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“B1A4 バロの妹”アイ「『何でもできるアイ』と覚えてもらいたい」

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注目の新星が現れた。新人歌手アイ(本名:チャ・ウンジ) だ。「切に願えば叶うよ」という歌のタイトルのように、6年間絶えず汗水を流し、ついに堂々と夢のステージに立ったアイは、1月に発売したデビューアルバム「I DREAM」で自身の夢を広げている。新人とは思えないボーカルとパフォーマンスをこなし、強烈なカリスマ性を放つアイの姿を見ると“B1A4 バロの妹”というタイトルを付けるだけではもったいない宝石だということが分かる。

―デビュー曲で主要音楽配信サイトの上位を席巻したのを皮切りに、1ヶ月で1stアルバムの活動を終了した。満足できる活動だったか?

アイ:期待以上にたくさんの方々に応援してもらい、歌も聴いていただいたおかげで良い成績をあげられたと思う。信じられないし、本当に嬉しい。正式デビューして本当にプロの世界に入ったという思いから、小さなミスもせずに出来る限り完璧なステージを披露したかった。しかし、思いのままにはならなかった。まだ失敗もして足りない部分も多いが、徐々にそれらを完璧に埋めていく姿を披露したい。練習室でやっていたのと、実戦のステージはすごく違った。歌からダンス、感情表現、表情などをどのようにすればいいか学ぶことのできる時間だった。最初から最後まで、一人でステージを飾るのは容易なことではないが、退屈しないように多彩に引っ張っていく歌手として成長したいと思った。

―タイトル曲だけではなく「星になったアイ」「I DREAM」「MY MELODY」など全収録曲に、自身の話を盛り込んでいるようだ。一番愛着の持てる曲はどの曲で、今回のアルバムを通じて伝えたメッセージは何か?

アイ:「星になったアイ」は一番最初にもらった曲だ。また、一番最初にレコーディングした曲であるため記憶に残っている。「踊る時に一番幸せな子」という歌詞があるが、実際に幼い頃から踊るのが本当に好きな子だった。6歳頃、踊る歌手たちを真似て、性に合うと思ったので、専門的にダンスを学ぶようになった。その部分に一番共感した。「MY MELODY」は他人の視線や偏見を意識することなく、自身の夢に向かって歩んでいくという内容だ。希望に満ちた歌詞とメロディが好きだ。私の率直な話を盛り込んだアルバムを通じて、人々に夢を叶えることができるという、希望に満ちたメッセージを届けたい。

―ヒップホップ界の父と呼ばれるラッパーのタイガーJKがタイトル曲のフィーチャリングを担当した。

アイ:元々フィーチャリングなしに一人で歌うと言われていた。ある日、兄のバロから「タイガーJK兄さんにフィーチャリングを引き受けてもらうことになった」というメッセージが届いた。私も信じられなくて「本当に?」と聞いた。兄が偶然テレビ局でタイガーJK先輩と出くわして、フィーチャリングを頼んだところ、快く引き受けてくれたそうだ。本当に感謝している。

―“バロの妹”ということが知られ、練習生時代から話題になった。このようなタイトルで知られることに対する責任感やプレッシャーはあるか?

アイ:やはりたくさんの方々にバロの妹として知られ、より多くの関心と期待を貰ったと思う。その分、プレッシャーが大きかったのも事実だ。失敗するとお兄さんの迷惑になるんじゃないかと心配した。期待していた方々ががっかりしないように、一生懸命に準備してデビューした。まだ不十分なのは事実だが、応援してくださる方々が多くて力を得ている。

―B1A4のバロが今年でデビュー7年となる。これまでお兄さんの活動を見ながら感じたものがありそうだ。兄チャ・ソヌと歌手バロはどう違うか?

アイ:お兄さんはいつも「やればできる」という自信を持って、自身の仕事を楽しみながら全力を尽くす人だ。ダメだと思うよりは、できると前向きに考えるマインドを学びたい。私は練習生時代から自信がないとよく言われた。今考えてみると、欲張り過ぎて自分自身に満足できてなかったんだと思う。最初から完璧にやろうと欲張るよりは、足りない部分があってもこれから積んでいけばよいという、自信あふれる姿を学びたい。ステージ上では本当にカリスマ性が溢れていて、時にはお茶目な姿も見せるが、普段は思ったより落ち着いている。もちろん茶目っ気もたっぷりだ(笑)

―息子に続いて娘が歌手にデビューしたが、両親の反応はどうだったか?

アイ:お兄さんがデビューした時はすごく喜んで珍しがっていた。お兄さんが活動しているのを見ながら、私が歌手になると言った時、大変ではないか心配もした。お兄さんに先輩歌手として世話してもらえるので安心だとも言っていた。

―所属事務所の先輩B1A4やOH MY GIRLがしてくれたアドバイスや励ましの中で、記憶に残るものはあるか?

アイ:B1A4のサンドゥル先輩が、ソロとして活動していた時に感じたことをアドバイスしてくれた。ソロ歌手が活動する時は、一人でやらなければならないことが本当に多いので、練習する時間的余裕がある時には事前にやっておいたほうがいいというアドバイスを受けた。特に、体の管理、喉の管理など、ちゃんと健康を管理するようにというアドバイスに感謝した。

―アイの目標は何か?どんな歌手に成長したいか?

アイ:“何でもできるアイ”と覚えてもらいたい。ある意味で欲張りなのかもしれないが、色んな面で全力を尽くして認めてもらえる良い歌手になりたい。先日、B1A4のコンサートを見てきたが、余裕たっぷりに公演をする姿を見て不思議で感心した。応援しているファンたちと一緒にいる空間でステージを披露できることが羨ましくて尊敬した。公演を見ているだけでもすごく勉強になった。いつかソロコンサートをしたいけれど、まだ2~3時間を一人でステージを埋めるには足りないところが多いと思う。着実に成長して、3~4年ほど経った時、コンサートを開いてファンに会うのが目標だ。

―最後にファンに一言

アイ:言いたいことが本当に多い。いつも信頼して応援してくれているだけに、本当に良い音楽とステージを披露し、成長していく姿を見せて声援にお応えしたい。ファンの中でも長い間待ってくれた方々が多い。待っていた時間が無駄なものだったと感じさせないように一生懸命に努力する。ファンに誇らしい歌手になりたい。

元記事配信日時 : 
記者 : 
キム・ドゥリ
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