演劇「True West」出演キャストと予告ポスターを公開…6年ぶりの上演に期待
写真=red&blue
演劇「True West」が、9月6日の開幕を控えて、出演キャストと予告ポスターを公開した。
同作は、ピューリッツァ賞を受賞したアメリカの天才劇作家サム・シェパードが1980年に発表した秀作である。物質万能主義によって荒廃化した現代社会で起きる家族の崩壊、解体、葛藤などをリアルに描いて批判する。
「True West」は、正反対の性格を持つ2人の兄弟が、お互いに嫉妬して、憎悪して憧れる過程を通じて表れる人間本来の寂しさや2面性に関する不都合な真実をコミカルに描いた作品だ。
作家の繊細で卓越した心理描写はもちろん、俳優たちのリアルなアクションシーンが特徴である「True West」は、1980年の初演以降、世界的に大きな話題を呼んだ。韓国では2010年に初めて正式ライセンスで初演され、オ・マンソク、チョ・ジョンソク、チョン・ムンソン、チョン・ソクホ、イ・ヒョヌク、キム・ソンホなど、多くのスターが出演し、シーズンを重ねるに連れてファンを増やしていった。
今年上演される「True West」は、2015年と2016年のシーズンに続き、オ・マンソクがもう一度監督を務める。初演当時、兄のリー役で熱演を繰り広げ、脚色にも参加した彼は、誰よりも作品を深く理解しており、それをもとに完成度の高い演出を披露してきた。6年ぶりに帰ってくる「True West」は、原作に忠実ながらも新しいステージを通じて一段とアップグレードする予定だ。
砂漠を彷徨う自由な魂の放浪者の兄リー役には、ユン・ギョンホ、Click-Bのオ・ジョンヒョク、イ・ジョンフン、チェ・ミョンソクらが抜擢された。
シナリオ作家として成功して模範的な人生を生きてきた真面目な弟オースティン役には、ムン・テユ、イム・ジュンヒョク、チェ・ソクジン、ユ・ヒョンソクが抜擢された。
ストーリーを盛り上げるハリウッドの売れっ子プロデューサーのソール・キマー役には、前シーズンに続き、イ・スンウォン、キム・テボムが抜擢された。
「True West」は9月6日から11月13日まで、大学路(テハンノ)TOM2館で上演される。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・スルギ
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