「あなたの結婚式」パク・ボヨン“悪い女の恋愛がしてみたくなりました”
パク・ボヨンは最近、ソウル三清洞（サムチョンドン）のあるカフェで行われたインタビューで「映画はどうだったか本当に気になります。映画とキャラクターについてもっと話したいけれど、時間が限られていて残念です」と話した。
今回の映画でパク・ボヨンは、高校時代から社会人まで、さまざまな年代層を演じた。「もう制服は着られないと思います。以前は制服を着ると『どうすれば成熟してみえるかな』と考えていたけれど、今は制服を着ると『どうすれば、もっと若くみえるかな』と考えます（笑）」と話した。
多彩な作品で人気＆演技派俳優たちと共演し、人々を魅了した女優パク・ボヨン。純粋さと可愛い魅力を行き来して最高の人気女優になったパク・ボヨンは、映画「恋するインターン～現場からは以上です！～」（監督：チョン・ギフン、2015）以来、「あなたの結婚式」で3年ぶりに映画にカムバックした。
韓国で22日公開される映画「あなたの結婚式」（監督：イ・ソクグン、配給：MEGABOX中央（株）Plus M、制作：Film K）は、3秒の運命を信じる“スンヒ”（パク・ボヨン）とスンヒだけが運命の“ウヨン”（キム・ヨングァン）、なかなかタイミングが合わない彼らのハプニング多き初恋年代記を描いた作品だ。
転校してきたスンヒを見て一目惚れした後、ただ彼女だけに向かって直進するウヨンは、純粋だった時代の純情を思い出させる。高校時代から自身だけを追いかけるウヨンが嫌いではないが、心とは違っていつもタイミングが合わないスンヒの現実的な恋愛話が共感指数を高める。
初恋のときめきや青春の思い出が溶け込んでいる「あなたの結婚式」は、誰もが心の中に大切にしている初恋の感情を思い出させる。
彼女は「実は映画をやりたかったんです。今回の映画は、ジャンル的にも女性たちにたくさん共感してもらえそうでした。だけど、（その男は自分が好きなことを）知りながらもわがままなことをするのは、本当に悪い人だと思いました。今回映画を撮りながら、初恋に対する男性と女性の視線、解釈する方式が本当に違うということを感じました」と打ち明けた。
また、パク・ボヨンは「幸い、監督も私の意見をたくさん受け入れてくださりました。撮影を中断し、討論したこともあります。『私はこのセリフを本当に言えない』『私が考えたスンヒじゃないみたい』と話しました。助監督も女性だったけれど、みんなが違うと言いながら、私の話が合っていると言ってくださりました。他の映画とは違って、初めて感じた経験でした。キャラクターを解釈する上で異なる意見はあまりなかったけれど、今回は違いました。私は最後までスンヒを守りたかったです（笑）。ウヨンの視線で見る映画なので、男性たちの視線が重要であることを感じました」という自身の考えを伝えた。
2012年には映画「私のオオカミ少年」（監督：チョ・ソンヒ）でオオカミ少年を手懐ける肺病を患う少女役を務めて706万9353人を動員して、ヒットメーカーというニックネームを得た。2014年公開された映画「僕らの青春白書」（監督：イ・ヨヌ）と翌年公開された映画「京城学校：消えた少女たち」（監督：イ・ヘヨン）にも出演した。
パク・ボヨンは「私は『私の頭の中の消しゴム』のような恋愛映画がしたいです。ですが、私はぽろりと涙一滴をこぼすような演技ができないことが分かりました（笑）。そのようなことはソン・イェジン先輩が上手であることが分かりました」と話した。
「実は恋愛映画をすごくしたいけれど、これからは難しくてできないと思います。もし、もう一度することになれば、女性の視線で見る恋愛映画をしてみたいです。そうすると、現場で（キャラクターを見る視線の）役が変わってくると思います。私が『これは違う』と言えると思います」
この日、パク・ボヨンは「実際の恋愛スタイルはどうか？」という質問に「私は恋愛する時に何もかもを与えるタイプです。もう今はわがままな恋愛をしてみたいです」と答えた。そして「性格差ではあるけれど、私は合わせるほうが楽です。ですが、もうそんなふうにしないつもりです。スンヒを演じながら、悪い女の恋愛をしてみたいと思いました。できるかどうか分からないけれど、一度やってみます」とし、笑顔で話した。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ミン・ギョンフン
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