ヨンジ「KARAのメンバーや『ルームメイト』で共演した人たちが演技の練習を助けてくれた」
ガールズグループKARAの名札を外し、一人立ちしているヨンジ(23)。tvN「また!?オ・ヘヨン～僕が愛した未来(ジカン)～」で堂々とした愛情表現と生意気な口調のユン・アンナ役に扮し、大胆な演技を披露している彼女に出会った。多数のバラエティ番組からドラマまで、いつも以上に忙しい日々を送っているヨンジは、自ら“万能ヨンジ”と言った。そのように考えてこそ自信も持てるし、仕事もうまくいくという。前向きなエネルギーだけは誰よりも万能だ。
―今日のグラビア撮影はどうでしたか？ヨンジ：普段から花が好きなんです。家で植物も育てています。花びらいっぱいのスタジオで撮影できて、とても嬉しかったです。撮影中ずっと私の好きな花の香りがして、さらに上手くできたように思います。
―どんなタイプの香水が好きですか？
ヨンジ：シトラス系とフローラル系の花の香りが好きです。人生の中で幸せだった瞬間の香りを覚えている方なのですが、特に済州島(チェジュド)旅行に行ったときが一番記憶に残っています。済州島旅行を思い出したら、爽やかなマンダリンの香りと済州の清涼な香りが頭に浮かびます。この頃、済州島の爽やかな香りと花の香りが調和した香水をよく使っています。
―tvN「また!?オ・ヘヨン～僕が愛した未来(ジカン)～」で初めて正劇(シリアスで深みのある内容を扱った作品)に挑戦しました。プレッシャーがかなりあったと思います。
ヨンジ：ええ。正直、かなりプレッシャーでした。今も心配しています。私のせいで順調に進んでいたドラマの流れがおかしくなってしまったらどうしようと思いました。(イェ)ジウォン姉さん、(神話(SHINHWA))エリック兄さん、(ソ)ヒョンジン姉さんを始め、他の方々は全くNGを出しませんでした。1回の撮影でOKです。本当にうらやましいです。
ヨンジ：本当ですか？ 良かったです。実は私、泣いたこともあるんです。アンナという人についてすごく知りたくて。たくさん悩みました。今の髪の色も、ドラマのアンナの服も、監督さんと一緒にすごく悩んだ末に出てきた結果です。
―ピンク色の髪がとてもきれいです。どうして変えることになったんですか？
ヨンジ：アンナ役を目立たせたいと思って悩んでいたとき、監督さんがヒントをくれました。(ホ)ジョンミン兄さんの「アンナは子犬みたい。パリの女だ」という台詞があるって。それを聞いたら髪の色から変えなければならないと思いました。金髪でもアンナには平凡だと思いました。それでユニークなピンク色にしました。ファッションも同じです。普段そんな風に着るだろうかと思える服だけ着ます。この全てがアンナを特別にするためのものです。
―演技が大変だったようです。
ヨンジ：大変でしたが、楽しかったです。ただアンナは声のトーンが高くて、私が自然に表現するためには大変な努力が要りました。発音をたくさん練習しなければありませんでした。それでも毎回学ぶことがあってやりがいを感じました。たまに誇りを感じます(笑)
―ユン・アンナとヨンジの共通点は何ですか？
ヨンジ：正直なところ、躊躇しないところです。
ヨンジ：シナリオをいただいて、オーディションを受けに行きました。準備したアンナの演技を終えたとき、監督さんにヒョンジン姉さんの演技をさせられました。「もう行くんですか」という台詞で、ジウォン姉さんとヒョンジン姉さんが飲み会の途中で出て行ってケンカするシーンの、ヒョンジン姉さんが酒に酔って言う台詞です。その部分まで練習できてなかったのにいきなりさせられて慌てました。それでもどうしてもやりたいと思ってそのまましました。でも監督さんがとても気に入ってくださいました。後で出演が決まってから聞きましたが、その台詞のおかげで私に確信を持ったそうです。とても正直で自然で、ただ私の生活そのものだったらしいです(笑)
―ドラマで一回り違う年の差カップルとして共演するホ・ジョンミンさんとの相性はどうですか？
ヨンジ：実際に一回り違います。最初は少し怖くて気まずかったです。当然難しかったです。でも今は本当に感謝しています。演技するとき全部私に合わせてくれます。私の台詞や表現が少し遅くてもいつも待ってくださいます。ジョンミン兄さんのおかげで相性がいいのだと思います。
―ホ・ジョンミンさんとのキスシーンがとても多いです。
ヨンジ：ジョンミン兄さんが私を抱きあげてぐるぐる回って横たわらせるシーンがあります。でも実は、抱きあげて回ることができなかったんです！ これはひどいと思いました。練習を繰り返してかろうじて2回だけ回れて、倒れて台詞を続けることにしました。終わってからジョンミン兄さんにどれだけ食べたんだと聞かれました。兄さんは毎日運動しに行くと言っていたのに、体がどんどん弱くなるようです。そうでなければ負けん気でやり続けているのでしょうか？(笑)
―他の俳優たちとの相性はどうですか？
ヨンジ：チームプレーが本当に完璧です。それぞれ家でドラマをリアルタイムで観ていますが、そのときはグループチャットルームがとてもうるさくなります。何も言わない人は一人もいません。「今日もスギョン姉さんは飲みます」とか。エリック兄さんはドラマの途中、CMが流れる時に「60秒後、まだまだ続きます」と冗談も言います。本当に和気藹々とした雰囲気です。監督さんもとてもいいです。いつも「カット」が遅い方です。演じたいだけ思いっきり演じなさいという意味です。だからもっと面白いシーンがたくさん出てくるんだと思います。音響スタジオのチーム、ジウォン姉さんの演技の半分以上がアドリブです！
ヨンジ：私は他の方々に比べて出番が少ない方ですので、撮影現場に行ったら皆さんが疲れているところを見るんです。だからもっとオーバーにするし、愛嬌を振りまく方です。元気を出してほしいと思って。でも、喜んでいただけたようで何よりです。
―演技の練習は主にどういうふうにしますか？
ヨンジ：実は色々助けてもらっています。特にイ・ドンウク兄さんが私の演技の先生です。演技の練習をとても助けてくださいます。
―SBS「ルームメイト2」で共演したイ・ドンウクさんですか？
ヨンジ：ええ。「ルームメイト」以来、仲良くなりました。ドンウク兄さんには本当に感謝しています。髪の色を変えるとき、アイデアを出してくれた人の一人です。
―演技の先輩でもあるKARAのメンバーたちからアドバイスはありませんでしたか？
ヨンジ：当然ありました。スンヨン姉さんは実際に演技の練習をするとき、たくさん助けてくれましたし、(キム)ジソク兄さんに私のことよろしくと言ってくれたそうです。感動しました。そして、ギュリ姉さんは台本をもらったときからずっと気遣ってくれました。
ヨンジ：私に優しくしてくれる人が好きです。軽い女に見えますか？(笑) 実は強者に強くて弱者に弱い人が好きです！
―エリックとホ・ジョンミンの中から選ぶとすれば？
ヨンジ：当然ジョンミン兄さんでしょう！
―義理を果たす意味ですか？
ヨンジ：そうです(笑)
―音楽活動に期待しているファンがたくさんいます。
ヨンジ：今ではありませんが、いつかはやります。私の本業は歌手で、今は別の仕事をしているだけだと思います。歌手のヨンジ、楽しみにしてください。
ヨンジ：リアリティ番組に本当に出演したいです。ありのままの私をお見せできる生活バラエティが好きです。特にSBS「ジャングルの法則」です！
―MBC every1「とてもプライベートなTV」、SBS「ルームメイト」では、本当によく食べていました。
ヨンジ：ええ。それでファンの方々はいつも「ヨンジ、今回は何を食べますか？」というコメントを書き込んでいました(笑)
―どんな食べ物が一番好きですか？
ヨンジ：私はその質問が一番難しいです。とても多いです。
―今は何が食べたいですか？
ヨンジ：お肉です。何があっても肉です！
―“1日1鶏”食べると聞きましたが、本当にできますか？
ヨンジ：前は当たり前でしたが、最近はそこまではできません。胃が小さくなったようです。自分にがっかりしました(笑)
ヨンジ：ええ。本当に気の置けない友達です。「ルームメイト」で共演した方々とは定期的に飲み会もしていますし、仲良くしています。
―実際、ジャクソンととてもお似合いです。二人の交際を応援するファンが多いですが、その気はありませんか？
ヨンジ：MBC every1「週刊アイドル」に一緒に出演したことがあります。付き合う気はないかという質問に二人とも全くないと答えましたが、嘘発見器が反応しました。本当に面白かったです。でも、本当に付き合う気はありません。きっと機械に問題があったはずです。冗談です(笑)
―ジャクソンは気がありそうです。
ヨンジ：違うと思います。遊び心いっぱいな人です。「ルームメイト」のプロデューサーさんが私がドンウク兄さんと演技の練習をしているという話を聞くや否や、ジャクソンに「ヨンジはドンウク兄さんとキスシーンの練習をしてるよ」と冗談を言いました。そしたらジャクソンが私にすねたように、本気っぽく演技しながら特有の口調で「君、もういいよ」と言いました。聞いてみたら本当に200％いたずらです。
―夏休みの計画はありますか？
ヨンジ：「また!?オ・ヘヨン～僕が愛した未来(ジカン)～」チームとの休暇です！ でも私はあまり遊べない方です。遊びに行っても、やるべきことについて心配してしまいます。忙しさを楽しむ人みたいに。
―今年絶対に叶えたい願いはありますか？
ヨンジ：私の手が黄金の手になってほしいです。私が触れば皆イケメンになったり、美ボディになることです！ 実はこれは冗談です。昨年は色々あったでしょう。今年からは私と私の周りで起きる全てのことがうまくいってほしいです。
進行：キム・ドゥリ、インタビュー：キム・セミ、スタイリング：イ・ジオン、フォトグラファー：キム・ドウォン、ビハインドフォトグラファー：チョン・ユジン、ヘア：ジソン(BRAND M)、メイクアップ：イ・ギョンウン(BRAND M)
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・セミ
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