放送終了「ミセス・コップ2」“綺麗なおばさん”キム・ソンリョンのワイルドな挑戦記(総合)
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
「ミセス・コップ」シーズン1のキム・ヒエが素朴なイメージであったとしたら、キム・ソンリョンは正反対な洗練された魅力で勝負に出た。都会的で優雅な役を主に演じてきたキム・ソンリョンは、強力係の女性刑事役を務めながらもそのイメージを守りぬいた。
華やかなメイクとそれに負けない華やかな衣装、品のあるイメージまで。しかし、劇中でコ・ユンジョンは犯罪者を逮捕する時だけは決して優雅ではなかった。常に現場に先に駆けつけるのはもちろん、身体を使うのも躊躇わなかった。危険な状況でも躊躇なく飛び込み、死の危機も何回も乗り越えた。また、犯罪者を尋問する時はその心理を巧妙に利用する余裕も見せた。
特に卑劣さを極め、終始自身を狙っていたイ・ロジュン(キム・ボム) の前でも堂々としたカリスマ性を見せつけた。中盤以降、本格的にイ・ロジュンへの反撃を始めたコ・ユンジョンはイ・ロジュンに「とても怒っているみたいね。嫌味に笑っているのを見ると」と皮肉って徐々にイ・ロジュンを圧迫していった。錐のような鋭さと動物的な感覚で小さな手がかり一つも見落とすことはなかった。
このようにキム・ソンリョンは吸い込まれそうな演技とカリスマ性溢れる眼差しで“ガールクラッシュ”(女性が女性に対して憧れの感情を抱くこと) のキャラクターを誕生させた。彼女の名前の前に“リョンクラッシュ”(キム・ソンリョン+ガールクラッシュ) という修飾語がつくほどだった。番組の序盤には視聴者が多少納得しにくい女性刑事コ・ユンジョンであったが、悪辣な犯行を暴くためのキム・ソンリョンの孤軍奮闘が描かれ、徐々に視聴者を虜にしていった。キム・ソンリョンの演技がなかったらできなかったことだ。
キム・ソンリョンはドラマの放送前に開催された制作発表会で「女優として生きて20~30年だが、このような作品に出会えなかったかもしれないのに出会えたことに感謝している」とし「撮影分量がとても多かったが、これをやりこなしたことが奇跡のようだと思っている」と伝えた。綺麗なだけだと思われていたキム・ソンリョン。演技変身が本当に喜ばしい。
写真=SBS「ミセス・コップ2」
女優キム・ソンリョンが年齢を感じさせないアクション演技を披露した。韓国で8日に放送終了となったSBS週末ドラマ「ミセス・コップ2」でキム・ソンリョンはニューヨークから来たおばさん刑事ことコ・ユンジョン役に扮し、自身の代表作を完成させた。「ミセス・コップ」シーズン1のキム・ヒエが素朴なイメージであったとしたら、キム・ソンリョンは正反対な洗練された魅力で勝負に出た。都会的で優雅な役を主に演じてきたキム・ソンリョンは、強力係の女性刑事役を務めながらもそのイメージを守りぬいた。
華やかなメイクとそれに負けない華やかな衣装、品のあるイメージまで。しかし、劇中でコ・ユンジョンは犯罪者を逮捕する時だけは決して優雅ではなかった。常に現場に先に駆けつけるのはもちろん、身体を使うのも躊躇わなかった。危険な状況でも躊躇なく飛び込み、死の危機も何回も乗り越えた。また、犯罪者を尋問する時はその心理を巧妙に利用する余裕も見せた。
特に卑劣さを極め、終始自身を狙っていたイ・ロジュン(キム・ボム) の前でも堂々としたカリスマ性を見せつけた。中盤以降、本格的にイ・ロジュンへの反撃を始めたコ・ユンジョンはイ・ロジュンに「とても怒っているみたいね。嫌味に笑っているのを見ると」と皮肉って徐々にイ・ロジュンを圧迫していった。錐のような鋭さと動物的な感覚で小さな手がかり一つも見落とすことはなかった。
このようにキム・ソンリョンは吸い込まれそうな演技とカリスマ性溢れる眼差しで“ガールクラッシュ”(女性が女性に対して憧れの感情を抱くこと) のキャラクターを誕生させた。彼女の名前の前に“リョンクラッシュ”(キム・ソンリョン+ガールクラッシュ) という修飾語がつくほどだった。番組の序盤には視聴者が多少納得しにくい女性刑事コ・ユンジョンであったが、悪辣な犯行を暴くためのキム・ソンリョンの孤軍奮闘が描かれ、徐々に視聴者を虜にしていった。キム・ソンリョンの演技がなかったらできなかったことだ。
キム・ソンリョンはドラマの放送前に開催された制作発表会で「女優として生きて20~30年だが、このような作品に出会えなかったかもしれないのに出会えたことに感謝している」とし「撮影分量がとても多かったが、これをやりこなしたことが奇跡のようだと思っている」と伝えた。綺麗なだけだと思われていたキム・ソンリョン。演技変身が本当に喜ばしい。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- シン・ナラ
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