映画「ミナリ」第74回英国アカデミー賞にノミネート…監督賞&外国語映画賞など6部門で候補作に
写真=PANCINEMA
映画「ミナリ」(監督:チョン・イサク)が、“イギリスのアカデミー賞”と呼ばれる英国アカデミー賞(BAFTA)で6部門にノミネートされた。英国アカデミー賞は、4月11日に開催される「第74回英国アカデミー賞」に先駆けて9日(現地時間)、50本の候補作のリストを公開した。「ミナリ」は監督賞、外国語映画賞、助演女優賞、助演男優賞、オリジナル脚本賞、キャスティング賞に名をあげた。
「ミナリ」はデンマークの「アナザー・ラウンド(Another Round)」、ロシアの「親愛なる同志たちへ(Dear Comrades!)」、フランスの「レ・ミゼラブル(Les Misérables)」、ボスニア・ヘルツェゴビナの「Quo Vadis, Aida?(原題)」と外国語映画賞を巡って競争する。
スンジャ役のユン・ヨジョンは「馬と落ち着く(Calm with Horses)」のニアフ・アルガー(Niamh Algar)、「Rocks」のKosar Ali、「続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(Borat Subsequent Moviefilm)」のマリア・バカローヴァ(MARIA BAKALOVA)、「Judas and the Black Messiah(原題)」のドミニク・フィッシュバック(DOMINIQUE FISHBACK)、「County Lines(原題)」のアシュリー・マデクウィ(ASHLEY MADEKWE)と助演女優賞を巡って競争を繰り広げる。助演男優賞の候補にはデヴィッド役を務め、クリティクス・チョイス・アワードで子役俳優賞を受賞した子役俳優のアラン・キムが名をあげた。
「第74回英国アカデミー賞」は、4月11日に英・ロンドンにあるロイヤル・アルバート・ホールで無観客で開催される。
韓国系アメリカ人チョン・イサク監督がメガホンを取った映画「ミナリ」は、1980年代にアーカンソー州に移住した韓国家族のストーリーを描いている。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ヤン・ユジン
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