【REPORT】パク・ヘジン、映画「チーズ・イン・ザ・トラップ」舞台挨拶に登場…日本語で「付き合ってくれ!」と言い放ち会場をメロメロに
大人気ウェブ漫画が原作の「映画チーズ・イン・ザ・トラップ」のジャパンプレミアが6月6日、めぐろパーシモンホールにて開催され、主演のパク・ヘジンが舞台挨拶を行った。テレビドラマ版「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」に続いて主役のユ・ジョンを演じたパク・ヘジンは、終始穏やかな笑顔で観客を魅了。アッと驚くサプライズプレゼントを連発してファンを喜ばせた。
大学を舞台に、完璧だがどこか謎めいた先輩ユ・ジョンと平凡な女子大生ホン・ソルの恋を、ときにスイートにときにスリリングに描いた「映画チーズ・イン・ザ・トラップ」。パク・ヘジンはその麗しいビジュアルで、テレビドラマ版の放映当時から、原作漫画のキャラクターにそっくりと話題を集めてきた。今回の登壇は映画の上映後に行われた。いままでスクリーンの中にいたユ・ジョン先輩=パク・ヘジンが登場するとあって、会場の熱気はMAX状態。MCの古家正亨が登場した時点で歓声が起こった。
そんな中、パク・ヘジンは客席の扉からサプライズ登場。ファンの悲鳴のような歓声を浴びながら中央通路をゆっくりと進み、幸運なファンと握手をしたり、花束を受け取ったり。やっと舞台に上がると「お久しぶりです。パク・ヘジンです」と日本語で挨拶。「いつ以来ですか?」と客席に問いかけると「大津以来」と声が上がる。ブルーのシャツに軽くロールアップしたジーンズ、白いスニーカーのファッションが爽やか。スツールに座るとその脚の長さに思わず場内からため息が漏れた。
いまの気持ちを聞かれて「久々に日本の大勢のファンの皆さんにお会いすることになりました。でもこれほど大勢いらっしゃると思わなかったので、僕はあがり症ではないのですが、久しぶりに緊張しています(笑)しかも主演作を持ってファンや観客の皆さんにお会いするということで、感慨深い気持ちです」と答えるパク・ヘジン。MCが観客に「映画いかがでしたか?」と聞くと盛大な拍手が送られた。それを満足気に見つつ、「作品はいつも撮り終えたあとにどこかしら残念だな、という思いが残ってしまうものです。僕が出演したどの作品もそうでした。いま頑張って『ジェネシス - クローン人間』という新作を撮っているのですが、また少しそんな思いが残るかもしれません。でも、その思いが僕だけだったら嬉しいです」と語った。
さらにユ・ジョンという複雑なキャラクターの魅力について聞かれると「僕はよく知っていますが、ご覧になった方は、なかなか内面の魅力に気づかないかも。その見えない部分が彼の一番の魅力だと思います」と述懐。さらに「二面性のある役柄を理解できましたか?」という質問には「人は誰でも二面性があると思います。大人としていろいろな責任を負って生きていく中で、誰もがそうなるでしょう。ユ・ジョンが理解できなかったというよりも、僕の方が下手だなと思うところがあります。ユ・ジョンは関心を持った人、あるいは好きになった人に対して正直に自分の気持ちを表現できますが、僕はそこがちょっと苦手なんです」会場からの「えーっ」という微妙な反応に苦笑いするパク・ヘジン。記憶に残ったシーンを聞かれると「主役の2人のシーンはもちろんですが、今回は登場人物がたくさんいたので、そのシーンが記憶に残っています。屋台の前で会うシーン、警察署の前でユ・ジョンとソルとイノとイナと4人で初めて会うシーンが楽しかったです」と振り返った。
ここからは事前にファンから寄せられた質問を聞くコーナーに。最初の「好きなセリフを教えてください。ぜひそれを生声でお聞きしたいです」という質問には、「好きというよりも、ソルに対して一番たくさん言ったセリフが“ソラ、僕と付き合ってくれる?”でしたね。このセリフは自分でも照れくさくなってドラマでも映画でも何度も撮り直したものでした」ここでパク・ヘジンから会場に向かって「日本でも付き合ってください、と言ってから付き合い始めるんですか?」と逆質問が。ファンやMCから「日本でも言うのが一般的です」と聞くと、日本語で「付き合ってくれ!」と男らしく言い放ったパク・ヘジン。会場中のファンがメロメロに。
次の「気になる女性には積極的にアプローチするタイプですか?」という質問には「いいえ。僕の場合は好感を持った女性の周囲をうろついて、好きだということを知ってもらうようにします。愛する人に対しては勇気が持てないんです」と繊細なところをアピール。そしてファンからの最後の質問は「好きな日本の映画、共演したい俳優は?」パク・ヘジンの答えは「最近は忙しくて日本の映画をなかなか観ることができません。以前は、先ごろ賞を受賞された是枝監督の作品などをよく見ていましたが。共演したい俳優さんですが、こういう場合、女優さんの名前を言うと韓国でも日本でも好まれないんですよね(笑)なので男優さんをあげると、あからさまに目立たなくてもしっかりと自分のカラーを持っている方が好きです。渡部篤郎さん、阿部寛さん、加瀬亮さんと共演できたら光栄です」。通訳さんが話している間も、四方八方のファンに向かって手を振り、笑顔を振りまくパク・ヘジン。
最後はMCから「この映画はヘジンさんにとってそんな作品になりましたか?」という質問が。「僕にとってこの『映画チーズ・イン・ザ・トラップ』という作品、そしてユ・ジョンという人物は、切っても切り離せない存在になりました。ある意味、俳優パク・ヘジンの固有名詞ともいえると思います。ドラマでも映画でもその姿を見せることができて悔いはありません。これからまた、どんな作品でユ・ジョンが育っていくかはわかりませんが、さらに素敵な姿になって生まれ変わってくれたらいいなと思っています。このように映画も完成しました。韓国語ではユ・ジョンという発音は“有終の美”の有終の発音と同じなので、僕もまさにユ・ジョンを演じて有終の美を飾れたと思います。これからさらにいいキャラクターを演じて皆さんとお会いできれば嬉しいです」と微笑むパク・ヘジン。
このあと行われたマスコミ向けのフォトセッションでは、パク・ヘジンからのサプライズプレゼントとして、マスコミだけでなく、ファンにも撮影が許可された。にこやかに手を振り、指キスなどで愛嬌を振りまくパク・ヘジンに「かわいい~」とう声が上がった。
最後の挨拶を促されると「客席を少し明るくしていただけますか? 僕の方からしっかり皆さんの顔が見たいので」と言ったパク・ヘジン。会場に向かって「お久しぶり」です、とフレンドリーに日本語で語りかけると「ヘジ~ン!」「オッパー!」と声がかかる。「まず参加してくださったマスコミの皆さんに感謝します。今日は久しぶりにファンの皆さんにお会いできてとても気分がよかったです。本当に短い時間でしたよね。でも、久しぶりに東京という遠くないところで皆さんにお会いできて、僕の記憶に残っているお顔もたくさん見受けられました」。続けて「僕はずっと日本に来たかったんですが、なかなか実現できなくて。今回来日できたことをファンの皆さんに心から感謝します。これからも一生懸命活動して、皆さんにまたお会いしたいです」そんな真摯な言葉に惜しみない拍手が送られた。
ここでまたまたサプライズのプレゼントがあった。カラフルなサインボール3つを客席に投げ込むことになったパク・ヘジン。歓声を上げて待ち受けるファンに綺麗な日本語で「危ないかもしれません(笑)」と言ってから、サウスポーでふんわりと下手投げ。しかもプレゼントはこれで終わりではなかった。なんと、ファンにグッズを手渡ししながら客席を通って退場するという。ゆっくりと通路を歩き、ファンの一人一人と目を合わせ、手鏡やクリアファイルなどのグッズを手渡ししていくパク・ヘジン。もちろん、プレゼントをもらえたのは、一握りの幸運な観客のみではあったが、ファンにとっては、間近で見るパク・ヘジンの優しい笑顔こそが飛び切りのプレゼントになったに違いない。映画の舞台挨拶でありながら、まるでミニ・ファンミーティングのように楽しく盛りだくさんだった「映画チーズ・イン・ザ・トラップ」ジャパンプレミア。パク・ヘジンのとろけるような甘い笑顔と優しい気配りの数々で、梅雨入りしたばかりのジメジメした空気を爽快に吹き飛ばしてくれた。
【PHOTO】パク・ヘジン、映画「チーズ・イン・ザ・トラップ」舞台挨拶に登場…穏やかな笑顔で観客を魅了
大学を舞台に、完璧だがどこか謎めいた先輩ユ・ジョンと平凡な女子大生ホン・ソルの恋を、ときにスイートにときにスリリングに描いた「映画チーズ・イン・ザ・トラップ」。パク・ヘジンはその麗しいビジュアルで、テレビドラマ版の放映当時から、原作漫画のキャラクターにそっくりと話題を集めてきた。今回の登壇は映画の上映後に行われた。いままでスクリーンの中にいたユ・ジョン先輩=パク・ヘジンが登場するとあって、会場の熱気はMAX状態。MCの古家正亨が登場した時点で歓声が起こった。
そんな中、パク・ヘジンは客席の扉からサプライズ登場。ファンの悲鳴のような歓声を浴びながら中央通路をゆっくりと進み、幸運なファンと握手をしたり、花束を受け取ったり。やっと舞台に上がると「お久しぶりです。パク・ヘジンです」と日本語で挨拶。「いつ以来ですか?」と客席に問いかけると「大津以来」と声が上がる。ブルーのシャツに軽くロールアップしたジーンズ、白いスニーカーのファッションが爽やか。スツールに座るとその脚の長さに思わず場内からため息が漏れた。
いまの気持ちを聞かれて「久々に日本の大勢のファンの皆さんにお会いすることになりました。でもこれほど大勢いらっしゃると思わなかったので、僕はあがり症ではないのですが、久しぶりに緊張しています(笑)しかも主演作を持ってファンや観客の皆さんにお会いするということで、感慨深い気持ちです」と答えるパク・ヘジン。MCが観客に「映画いかがでしたか?」と聞くと盛大な拍手が送られた。それを満足気に見つつ、「作品はいつも撮り終えたあとにどこかしら残念だな、という思いが残ってしまうものです。僕が出演したどの作品もそうでした。いま頑張って『ジェネシス - クローン人間』という新作を撮っているのですが、また少しそんな思いが残るかもしれません。でも、その思いが僕だけだったら嬉しいです」と語った。
さらにユ・ジョンという複雑なキャラクターの魅力について聞かれると「僕はよく知っていますが、ご覧になった方は、なかなか内面の魅力に気づかないかも。その見えない部分が彼の一番の魅力だと思います」と述懐。さらに「二面性のある役柄を理解できましたか?」という質問には「人は誰でも二面性があると思います。大人としていろいろな責任を負って生きていく中で、誰もがそうなるでしょう。ユ・ジョンが理解できなかったというよりも、僕の方が下手だなと思うところがあります。ユ・ジョンは関心を持った人、あるいは好きになった人に対して正直に自分の気持ちを表現できますが、僕はそこがちょっと苦手なんです」会場からの「えーっ」という微妙な反応に苦笑いするパク・ヘジン。記憶に残ったシーンを聞かれると「主役の2人のシーンはもちろんですが、今回は登場人物がたくさんいたので、そのシーンが記憶に残っています。屋台の前で会うシーン、警察署の前でユ・ジョンとソルとイノとイナと4人で初めて会うシーンが楽しかったです」と振り返った。
ここからは事前にファンから寄せられた質問を聞くコーナーに。最初の「好きなセリフを教えてください。ぜひそれを生声でお聞きしたいです」という質問には、「好きというよりも、ソルに対して一番たくさん言ったセリフが“ソラ、僕と付き合ってくれる?”でしたね。このセリフは自分でも照れくさくなってドラマでも映画でも何度も撮り直したものでした」ここでパク・ヘジンから会場に向かって「日本でも付き合ってください、と言ってから付き合い始めるんですか?」と逆質問が。ファンやMCから「日本でも言うのが一般的です」と聞くと、日本語で「付き合ってくれ!」と男らしく言い放ったパク・ヘジン。会場中のファンがメロメロに。
次の「気になる女性には積極的にアプローチするタイプですか?」という質問には「いいえ。僕の場合は好感を持った女性の周囲をうろついて、好きだということを知ってもらうようにします。愛する人に対しては勇気が持てないんです」と繊細なところをアピール。そしてファンからの最後の質問は「好きな日本の映画、共演したい俳優は?」パク・ヘジンの答えは「最近は忙しくて日本の映画をなかなか観ることができません。以前は、先ごろ賞を受賞された是枝監督の作品などをよく見ていましたが。共演したい俳優さんですが、こういう場合、女優さんの名前を言うと韓国でも日本でも好まれないんですよね(笑)なので男優さんをあげると、あからさまに目立たなくてもしっかりと自分のカラーを持っている方が好きです。渡部篤郎さん、阿部寛さん、加瀬亮さんと共演できたら光栄です」。通訳さんが話している間も、四方八方のファンに向かって手を振り、笑顔を振りまくパク・ヘジン。
最後はMCから「この映画はヘジンさんにとってそんな作品になりましたか?」という質問が。「僕にとってこの『映画チーズ・イン・ザ・トラップ』という作品、そしてユ・ジョンという人物は、切っても切り離せない存在になりました。ある意味、俳優パク・ヘジンの固有名詞ともいえると思います。ドラマでも映画でもその姿を見せることができて悔いはありません。これからまた、どんな作品でユ・ジョンが育っていくかはわかりませんが、さらに素敵な姿になって生まれ変わってくれたらいいなと思っています。このように映画も完成しました。韓国語ではユ・ジョンという発音は“有終の美”の有終の発音と同じなので、僕もまさにユ・ジョンを演じて有終の美を飾れたと思います。これからさらにいいキャラクターを演じて皆さんとお会いできれば嬉しいです」と微笑むパク・ヘジン。
このあと行われたマスコミ向けのフォトセッションでは、パク・ヘジンからのサプライズプレゼントとして、マスコミだけでなく、ファンにも撮影が許可された。にこやかに手を振り、指キスなどで愛嬌を振りまくパク・ヘジンに「かわいい~」とう声が上がった。
最後の挨拶を促されると「客席を少し明るくしていただけますか? 僕の方からしっかり皆さんの顔が見たいので」と言ったパク・ヘジン。会場に向かって「お久しぶり」です、とフレンドリーに日本語で語りかけると「ヘジ~ン!」「オッパー!」と声がかかる。「まず参加してくださったマスコミの皆さんに感謝します。今日は久しぶりにファンの皆さんにお会いできてとても気分がよかったです。本当に短い時間でしたよね。でも、久しぶりに東京という遠くないところで皆さんにお会いできて、僕の記憶に残っているお顔もたくさん見受けられました」。続けて「僕はずっと日本に来たかったんですが、なかなか実現できなくて。今回来日できたことをファンの皆さんに心から感謝します。これからも一生懸命活動して、皆さんにまたお会いしたいです」そんな真摯な言葉に惜しみない拍手が送られた。
ここでまたまたサプライズのプレゼントがあった。カラフルなサインボール3つを客席に投げ込むことになったパク・ヘジン。歓声を上げて待ち受けるファンに綺麗な日本語で「危ないかもしれません(笑)」と言ってから、サウスポーでふんわりと下手投げ。しかもプレゼントはこれで終わりではなかった。なんと、ファンにグッズを手渡ししながら客席を通って退場するという。ゆっくりと通路を歩き、ファンの一人一人と目を合わせ、手鏡やクリアファイルなどのグッズを手渡ししていくパク・ヘジン。もちろん、プレゼントをもらえたのは、一握りの幸運な観客のみではあったが、ファンにとっては、間近で見るパク・ヘジンの優しい笑顔こそが飛び切りのプレゼントになったに違いない。映画の舞台挨拶でありながら、まるでミニ・ファンミーティングのように楽しく盛りだくさんだった「映画チーズ・イン・ザ・トラップ」ジャパンプレミア。パク・ヘジンのとろけるような甘い笑顔と優しい気配りの数々で、梅雨入りしたばかりのジメジメした空気を爽快に吹き飛ばしてくれた。
【PHOTO】パク・ヘジン、映画「チーズ・イン・ザ・トラップ」舞台挨拶に登場…穏やかな笑顔で観客を魅了
ライター:望月美寿 / 撮影:朝岡英輔
映画「チーズ・イン・ザ・トラップ」
2018年7月14日(土) シネマート新宿、シネマート心斎橋にてロードショー
出演:パク・ヘジン、オ・ヨンソ、パク・ギウン、ユ・イニョン、パク・サンダラ
公式サイト:http://klockworx-asia.com/cheese/
(c)Mountain Movement Story Co.,Ltd.
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
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