「ブラインド」パク・チビン“監督から今年最高の賞賛を受けて本当に嬉しかった”【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
tvN金土ドラマ「ブラインド」は、連続殺人事件と共に、20年前の過去の真実を暴いていく過程を描いた作品だ。過去の罪により絡み合う3人の人物が真実を追っていく過程は、視聴者たちに強烈なメッセージを伝えた。
ドラマの中盤までITセキュリティ会社のエンジニア、チョン・インソン役を務め、思いやりのある穏やかな人物を演技したパク・チビン。彼は第12話で殺人鬼チョン・ユンジェという本当の正体を現した。視聴者は、チョン・ユンジェが共犯者の兄リュ・ソンフン(ハ・ソクジン)と共に、希望福祉院殺人事件を起こした真犯人であったというどんでん返しに驚愕した。
ドラマの放送終了を記念して、ソウル中(チュン)区キム・チョンギ記念館でNewsenのインタビューに応じたパク・チビンは、「撮影は8月に終わったのですが、放送が終わってやっと終わった気分になりました。週末にはあまり思い出さないのではないかと思っていたのですが、金曜、土曜日になると、『ブラインド』を思い出すんです。本当に楽しく撮影した作品でした」と話した。
彼は自身の演じた役について「正体が12、13回の時に遅れて明らかになったので、すごくやりたかったPRができなかったんです。現場で撮った写真はほとんど雨具を着て撮った写真だったので、アップできなかったんですよ(笑)。前半にストーリーが展開されて、12話になってやっと正体を明かすことができました。監督は元々もっと早く僕の正体を明らかにしたがっていたんです」とビハインドストーリーを明かした。
チョン・ユンジェの正体は、俳優やスタッフたち、知人にも秘密だった。パク・チビンは「台本読み合わせの時も、制作陣の方々がばれないように徹底していました。読み合わせの場所に子役と成人俳優たちの名前が、席に全部ついていたのですが、僕と何人かだけ名前がなかったんです。『チョン・インソン役とチョン・ユンジェ役』と書かれていなければならなかったけれど、幼いユンジェのところにも成人ユンジェが誰なのかは書いていませんでした。だから僕は読み合わせの時も堂々と挨拶もできなかったんです。(監督曰く)誰も正体が分からないから、絶対に言ってはいけないとのことでした。だから同僚俳優の方々も正体が分からないと思っていたんです」と話した。
続いて「読み合わせが終わって出ていこうとしたら、ハ・ソクジン兄さんが来て『君が弟だって?』と言われました。監督は秘密だと言っていたのに、どのように挨拶すればいいのだろうかと思いました。『そうです。よろしくお願いします』と慎重に挨拶して別れたのですが、撮影が重なるにつれて俳優たち一人ひとりが知っていくようになりました」とつけ加えた。
これについて彼は「みんな僕のところに静かに来て声をかけてきました。Apinkのチョン・ウンジ姉さん、2PMのテギョン兄さんまで、陪審員を演じた俳優たちは元々知らなかったんです。後になって法廷のシーンでウンジ姉さんが僕を指して正体を教えて、その時に陪審員たちも知ることになりましたが、すごく驚いていました。その前まではお互いを疑っていました。真実ゲームのようにお互いに『あなたでしょう?』と聞きました。正体が明らかになるまで、チョン・ウンジ姉さん、ハ・ソクジン兄さんも疑われました。お互いのことを信頼できない、疑いでいっぱいの現場でした」と話して笑った。
殺人鬼役であるだけに、演技において悩みは少なくなかった。パク・チビンは「最初にこのようなキャラクターだと言われた時、監督にもう一度聞きました。殺人を犯す強い役だけど、自分に似合うだろうか、納得していただけるだろうかと疑問に思ったんです。監督は眼差しで僕をキャスティングしたらしいです。子役をキャスティングする時も、最大限、僕の眼差しと似ている俳優をキャスティングしたと話していました」と振り返った。
続いて「現場でも監督、撮影監督、照明監督まで全員、すごく気を配ってくれました。優しそうに見えて実は狂っている人のような演技をしてほしいと言われて、頑張ってみると答えました。監督にたくさん褒めてもらいました。12、13話の編集が終わって連絡が来て、とても上手だったと、ありがたいと挨拶してくれました。今年聞いた賞賛の中で最高の称賛でした。作品をやってそのような連絡をもらったということが、本当に嬉しかったんです。放送で見る前だったのですが嬉しかったです。おかげで大きな力をもらいました」とつけ加えた。
殺人の演技をするため参考にした作品や役、役者はいなかったという。ただ、キャラクターに入り込み、インターネットで「手首の縛り方」など過激な内容を検索したことはあると打ち明けた。パク・チビンは「撮影が終わってインターネットで検索しようとしたら、以前の検索記録が表示されました。撮影する時にそのような演技をしなければならないので検索をしたようです。殺人の演技に魅力を感じたわけではありませんでした。ただ、役作りのためにそういうものを探してみたようです。その検索記録に鳥肌が立ちました。人に見られたら、『この人、何?』と思われたでしょう。たくさん想像をしながら、できるだけ現実に近い形で表現するために監督とたくさん相談しました。視聴者が見た時、“突飛すぎる”と感じなければいいなと思いました」と話した。
さらに「SBS『尾に尾をつけるその日の物語』でもこの事件を取り扱っていました。“サイコパスな殺人者というキャラクターに正当性があっていいのだろうか”という部分を最も悩みました。彼も彼なりの事情があると思いますが、視聴者が納得できるものだったらいけないと思いました。誕生した時から突然変異で生まれた、道徳的な部分がない、ただの悪い人として描こうと思ったんです。いかなる正当性もあってはならないという考えが1番大きかったです。前作では、トランスジェンダー役を務めましたし、今回は殺人者役だったけれど、デリケートな部分だったので慎重にアプローチしていきました。ただ、作品のためだけに表現するキャラクターというよりは、受け入れる人の立場が重要でした。どうすれば、歪曲されずにもっとドラマ的な要素として受け取っていただけるだろうかとたくさん考えました」とキャラクターに関する秘話を伝えた。
韓国で5月に放送が終了したtvN「殺人者の買い物リスト」に続いて「ブラインド」まで、パク・チビンは2作連続でユニークなキャラクターを見事に演じこなし、意味のある足跡を残した。彼は「撮影する前は、得に何も考えていませんでした。やってみたら面白そうだと思いました。そう思えるということは、僕が演じることができるという意味だから。挑戦、変身として見ていただいた視聴者の方々がいらっしゃいました。意図したわけではないのですが、他人の目にはすごく違うように見えるかもしれないと思いました。始めた時は、深く考えずにただ面白いからやったんです」と明かした。
結末に満足しているかという質問には「分かりません」と答えて笑った。パク・チビンは「12、13部の時にそういう話はしました。爆弾が爆発しなくて銃を持って行ったけれど、ハ・ソクジン兄さんがいて、僕のそばにいたテギョン兄さんが銃を向けるシーンがあります。その時、銃声が響いて終わったら、むしろもっと死の意味があったんじゃないかと思いました。僕がリュ・ソンジュン(テギョン)を撃ったのか、リュ・ソンジュンが僕を撃ったのか、分からない状態で終わるので。チョン・ユンジェを殺すかどうか、死ぬとすればらどんな死に方をするかについてもたくさん話しました。リュ・ソンフンと作戦を組む姿からも、哀れみの感情が入らないように努力しました。死ぬことに対して、人々が何の共感もしなくていいと思ったんです。だからそのような死に方を描いたんじゃないかと思います」と答えた。
続いて「このようなジャンル物の場合、熱心に見てくれる視聴者が多いので、その方々の評価が良ければ良いものだと思っています。僕はむしろ視聴率にあまり変化がなくて嬉しかったです。3%台をキープしたのも本当にありがたいことだと思いました。ジャンルそのものが、すべての方々が見て共感できるジャンル、ブームを巻き起こすことができるジャンルではないですので。暗くて重い作品だったけれど、とにかく見始めた方は最後まで見ていただいたという意味ですから、そっちの方がかえって嬉しかったです」と心境を明かした。
共に苦労した同僚俳優たちにも感謝の気持ちを表した。パク・チビンは、チョン・ウンジとテギョン、ハ・ソクジン、オ・スンユン、キム・ボプレなど、相手役との愛称がとても良かったとし、「まずテギョン兄さんはいつもエナジードリンクを飲んでいるようなテンションでした。兄さんのおかげで、現場のテンションが高かったんです。ハ・ソクジン兄さんは、いつも静かにぽつりと言う言葉が本当に面白かったです。チョン・ウンジ姉さんとは、たくさんふざけました。本当に親しいお姉さんや弟のように楽しく撮影しました」とし、愛情を示した。
キム・ボプレとは特別な縁がある。デビュー作ミュージカル「トミー」(2001)で父親と息子役で共演したのだ。パク・チビンは「キム・ボプレ先輩は2001年のデビュー作で、僕の父親役だったんです。先輩の作品を観に行ったことはあるけれど、作品でお会いしたのは21年にして初めてでした。共演できて不思議な気持ちでした。先輩が笑顔で僕の母親についても聞いてくれました。最後にお風呂の中で殺すシーンを撮る時、『お父さん、行きましょう』と言いました。本当に楽しかったです」と話した。
オ・スンユンとはKBS 2TV「マジックキッド・マスリ」で共演した記憶があると言い、「あの時、僕は端役で出演したんです。スンユン兄さんと作品で会ったのは、あれから初めてでした。監督はお互い子役出身であることを知っているので、とても喜んでくれました。僕たち2人を見るのが本当に楽しかったようです」と明かした。
パク・チビンは、今年KBS 2TV「最愛の敵~王たる宿命~」への特別出演を皮切りに、「殺人者の買い物リスト」「ブラインド」まで、3つのドラマに連続で出演した。彼は「ただただ嬉しかったです。『神様も理由が分からなかった』という言葉のように、ただただ嬉しい時間が多い1年でした。逆に、個人的に苦しかった時間もありました。だから感情の起伏がものすごく大きかった1年でした」と振り返った。
最後に彼は「『自分にこのような感情のスペクトルがあったんだ』と知った1年でした。昨年は、今年がこのような年になるとは全く思っていなかったんです。本当に思い通りになったことは一つもありませんでした。自分の感情から大きくはみ出した事が多かったので、すごく複雑でした。目を開けて気がついたら、今年がほぼ終わっていました。なんだか寂しくもあり、早く再び現場に行きたい気持ちもあります。再び家より現場が好きになりました」と語った。
写真=CUZ-9エンターテインメント
パク・チビンが、ドラマ「ブラインド」でチョン・インソン役を演じた感想を語った。tvN金土ドラマ「ブラインド」は、連続殺人事件と共に、20年前の過去の真実を暴いていく過程を描いた作品だ。過去の罪により絡み合う3人の人物が真実を追っていく過程は、視聴者たちに強烈なメッセージを伝えた。
ドラマの中盤までITセキュリティ会社のエンジニア、チョン・インソン役を務め、思いやりのある穏やかな人物を演技したパク・チビン。彼は第12話で殺人鬼チョン・ユンジェという本当の正体を現した。視聴者は、チョン・ユンジェが共犯者の兄リュ・ソンフン(ハ・ソクジン)と共に、希望福祉院殺人事件を起こした真犯人であったというどんでん返しに驚愕した。
ドラマの放送終了を記念して、ソウル中(チュン)区キム・チョンギ記念館でNewsenのインタビューに応じたパク・チビンは、「撮影は8月に終わったのですが、放送が終わってやっと終わった気分になりました。週末にはあまり思い出さないのではないかと思っていたのですが、金曜、土曜日になると、『ブラインド』を思い出すんです。本当に楽しく撮影した作品でした」と話した。
彼は自身の演じた役について「正体が12、13回の時に遅れて明らかになったので、すごくやりたかったPRができなかったんです。現場で撮った写真はほとんど雨具を着て撮った写真だったので、アップできなかったんですよ(笑)。前半にストーリーが展開されて、12話になってやっと正体を明かすことができました。監督は元々もっと早く僕の正体を明らかにしたがっていたんです」とビハインドストーリーを明かした。
チョン・ユンジェの正体は、俳優やスタッフたち、知人にも秘密だった。パク・チビンは「台本読み合わせの時も、制作陣の方々がばれないように徹底していました。読み合わせの場所に子役と成人俳優たちの名前が、席に全部ついていたのですが、僕と何人かだけ名前がなかったんです。『チョン・インソン役とチョン・ユンジェ役』と書かれていなければならなかったけれど、幼いユンジェのところにも成人ユンジェが誰なのかは書いていませんでした。だから僕は読み合わせの時も堂々と挨拶もできなかったんです。(監督曰く)誰も正体が分からないから、絶対に言ってはいけないとのことでした。だから同僚俳優の方々も正体が分からないと思っていたんです」と話した。
続いて「読み合わせが終わって出ていこうとしたら、ハ・ソクジン兄さんが来て『君が弟だって?』と言われました。監督は秘密だと言っていたのに、どのように挨拶すればいいのだろうかと思いました。『そうです。よろしくお願いします』と慎重に挨拶して別れたのですが、撮影が重なるにつれて俳優たち一人ひとりが知っていくようになりました」とつけ加えた。
これについて彼は「みんな僕のところに静かに来て声をかけてきました。Apinkのチョン・ウンジ姉さん、2PMのテギョン兄さんまで、陪審員を演じた俳優たちは元々知らなかったんです。後になって法廷のシーンでウンジ姉さんが僕を指して正体を教えて、その時に陪審員たちも知ることになりましたが、すごく驚いていました。その前まではお互いを疑っていました。真実ゲームのようにお互いに『あなたでしょう?』と聞きました。正体が明らかになるまで、チョン・ウンジ姉さん、ハ・ソクジン兄さんも疑われました。お互いのことを信頼できない、疑いでいっぱいの現場でした」と話して笑った。
殺人鬼役であるだけに、演技において悩みは少なくなかった。パク・チビンは「最初にこのようなキャラクターだと言われた時、監督にもう一度聞きました。殺人を犯す強い役だけど、自分に似合うだろうか、納得していただけるだろうかと疑問に思ったんです。監督は眼差しで僕をキャスティングしたらしいです。子役をキャスティングする時も、最大限、僕の眼差しと似ている俳優をキャスティングしたと話していました」と振り返った。
続いて「現場でも監督、撮影監督、照明監督まで全員、すごく気を配ってくれました。優しそうに見えて実は狂っている人のような演技をしてほしいと言われて、頑張ってみると答えました。監督にたくさん褒めてもらいました。12、13話の編集が終わって連絡が来て、とても上手だったと、ありがたいと挨拶してくれました。今年聞いた賞賛の中で最高の称賛でした。作品をやってそのような連絡をもらったということが、本当に嬉しかったんです。放送で見る前だったのですが嬉しかったです。おかげで大きな力をもらいました」とつけ加えた。
殺人の演技をするため参考にした作品や役、役者はいなかったという。ただ、キャラクターに入り込み、インターネットで「手首の縛り方」など過激な内容を検索したことはあると打ち明けた。パク・チビンは「撮影が終わってインターネットで検索しようとしたら、以前の検索記録が表示されました。撮影する時にそのような演技をしなければならないので検索をしたようです。殺人の演技に魅力を感じたわけではありませんでした。ただ、役作りのためにそういうものを探してみたようです。その検索記録に鳥肌が立ちました。人に見られたら、『この人、何?』と思われたでしょう。たくさん想像をしながら、できるだけ現実に近い形で表現するために監督とたくさん相談しました。視聴者が見た時、“突飛すぎる”と感じなければいいなと思いました」と話した。
さらに「SBS『尾に尾をつけるその日の物語』でもこの事件を取り扱っていました。“サイコパスな殺人者というキャラクターに正当性があっていいのだろうか”という部分を最も悩みました。彼も彼なりの事情があると思いますが、視聴者が納得できるものだったらいけないと思いました。誕生した時から突然変異で生まれた、道徳的な部分がない、ただの悪い人として描こうと思ったんです。いかなる正当性もあってはならないという考えが1番大きかったです。前作では、トランスジェンダー役を務めましたし、今回は殺人者役だったけれど、デリケートな部分だったので慎重にアプローチしていきました。ただ、作品のためだけに表現するキャラクターというよりは、受け入れる人の立場が重要でした。どうすれば、歪曲されずにもっとドラマ的な要素として受け取っていただけるだろうかとたくさん考えました」とキャラクターに関する秘話を伝えた。
韓国で5月に放送が終了したtvN「殺人者の買い物リスト」に続いて「ブラインド」まで、パク・チビンは2作連続でユニークなキャラクターを見事に演じこなし、意味のある足跡を残した。彼は「撮影する前は、得に何も考えていませんでした。やってみたら面白そうだと思いました。そう思えるということは、僕が演じることができるという意味だから。挑戦、変身として見ていただいた視聴者の方々がいらっしゃいました。意図したわけではないのですが、他人の目にはすごく違うように見えるかもしれないと思いました。始めた時は、深く考えずにただ面白いからやったんです」と明かした。
結末に満足しているかという質問には「分かりません」と答えて笑った。パク・チビンは「12、13部の時にそういう話はしました。爆弾が爆発しなくて銃を持って行ったけれど、ハ・ソクジン兄さんがいて、僕のそばにいたテギョン兄さんが銃を向けるシーンがあります。その時、銃声が響いて終わったら、むしろもっと死の意味があったんじゃないかと思いました。僕がリュ・ソンジュン(テギョン)を撃ったのか、リュ・ソンジュンが僕を撃ったのか、分からない状態で終わるので。チョン・ユンジェを殺すかどうか、死ぬとすればらどんな死に方をするかについてもたくさん話しました。リュ・ソンフンと作戦を組む姿からも、哀れみの感情が入らないように努力しました。死ぬことに対して、人々が何の共感もしなくていいと思ったんです。だからそのような死に方を描いたんじゃないかと思います」と答えた。
続いて「このようなジャンル物の場合、熱心に見てくれる視聴者が多いので、その方々の評価が良ければ良いものだと思っています。僕はむしろ視聴率にあまり変化がなくて嬉しかったです。3%台をキープしたのも本当にありがたいことだと思いました。ジャンルそのものが、すべての方々が見て共感できるジャンル、ブームを巻き起こすことができるジャンルではないですので。暗くて重い作品だったけれど、とにかく見始めた方は最後まで見ていただいたという意味ですから、そっちの方がかえって嬉しかったです」と心境を明かした。
共に苦労した同僚俳優たちにも感謝の気持ちを表した。パク・チビンは、チョン・ウンジとテギョン、ハ・ソクジン、オ・スンユン、キム・ボプレなど、相手役との愛称がとても良かったとし、「まずテギョン兄さんはいつもエナジードリンクを飲んでいるようなテンションでした。兄さんのおかげで、現場のテンションが高かったんです。ハ・ソクジン兄さんは、いつも静かにぽつりと言う言葉が本当に面白かったです。チョン・ウンジ姉さんとは、たくさんふざけました。本当に親しいお姉さんや弟のように楽しく撮影しました」とし、愛情を示した。
キム・ボプレとは特別な縁がある。デビュー作ミュージカル「トミー」(2001)で父親と息子役で共演したのだ。パク・チビンは「キム・ボプレ先輩は2001年のデビュー作で、僕の父親役だったんです。先輩の作品を観に行ったことはあるけれど、作品でお会いしたのは21年にして初めてでした。共演できて不思議な気持ちでした。先輩が笑顔で僕の母親についても聞いてくれました。最後にお風呂の中で殺すシーンを撮る時、『お父さん、行きましょう』と言いました。本当に楽しかったです」と話した。
オ・スンユンとはKBS 2TV「マジックキッド・マスリ」で共演した記憶があると言い、「あの時、僕は端役で出演したんです。スンユン兄さんと作品で会ったのは、あれから初めてでした。監督はお互い子役出身であることを知っているので、とても喜んでくれました。僕たち2人を見るのが本当に楽しかったようです」と明かした。
パク・チビンは、今年KBS 2TV「最愛の敵~王たる宿命~」への特別出演を皮切りに、「殺人者の買い物リスト」「ブラインド」まで、3つのドラマに連続で出演した。彼は「ただただ嬉しかったです。『神様も理由が分からなかった』という言葉のように、ただただ嬉しい時間が多い1年でした。逆に、個人的に苦しかった時間もありました。だから感情の起伏がものすごく大きかった1年でした」と振り返った。
最後に彼は「『自分にこのような感情のスペクトルがあったんだ』と知った1年でした。昨年は、今年がこのような年になるとは全く思っていなかったんです。本当に思い通りになったことは一つもありませんでした。自分の感情から大きくはみ出した事が多かったので、すごく複雑でした。目を開けて気がついたら、今年がほぼ終わっていました。なんだか寂しくもあり、早く再び現場に行きたい気持ちもあります。再び家より現場が好きになりました」と語った。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ファン・ヘジン
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