「ラブリセット 30日後、離婚します」カン・ハヌル、チョン・ソミンとの再会から結婚の計画まで語る“芸能人との恋愛は気を使うと思っていた”
写真=th COMPANY
俳優のカン・ハヌルが演技に対する心構えを語った。最近、ソウル鍾路(チョンノ)区花洞(ファドン)で映画「ラブリセット 30日後、離婚します」で帰ってきたカン・ハヌルのインタビューが行われた。
映画「偉大な願い」(2016)、「色男ホ・セク」(2019)を手掛けたナム・テジュン監督が演出した映画「ラブリセット 30日後、離婚します」は、D-30(残り30日)、お互いのダサいところと一風変わったところに耐え切れず、いよいよ完璧に他人になる直前、同時に記憶喪失になってしまったジョンヨル(カン・ハヌル)とナラ(チョン・ソミン)のコメディを描いた作品だ。
カン・ハヌルは生まれつきの知性とビジュアルに、ダサさまで持っている弁護士のジョンヨル役を演じた。ジョンヨルは逆境を乗り越え、結婚に成功したナラと事あるごとにぶつかり、裁判所に離婚届を出して、30日の調整期間を持つ。しかし、裁判所から帰ってくる途中、一緒に交通事故に遭い、お互いに対するすべての記憶が消える。
彼は映画「二十歳」(2015)で共演したチョン・ソミンとレジェンドクラスのコミカルな演技を披露した。手に汗握る心理戦と狂気の一歩手前の状況をユーモア溢れる演技で描くと同時に、素敵なラブストーリーでときめきを加えた。
公開を控えて行われたインタビューで「プレッシャーを感じてはいません」と打ち明けたカン・ハヌルは「何より父と母に見せたいということしか考えていないです」とし「今作を見れば、なぜ僕がこれまで連絡もできなかったのかを分かってもらえると思います。免罪符というか」と笑った。
今作が結婚を題材にしているだけに、結婚計画はないかと尋ねられると「父と母から『早く結婚しなさい』とは言われません。仕事をもっとしたいというより、誰かから聞いた話ですが、生きていると『結婚しなきゃ』という状況になるといいます。僕はまだそのような状況になっていないようです」と率直に述べた。
彼は以前「断じて芸能人と恋愛するつもりはないです」と信念を伝えたことがあるが、「(自分が)すごく若い頃の記事です」と笑って「芸能人とは絶対に恋愛をしないという宣言になってしまいました。自分自身のことでも精一杯なのに、相手も同じ仕事をしていると気を使う部分が倍になるだろうと思っていました」と説明した。
チョン・ソミンとの再会はプレッシャーにならなかったというカン・ハヌルは「チョン・ソミンさんと映画『二十歳』で楽しく撮影した記憶しかありません。再び共演することになって、全然心配することがありませんでした。彼女がキャスティングされたと聞いて嬉しかったですし、まっ先に面白そうだと思いました。『二十歳』の時は笑いながら楽しく撮影しましたが、今は年齢を重ねて出演作が増えてきたので、チョン・ソミンさんから余裕と貫禄が感じられました」と振り返った。
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彼は昨年に開催されたアメリカで最高の権威を誇る「第74回エミー賞」で6冠に輝いたNetflixオリジナルシリーズ「イカゲーム」シーズン2で、世界中の視聴者に挨拶する。シーズン2に合流した感想として「僕に異変が起きたようです」と話し始めたカン・ハヌルは「撮影中の映画『野党』や『ラブリセット』、また『イカゲーム』シーズン2もあまり変わらないです。『イカゲーム』がとても素晴らしい作品であることは知っています。合流することができて感謝していますが、出演する作品の1つなだけです。やりこなさなければならない作品の延長線にすぎません。『イカゲーム』シースン2に出演するわけですから、同じはずがないと言われるでしょうが、僕にとっては同じです」と伝えた。
最後に彼は「ラブリセット 30日後、離婚します」について「気軽に楽しめる映画です」と話した。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ヤン・ユジン
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