「三姉弟が勇敢に」イ・ユジン“30代になったら新しい人になりたいと思っていた”【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
ドラマ「三姉弟が勇敢に」に出演した俳優イ・ユジンは、三姉弟の心強い末っ子であり 年下の“直進(ストレートに行動する)年下男”として視聴者を魅了した。
イ・ユジンはソウル江南(カンナム)区に位置するNewsen社屋で進行したKBS 2TV週末ドラマ「三姉弟が勇敢に」(脚本:キム・インヨン、演出:パク・マンヨン)のインタビューで、作品に関する話を交わした。
同作は家族のために犠牲となり、成熟しなければならなかった長女と、芸能界のトップスターであり、家族を養わなければならない長男が出会い、幸せを求めることから繰り広げられる韓国型家族の“愛と戦争”を描いた。イ・ユジンは三姉弟の末っ子で整形外科医キム・ゴヌ役を演じた。
約8ヶ月間、キム・ゴヌとして生きてきたイ・ユジンは、「すっきりしながらも名残惜しいです。他の作品に比べて物理的な時間が長いため、休む暇があまりありませんでした。解放感もありますが、いざ終わったと思うと残念な気持ちも大きいです」と語った。
初の週末ドラマだった「三姉弟が勇敢に」で、イ・ユジンは多くの先輩たちと交流しながら学んだ。彼は「最初は先輩たちがたくさんいらっしゃって緊張したのですが、後輩たちが良いものを得られるようにしようとたくさん配慮してくださいました。先輩たちはシーンが終わる度に『これはこうだから良かったし、次はこうしてみて。これはどう?』とアドバイスをしてくださいました。先輩たちの気持ちや愛情がすべて感じられました。先輩たちに感動する瞬間が多かったです」と感謝を伝えた。
劇中キム・ゴヌは、家族愛が格別な人物だ。イ・ユジンは自身のキャラクターに対して「医師になったのも、彼女との結婚を考えたのも家族の幸せと平和のためでした」とし、「キャラクターのカラーが明らかになるよう、シンプルに描こうと努力しました。ポジティブで楽天的で憎めない人物に方向を定め、その中で何か事件が発生した時、どのように対処するか悩みました」と説明した。
童顔のイ・ユジンは、職業が医師であり、結婚に至るストーリーも描かなければならないため、前作とは異なるヘアスタイルなどでキャラクターと一体化しようと努力した。キャスティングされた理由は何だったと思うかという質問に彼は「年下の男を愛してもいいと相手に決心させるところが必要じゃないですか。単純に可愛らしい年下の男で終わるのわけではなかったので、監督も2つの面の共存を望んでいたようでした。僕もゴヌには2つの面が共存しなければならないと考え、その点を監督に提案し、それが通じたのだと思います」と答えた。
劇中のキム・ゴヌのように、イ・ユジンも3人姉弟だ。1歳上の姉、6歳下の妹とお互いを大切にしながら仲良く過ごしているという彼は、2人の姉を思うキム・ゴヌの行動に共感する部分も多かった。
イ・ユジンは「優しくしてあげている方だと思っていましたが、時間が経つにつれて、もっとよくしてあげられなかったことを後悔するようになりました。1歳上の姉は僕を愛してくれたのに、妹にはそのような幼い頃の思い出を与えられなかったようで残念です」として「兄妹の仲が良くて、劇中でも仲が良い姉弟たちの話にも共感しました。ソリム(キム・ソウン)姉さんも実際の弟と仲が良くて、僕と同じことを話していました」と説明した。
キム・ゴヌは自分の師匠であり、義兄のイ・サンジュン(イム・ジュファン)の叔母であるチャン・ヒョンジョン(ワン・ビンナ)とのロマンスを演じた。ややもすると反応が分かれるかもしれないストリーにプレッシャーはなかったのかという質問にイ・ユジンは「僕たちも慎重にアプローチをしました。年齢差のあるキャラクターなので、ワン・ビンナ先輩も僕もどのように見えるかについて悩みました」として「しかし、年齢などの差が感じられないようにすることが目的になれば、むしろ現実を否定することになるんです。師弟の間だったけれど、最終的には『男性としてなぜこの人が好きだったのか』『女性としてなぜこの人が好きだったのか』を重点におかなければならないと思いました」と答えた。
実際にイ・ユジンとワン・ビンナは11歳差がある。彼は「撮影前は俳優としての経歴でも差があるので緊張しましたが、気楽な同僚俳優だと思うほど、先にリラックスした雰囲気を作ってくれました」として「ワン・ビンナ先輩はとても純粋で、よく笑う方です。先輩の姿を見て、初日に完全に緊張が解けたんです。打ち上げの時に先輩と共演できて本当にありがたかったと話しましたが、『私もゴヌがユジンでよかったと思う』と言ってくれて感動しました」と話した。
イ・ユジンは自身の演じたロマンスについて「台本を読んで、これがMZ世代(ミレニアル世代+Z世代)の愛なのかと思いました(笑)。僕とは半分くらいは似ていると思います。僕も正直な性格なので、関心のある相手には好感を率直に表現します」と説明した。
イ・ユジンは「三姉弟が勇敢に」で「2022 KBS演技大賞」で新人賞を受賞した。当時彼は「俳優という職業は誰かに発見されなければならず、選んでもらわなければならない。それがとても興奮して幸せだが、たまには悲しくて怖い時もある」と話し、余韻を残した。
受賞の感想の意味についてイ・ユジンは、「授賞式で賞をもらったら話したいと思っていたことがいっぱいあったのですが、何も思い出せない状態でした。壇上に上がる直前まで、もらえないと思っていたんです」として「俳優という職業自体が、選ばれるよりも拒絶に慣れていました。俳優だけでなく、他の職業も拒絶を失敗と直結させないことが重要だと思います。その時、その話を伝えたいと思いました」と説明した。
続いて「20代の時は本当に熾烈に生きてきました。もちろん大変でしたし、多くのことを成し遂げられなかったのですが、僕は最善を尽くしたので後悔はありません」として「どこかボロボロで疲れている感じでした。30代になったら新しい人になりたいと思っていたのですが、新人賞をもらうことができました。新しい人になったという認証マークをもらったような感じでした」とつけ加えた。
写真=Newsen DB
ドラマ「三姉弟が勇敢に」に出演した俳優イ・ユジンは、三姉弟の心強い末っ子であり 年下の“直進(ストレートに行動する)年下男”として視聴者を魅了した。
イ・ユジンはソウル江南(カンナム)区に位置するNewsen社屋で進行したKBS 2TV週末ドラマ「三姉弟が勇敢に」(脚本:キム・インヨン、演出:パク・マンヨン)のインタビューで、作品に関する話を交わした。
同作は家族のために犠牲となり、成熟しなければならなかった長女と、芸能界のトップスターであり、家族を養わなければならない長男が出会い、幸せを求めることから繰り広げられる韓国型家族の“愛と戦争”を描いた。イ・ユジンは三姉弟の末っ子で整形外科医キム・ゴヌ役を演じた。
約8ヶ月間、キム・ゴヌとして生きてきたイ・ユジンは、「すっきりしながらも名残惜しいです。他の作品に比べて物理的な時間が長いため、休む暇があまりありませんでした。解放感もありますが、いざ終わったと思うと残念な気持ちも大きいです」と語った。
初の週末ドラマだった「三姉弟が勇敢に」で、イ・ユジンは多くの先輩たちと交流しながら学んだ。彼は「最初は先輩たちがたくさんいらっしゃって緊張したのですが、後輩たちが良いものを得られるようにしようとたくさん配慮してくださいました。先輩たちはシーンが終わる度に『これはこうだから良かったし、次はこうしてみて。これはどう?』とアドバイスをしてくださいました。先輩たちの気持ちや愛情がすべて感じられました。先輩たちに感動する瞬間が多かったです」と感謝を伝えた。
劇中キム・ゴヌは、家族愛が格別な人物だ。イ・ユジンは自身のキャラクターに対して「医師になったのも、彼女との結婚を考えたのも家族の幸せと平和のためでした」とし、「キャラクターのカラーが明らかになるよう、シンプルに描こうと努力しました。ポジティブで楽天的で憎めない人物に方向を定め、その中で何か事件が発生した時、どのように対処するか悩みました」と説明した。
童顔のイ・ユジンは、職業が医師であり、結婚に至るストーリーも描かなければならないため、前作とは異なるヘアスタイルなどでキャラクターと一体化しようと努力した。キャスティングされた理由は何だったと思うかという質問に彼は「年下の男を愛してもいいと相手に決心させるところが必要じゃないですか。単純に可愛らしい年下の男で終わるのわけではなかったので、監督も2つの面の共存を望んでいたようでした。僕もゴヌには2つの面が共存しなければならないと考え、その点を監督に提案し、それが通じたのだと思います」と答えた。
劇中のキム・ゴヌのように、イ・ユジンも3人姉弟だ。1歳上の姉、6歳下の妹とお互いを大切にしながら仲良く過ごしているという彼は、2人の姉を思うキム・ゴヌの行動に共感する部分も多かった。
イ・ユジンは「優しくしてあげている方だと思っていましたが、時間が経つにつれて、もっとよくしてあげられなかったことを後悔するようになりました。1歳上の姉は僕を愛してくれたのに、妹にはそのような幼い頃の思い出を与えられなかったようで残念です」として「兄妹の仲が良くて、劇中でも仲が良い姉弟たちの話にも共感しました。ソリム(キム・ソウン)姉さんも実際の弟と仲が良くて、僕と同じことを話していました」と説明した。
キム・ゴヌは自分の師匠であり、義兄のイ・サンジュン(イム・ジュファン)の叔母であるチャン・ヒョンジョン(ワン・ビンナ)とのロマンスを演じた。ややもすると反応が分かれるかもしれないストリーにプレッシャーはなかったのかという質問にイ・ユジンは「僕たちも慎重にアプローチをしました。年齢差のあるキャラクターなので、ワン・ビンナ先輩も僕もどのように見えるかについて悩みました」として「しかし、年齢などの差が感じられないようにすることが目的になれば、むしろ現実を否定することになるんです。師弟の間だったけれど、最終的には『男性としてなぜこの人が好きだったのか』『女性としてなぜこの人が好きだったのか』を重点におかなければならないと思いました」と答えた。
実際にイ・ユジンとワン・ビンナは11歳差がある。彼は「撮影前は俳優としての経歴でも差があるので緊張しましたが、気楽な同僚俳優だと思うほど、先にリラックスした雰囲気を作ってくれました」として「ワン・ビンナ先輩はとても純粋で、よく笑う方です。先輩の姿を見て、初日に完全に緊張が解けたんです。打ち上げの時に先輩と共演できて本当にありがたかったと話しましたが、『私もゴヌがユジンでよかったと思う』と言ってくれて感動しました」と話した。
イ・ユジンは自身の演じたロマンスについて「台本を読んで、これがMZ世代(ミレニアル世代+Z世代)の愛なのかと思いました(笑)。僕とは半分くらいは似ていると思います。僕も正直な性格なので、関心のある相手には好感を率直に表現します」と説明した。
イ・ユジンは「三姉弟が勇敢に」で「2022 KBS演技大賞」で新人賞を受賞した。当時彼は「俳優という職業は誰かに発見されなければならず、選んでもらわなければならない。それがとても興奮して幸せだが、たまには悲しくて怖い時もある」と話し、余韻を残した。
受賞の感想の意味についてイ・ユジンは、「授賞式で賞をもらったら話したいと思っていたことがいっぱいあったのですが、何も思い出せない状態でした。壇上に上がる直前まで、もらえないと思っていたんです」として「俳優という職業自体が、選ばれるよりも拒絶に慣れていました。俳優だけでなく、他の職業も拒絶を失敗と直結させないことが重要だと思います。その時、その話を伝えたいと思いました」と説明した。
続いて「20代の時は本当に熾烈に生きてきました。もちろん大変でしたし、多くのことを成し遂げられなかったのですが、僕は最善を尽くしたので後悔はありません」として「どこかボロボロで疲れている感じでした。30代になったら新しい人になりたいと思っていたのですが、新人賞をもらうことができました。新しい人になったという認証マークをもらったような感じでした」とつけ加えた。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・ハナ
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