影が行われました。セリフに対しても、自然な形で言うことを望まれました。とても愛情深い方だと思います。
――特に演技に関して注文されたことは?
キム・ボラ:私の演技がうまかったのかな(笑)。特に何も言われませんでした。
――記憶に残ってるシーンやセリフを教えてください。
キム・ボラ:ミラクルガールズ脱退の理由を知った時のシーンです。以前の所属事務所の代表に面と向かって、言いたいことをハッキリと言います。短いけど強烈な言葉を吐き捨てるあのシーンが一番記憶に残っています。スヨンは10年も苦労しましたし、脱退後の1年間も苦しみました。もちろん、脱退したおかげでメイクで成功するんですが。代表は一瞬で彼女の未来をぶち壊した人です。その人の前で、スヨンが激しくて強烈な姿を見せるシーンが一番印象に残っていますね。
――現場での楽しかったエピソード、大変だったエピソードをお願いします。
キム・ボラ:ビューティーショップでのシーンが多くて、店のスタッフ役の方たちとずっと一緒でした。特にホン・ソクチョンさんは、いつアドリブをするか分からないんです。ご本人がこっそり考えて突然やるんです。そのおかげで大笑いしてしまい、NGを何度も出しました。助手の先輩役の方たちも同世代なので、笑いのツボが同じでした。とにかく笑ってしまいNGを出したことが一番記憶に残っていますね。大変だったのは、極寒の中で撮影をしたことです。ダウンコートばかりを着られませんし、ステキな服を着なくてはなりません。でもあの究極の寒さにステキな服は勝てないですね。あの寒空の下で撮影を行ったことが一番大変だったことです。
休日の過ごし方「短編映画を撮るのが好きで…」
キム・ボラ:姉と仲がいいので、姉と遊びに行きたいですね。それから撮影の間は会えなかった友人たちとも、カフェに行ったり食事に行ったりしたいです。正直に話すと一番やりたいことは、撮影前の自分に戻って普通に生活することですね。
――お姉さんとは旅行に? それとも近くに買い物とか?
キム・ボラ:幸せはささやかな日常にあります。その幸せを忘れてはいけませんよね。だから姉と一緒に家の近くのカフェへ行ったり銭湯へ行ったり、映画を観に行ったり、そうやって遊びます。
――仕事がない時も同じように?
キム・ボラ:そうですね、いつもこんな感じです。あと私は短編映画を撮るのが好きなので、仲間と時期を合わせて撮影を行うために、ドラマ撮影の終盤で映画撮影の日程を決めます。忘れていました。一番やりたいのは短編映画の製作でした(笑)。来月も映画を撮る予定なんです。短編映画は21歳の時から撮り始めましたが、とても魅力的ですね。自分の成長を促してくれるので頑張って取り組んでいます。
――監督をされているんですか?
キム・ボラ:いいえ、出演者です。演じる側です。
キム・ボラ:これからの活動目標は、今と同じ姿勢で臨むことですね。未経験のジャンルや役柄に挑戦しつつ、限界から逃げずにそれを乗り越えていく、そんな俳優になるのが目標です。
――日本の視聴者にメッセージをお願いします。
キム・ボラ:「タッチ」は現実的なメッセージを伝えていますが、話の中に希望があり、ロマンスも楽しめます。華やかなドラマです。登場人物は個性の強い人たちばかり。それぞれにエピソードがあるので注目してください。登場人物それぞれに危機が迫ってくるのですが、それをどう克服していくのか、その過程も見どころだと思います。本作をお楽しみいただき、健康で楽しい日々をお過ごしください。ありがとうございます。
■リリース情報
「タッチ~恋のメイクアップレッスン!~」
○DVD-SET1
好評発売中
GNBF-5477/第1話~第8話 DVD4枚/本編約480分+特典映像約50分/¥15,200+税
<特典映像>メイキングPart1/キャストインタビューPart1
<封入特典>リーフレット(4P)
○DVD-SET2
2021年2月3日(水)リリース
GNBF-5478/第9話~第16話 DVD4枚/本編約480分+特典映像約50分/¥15,200+税
<特典映像>メイキングPart2/キャストインタビューPart2
<封入特典>リーフレット(4P)
●レンタルDVDリリース
・好評レンタル中 Vol.1~6
・2021年2月3日(水) Vol.7~11
・2021年3月3日(水) Vol.12~16
<共通仕様>
DVD:カラー/16:9 HD サイズ/音声:韓国語 2ch ステレオ ドルビーデジタル/字幕:日本語
※発売日、仕様は都合により予告なく変更する場合がございます。
2020年製作/韓国/全16話/原題:タッチ
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
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■関連サイト
「タッチ~恋のメイクアップレッスン!~」公式サイト:https://kandera.jp/sp/touch/
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
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