“違法撮影”ラッパーBassagong、獄中で控訴…イ・ハヌルと被害者の対立で示談できず
写真=Bassagong SNS
ラッパーのBassagongが、被害者あるラッパーのDon Millsの妻A氏とイ・ハヌルの対立により、示談ができないでいると主張した。法曹界によると、Bassagongは最近、法律代理人を通じて裁判所に控訴理由書を提出した。彼は、性暴力犯罪の処罰等に関する特例法違反(カメラ等利用撮影)の容疑で法廷拘束されて収監中だ。
Bassagongは控訴理由書を通じて、「被告人(Bassagong)の所属事務所(superjamrecords)の代表だったイ・ハヌルと彼の恋人B氏などの第3者と、被害者(A氏)の対立により、示談できない事情がある」と明らかにした。
Bassagongは、被害者との示談するために、被害者と未だに対立関係であるイ・ハヌルを説得したいため、控訴審の判決日をできるだけ余裕を持って指定してほしいという要請も付け加えた。
イ・ハヌルと彼の恋人のB氏は、被害者のA氏と対立し続けている。イ・ハヌルは昨年11月6日、公式SNSを通じて「僕がそんなことを言った、という君の妄想。前から黙っていたら、クセになったようだな。毎回デマを広げてまでこんなことする理由って何だ? クァンジョン(人の興味を引くために変わった行動や発言をする人)のマネや嘘はほどほどにしろ」と主張した。
これに先立って、昨年5月のSNS生配信では「すでに1年前に謝罪したし、終わっていると思った。謝罪して終わったと思っていたのに、今こうして再び表に出すのか理解できない」と話した。
Bassagongは2018年7月、江原道(カンウォンド)襄陽(ヤンヤン)でA氏の身体を違法で撮影し、知人たちがいるグループチャットルームに流布した疑いが持たれている。A氏はこのような被害を昨年5月にSNSを通じて直接明かし、Bassagongは昨年9月に検察に送検された。
検察は3月の結審公判で、Bassagongに対して懲役1年6ヶ月を求刑した。裁判部(ソウル西部地裁刑事6単独)は、4月12日の第1審の判決公判で懲役1年を宣告した。30時間の性暴力治療プログラムの履修と児童・障害者関連機関への3年就職制限命令も下した。
Bassagongは最終弁論で、「二度と同じ過ちを犯さない。被害者に謝罪して、今回のことをきっかけにより良い人間になるようにしたい」と述べた。当時、Bassagongの法定代理人は、「被害者が示談を拒否した。自首によって捜査が始まり、罰は甘んじて受け入れる」としながらも、善処を訴えた。
裁判に証人として出席した被害者A氏は、「示談する気はない。Bassagongから謝罪すら受けていない。コメント文も被告人の確認を取らなければならなかったし、自分の望む説明をしなければ被害者が私であることを明らかにすると脅迫までされた。覚書の作成も強制された。見せかけの反省がより大きな加害だ。厳しく処罰してほしい」と訴えた。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ファン・ヘジン
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