「涙の女王」&「運の悪い日」アジア・テレビジョン・アワードの主要部門にノミネート
写真=スタジオドラゴン
スタジオドラゴンが制作した今年上半期のメガヒットシリーズ「涙の女王」とTVINGオリジナルシリーズ「運の悪い日」が、「アジア・テレビジョン・アワード(Asian Television Awards」(以下「ATA」)の主要部門にノミネートされた。1996年から始まり、今年で29回目を迎えるATAは、アジアで最高権威を誇るメディア授賞式であり、約60人で構成された委員会の厳しい審査を経て受賞作を選定する。
「涙の女王」は、脚本賞(Best scriptwriting)にノミネートされた。同作は最終話の視聴率が平均24.9%を記録し、放送チャンネルのtvNで視聴率1位を記録した。海外ではNetflixを通じて配信され、今年上半期に累積2,900万回再生(視聴時間を作品の総放送時間で割った数字)と視聴時間6億8,260万時間を記録し、上半期に最も人気のある韓国ドラマになった。
写真=スタジオドラゴン、tvN
「運の悪い日」は、撮影技術賞(Best Cinematography)にノミネートされた。韓国でTVING、海外でParamount+を通じて公開された同作は、作品の中に登場する道路走行シーンを京畿(キョンギ)道坡州(パジュ)市にあるCJ ENMスタジオセンター内のバーチャルプロダクション(コンピューターグラフィックで作ったバーチャル環境で撮影できる最先端技術)ステージで撮影された。超高解像度LEDの背景画面で、車が道路の上を走るようなシーンをリアルに具現化し、完成度の高いジャンルドラマと評価された。
特に「涙の女王」と「運の悪い日」の2作とも「2024 AACA(Asian Academy Creative Awards)」の主要部門にもノミネートされ、注目が集まっている。毎年12月にシンガポールで開催される「AAACA」は、一年間のアジアコンテンツ市場をレビューし、授賞するアジア最大のコンテンツ授賞式で、12月3日と4日にシンガポールで開催される。「涙の女王」は「Best Direction-Fiction(最高の演出)」部門と「Best Screenplay(最高の脚本)」の2つの部門にノミネートされ、「運の悪い日」は「オリジナルプログラム・バイ・ア・ストリーマー/OTT(Original Programme by a streamer/OTT)」部門にノミネートされた。
アジアの二大授賞式に挙げられる「ATA」と「AACA」の両方にノミネートされた「運の悪い日」はTVINGで、「涙の女王」はTVINGとNetflixで視聴できる。
「第29回 ATA」は11月29日と30日にインドネシアのジャカルタで行われる。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- パク・ソヨン
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