CGVムービーコラージュ、韓国独立映画特別展を開催「ハン・ゴンジュ」など厳選映画4本を上映
写真=CGV
映画館CGVの多様性のある映画専門ブランドCGVムービーコラージュは今月13日夜8時を前後し、多様性を一般上映館まで拡大して上映する“ムービーコラージュデー”を全国41のCGVで開催する。今月のムービーコラージュデーは“韓国独立映画特別展”が開催される。上映作として「ハン・ゴンジュ」「10分(10 Minutes)」「シャトルコック(Shuttlecock)」「父のEメール(My Father's Emails)」など、韓国内外の数ある映画祭で賞を総なめし、作品性が認められた映画4本を選定した。
「ハン・ゴンジュ」はフリブール国際映画祭(スイス)、ロッテルダム国際映画祭(オランダ)、マラケシュ国際映画祭(モロッコ)など世界の映画祭で8冠に輝き、マスコミから絶賛を受けた作品だ。悲惨な事件に遭った一人の少女が人生の難しさに立ち向かい、必死に生き抜く胸を打つ物語を描いた。
「10分」は韓国の88万ウォン世代(88万ウォン(約8万7千円)世代:韓国で平均給与額が88万ウォンである大卒の非正規雇用者を示す)の若者の波乱万丈な職場生活を描いた映画で、香港国際映画祭で国際批評家協会賞を授賞した。
「シャトルコック」は両親を無くした3兄弟の成長ストーリーを描き、釜山(プサン)国際映画祭で市民評論家賞を受賞した作品だ。
「父のEメール」は貧しい人生から抜け出そうと必死に生きるも、最終的に力尽きて挫折してしまった父親世代の物語を描いた映画で、ソウル独立映画祭で最優秀作品賞を授賞した。
これらの映画は全国41のCGVで分けて上映される。「ハン・ゴンジュ」はCGV金浦(キンポ)空港、明洞(ミョンドン)、木洞(モクトン)、誠信(ソンシン)女子大学、松坡(ソンパ)、永登浦(ヨンドゥンポ)、往十里(ワンシムニ)、龍山(ヨンサン)、中渓(チュンゲ)、清潭(チョンダム)シネシティ、光明(クァンミョン)、禿山(トクサン)、富平(プピョン)、水原(スウォン)、議政府(ウジョンブ)、竹田(チュクチョン)、江陵(カンヌン)、金海(キムヘ)、大淵(テヨン)、蔚山(ウルサン)、三山(サムサン)、原州(ウォンジュ)、昌原(チャンウォン)、春川(チュンチョン)など合計23の映画館で、「10分」は江邊(カンビョン)、九老(クロ)、折居(オリ)、仁川(インチョン)、大邱(テグ)など5つの映画館で上映される。
また「シャトルコック」はCGV上岩(サンアム)、狎鷗亭(アックジョン)、東水原(トンスウォン)、ソプン、大田(テジョン)、馬山(マサン)、センタムシティーなど7つの映画館で、「父のEメール」はCGV大学路(テハンロ)、新村(シンチョン)アートレオン、汝矣島(ヨイド)、光州(クァンジュ)ターミナル、西面(ソミョン)、天安(チョナン)ペンタポートなど6つの映画館で見ることができる。
今回の“韓国独立映画特別展”は4月30日から予約を開始しており、今月13日までにCGVのホームページとモバイルを通じて該当映画を予約した顧客を対象に景品の贈呈イベントも実施する予定だ。
CGVムービーコラージュ劇場チームのハン・スンヒチーム長は「“韓国独立映画特別展”は商業映画では期待することが難しい感動とメッセージ性のある独立映画をさらに多くの観客と分かち合うために設けた場」とし、「多様性映画も共存することのできる映画界の構造作りに取り組んでいく」と明かした。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・プルリップ
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