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「膺懲者」チュ・サンウク“ヤン・ドングンのように人見知りする俳優は初めて”

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写真=イ・ジョンミン
映画「膺懲者」で初めて共演した俳優チュ・サンウクとヤン・ドングンが、同映画への考えを明かした。

1日午前、ソウルCGV狎鴎亭(アックジョン)店で行われた制作発表会には二人の俳優をはじめ、イ・テイム、シン・ドンヨプ監督が出席した。「膺懲者」では男たちの荒々しい暴力と憎悪が描かれているだけに、実際二人の共演についての質問が続いた。

「パーフェクト・ゲーム」以来1年ぶりにスクリーンに戻ってきたヤン・ドングンは、金持ちの父親のおかげで裕福に育ち、学生時代ジュンソク(チュ・サンウク)をひどくいじめたチャンソクを演じた。ヤン・ドングンは「この作品を撮るとき(妻が妊娠中だったので)胎教に気を使うべきだったのに、家で悪口の練習をしなければならなかった。僕は好き嫌いが別れる俳優だと分かっているが、映画の中の僕を見たら新鮮だった。僕を不十分だと思われていた方々にも違う姿をお見せできるようになった」と自評した。


チュ・サンウクから見たヤン・ドングン…考え深い人

最近KBS 2TVドラマ「グッド・ドクター」で高い人気を得ているチュ・サンウクは商業映画で初めて主演を演じることになった。チュ・サンウクは「映画は面白くなければならないと普段から思っている。『膺懲者』はメッセージや作品性よりは面白さを追及した作品だ」と評価した。

また、チュ・サンウクはヤン・ドングンについての本音も打ち明けた。初めて共演したヤン・ドングンに対し、チュ・サンウクは「初めて会ったとき本当に一発殴りたかった」と冗談を言った。それほど無口で真剣だったという意味である。

チュ・サンウクは「こんなに人見知りする俳優は初めてだった。ちょっとひどかった。僕とうまく合わないタイプだと思った」とユニークに第一印象を伝えた。続けてチュ・サンウクは「ヒップホップもしていたので自由奔放だと思ったが『僕、悪口をうまく言えません』と言ってきた。当時、父親として色々悩んだと思う。撮影を終えて個人的に会ったとき本当の姿を見たが、最初誤解したことが申し訳なかった」と付け加えた。

これに対し、ヤン・ドングンは「多くの方が僕のことを“悪口の天才”と思われるが、普段あまり言わない。悪口を本当に上手に言わなければならなかったので、誰かに会うたびに悪口を聞いて練習した」と答えた。

「膺懲者」は高校時代に友達だった二人の男がいじめや嫌がらせにより、友情ではなくお互いへの憎悪だけが残ったことで繰り広げられるストーリーを描いた作品だ。シン・ドンヨプ監督が演出を担当し、ヤン・ドングン、チュ・サンウク、イ・テイムが出演した。韓国で10月31日に公開される。
元記事配信日時 : 
記者 : 
イ・ジョンミン、イ・ソンピル
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