「青春ブロッサム」ソ・ジュヨン、30代で高校生役を演じる“制服が似合うと言われてよかった”
写真=wavve
女優のソ・ジュヨンが、ドラマ「青春ブロッサム」に出演した感想を語った。ソ・ジュヨンはwavveオリジナルドラマ「青春ブロッサム」でハン・ソマン役を熱演した。「青春ブロッサム」はそれぞれの秘密を秘めた18歳の若者たちが咲かせる甘くほろ苦いロマンスを描いたドラマで、同名のウェブ漫画が原作となっている。ソ・ジュヨンが引き受けたハン・ソマンは、依然として学生の雰囲気が漂う愛らしい教育実習生だった。最近、ソ・ジュヨンはソウル麻浦(マポ)区(ハプチョンドン)で作品についての話を交わした。
1993年生まれで、年齢が信じられないほど童顔のソ・ジュヨンは、「青春ブロッサム」でも、過去の高校時代のハン・ソマンと教育実習生になったハン・ソマンまで、年齢を超越して見事にやり遂げた。彼女は「出演が決まってから原作のウェブ漫画を見てみたのですが、あまりにも魅力的ですぐにやりたいと思いました。そんな作品を自分なりに上手くやりきったと思い、幸いだと思っています」と話して笑った。
特にソ・ジュヨンは、ハン・ソマンについて「私が引き受けたキャラクターの中で一番悲しみの濃度が濃いキャラクターだったんです。そんな演技を一度やってみたいと思っていました。物寂しいけれど意志を持っていて、何かに打ち勝っていくようなキャラクターをやってみたかったのですが、素敵なドラマで会うことができてとても嬉しかったです」と明かした。
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彼女は「監督に原作を見なければならないでしょうかと尋ねた時、悩みも生まれました。原作に従ってしまうのではないかと。でも監督は見てほしいと言ったので見ましたが、一日で一気に見ました。嗚咽しながら見たんです。『うまくできるかな?』というよりは、うまくやりたいという気持ちの負担が大きかったです。原作のファンになりました」と明かした。さらに「原作を見た時、ソマンに一番惹かれたんです。ドラマでも脚色が上手くされました。私とハミン(ソ・ジフン)の関係もそうですし、平行世界につながる話もそうです。それらを監督が一つの作品としてうまく表現してくださいました。原作ではソマンがもう少し明るい感じだったのですが、ドラマではもう少しトーンダウンしたのもポイントでした」と説明した。ソ・ジュヨンはこれまで、注目されたドラマ「浪漫ドクター キム・サブ」シーズン2をはじめ、様々な作品で明るいイメージの少女役として活躍した。そんな前作と異なる雰囲気の「青春ブロッサム」は、彼女にとっては挑戦だった。ソ・ジュヨンは「演技は本当に難しいです。シーンごとに限界にぶつかり、難しいと思います」と笑った。
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制服を着た生徒から教育実習生まで、すべてをこなさなければならなかった。歳月に対するプレッシャーはなかったのだろうか。ソ・ジュヨンは「ソマンが制服を着て登校していた学校に教育実習生として戻ってきたのには、少し心配もありました。もっと大人になっていなければならず、他人のように悲しみを隠して表現したいと思いました」と明かした。続いて彼女は「よくできたのかは分かりませんが、異なる雰囲気を感じてもらおうと努力しました。だから服も暗いトーンのものが多かったです。声も少し落ち着いた感じにしました」とビハインドを語った。
実際のソ・ジュヨンとハン・ソマンは、異なる部分が多かった。彼女は美術が好きなソマンとは異なり、実際の自分について「見るのだけ好きです。描くのも好きなのですが、趣味と言えるほどではありません」と笑った。また「仲間に溶け込めない人ではありませんでした。学生の時はお金がないので、友達の誕生日プレゼントを買うには多くのお金が必要だから、友達と月にいくらかずつ集めて誕生日プレゼントをあげていました。ソマンとは違いました」と話して笑顔を見せた。
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ソ・ジュヨンは30歳だが制服が似合っていたことについて「童顔は生まれつき半分、管理が半分です」と冗談を言った。彼女は「制服がよく似合うと言われたのは幸いでした」と謙遜した後、「そのおかげでさまざまな作品ができるようになったと思います。制服を着て登場した場所に教育実習生になって私服を着てまた現れるのは不自然に見えるのではないかと心配していました」とも打ち明けた。今回の作品のためにダイエットまで頑張り、運動で体力管理までしたというソ・ジュヨンは「『美しかった私たちへ』の時は、私が食べたいものを全部食べていて、そんなイメージとよく合っていたんです。明るくてハツラツとしている愛らしいキャラクターだったのでうまく合っていました。今回減量することになったのもキャラクターのためでもありますし、自己満足のためでもありますが、今回のキャラクターとよく合っているというのもあります。減量したらもっと年上に見えたりもするじゃないですか。ある程度は頬に肉がついてないといけないのですが、その部分は少し心配しました」と明かした。
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キャラクターの後遺症はなかったのだろうか。ソ・ジュヨンは「一度ありました。撮影期間は普通6ヶ月くらいですが、今回は3~4ヶ月だったんです。短いというのを分かっていたからなのか分かりませんが、キャラクターから離れるのがいつもより残念な感じはありました。抜け出せないということではないのですが、離れるのが残念だという感じでした」と語った。さらに彼女は、童顔というイメージからの脱皮に関する悩みについて「それはないと思います」と線を引いた。むしろソ・ジュヨンは「今できることをやらなければならないと思います。童顔で似合うのであれば幸いだと思います。『美しかった私たちへ』の制作発表会の時、最後の制服だと思っていたのですが、また着ることができてよかったと思いました。今後は制服を着たくても着られないかもしれないじゃないですか」とつけ加えた。
「青春ブロッサム」を終えた後も、ソ・ジュヨンは忙しく次の歩みを準備している。「浪漫ドクター キム・サブ」シーズン3の撮影が始まったためだ。シーズン2に続きシーズン3にも出演するだけに、プレッシャーもそれなりの責任感もある。着実にステップを登っていく彼女の今後の歩みに注目だ。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ヨン・フィソン
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