“麻薬投薬の疑い”Don Spike、検察が第1審の量刑不当を主張「同種の前科が3件…反省していない」
写真=マイデイリー DB
検察が、執行猶予を宣告された作曲家兼事業家Don Spikeの第1審の量刑が軽いと主張した。昨日(6日)午前、ソウル高等裁判所第刑事3部(部長判事:イ・チャンヒョン)は、特定犯罪加重処罰などに関する法律違反の疑いで裁判を受けているDon Spikeの第2審の公判期日を行った。
この日、検察は彼が同種の前科があるとして、量刑が不当だと主張した。それ以外にも、繰り返して犯行を犯した点、3,000回以上投薬できるヒロポンを購入した点、国民に与える影響が大きい芸能人である点を考慮し、執行猶予は軽いと主張した。
また、検察は彼が拘束後、民事訴訟が提起される場合を懸念して不動産を虚偽で仮登記し、著作権を譲り渡すなど財産を隠して事業を展開しようとしたとし、本気で反省していないと主張した。検察は彼が収監された当時、面会人との会話を録音したファイル、最近実刑を宣告された共犯の判決文などを証拠で提出した。
Don Spikeの弁護人は、今月5日に提出した意見書を通じて反論。感情的な対応により発生した誤解だと解明した。これとともにDon Spikeの直筆反省文を提出して善処を訴えた。
Don Spikeは2021年12月から2022年9月まで、4,500万ウォン(約466万円)相当のヒロポンを購入し、計14回にわたり投薬した疑いで裁判に持ち込まれた。他人に7回にわたってヒロポンやエクスタシーを渡して、20gほどのヒロポンを所持した疑いも持たれている。
特に第1審の裁判過程で、2010年に大麻吸引の疑いで控訴審で罰金500万ウォン(約49万8千円)を宣告され、同年10月に別件の麻薬疑惑で懲役1年、執行猶予2年を宣告されるなど、同種の前科が3件もあることが明らかになった。
これに第1審裁判部は彼に懲役3年、執行猶予5年を言い渡した。また、保護観察と社会奉仕活動120時間、薬物治療の講義受講80時間、3,985万ウォン(約397万1千円)の追徴金も命じた。検察は量刑不当を理由に控訴した。
Don Spikeの次の公判は、5月18日の10時30分に行われる。
・“麻薬投薬の疑い”Don Spike、第1審で懲役3年・執行猶予5年の判決
・Don Spike、麻薬投薬の疑いで検察が懲役5年を求刑
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- カン・ダユン
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