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Vol.1 ― 「K-POP、J-POP、HIP HOPの融合を目指す」Boom Trigger、オーディション番組から誕生した5人組がついにデビュー!

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ダンスや歌唱などそれぞれ個性に秀でた安藤優、稲吉ひかり、大水陸渡、岡野海斗、結城樹による5人グループBoom Trigger(ブームトリガー)。全員が人気オーディション番組出身で、今年3月に結成。新型コロナウイルスの影響でデビューが待たれていたが、8月13日、ついに両A面シングル「Shaking/The Party Must Go On」でデビューを果たした。待っていてくれたファンのためにも一生懸命に準備をしたという彼らの、意気込みあふれるインタビューをお届けする。

【インタビュー】Vol.2 ― Boom Trigger、オーディション番組への挑戦「TWICEを見て、会社を辞めて韓国へ…」

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――3月22日のグループ結成発表からデビューまで、いろいろな初体験をしたと思いますが、一番印象に残っていることは?

安藤優:PV撮影が印象的でした。ソロカット撮影のときに、初めてカメラの前で演技をしたのですが、本格的なカメラの前で演技をしたら「本当にPVを撮影しているんだな」という実感がわきました。

岡野海斗:デビュー曲が決まって、一番最初にしたのがレコーディングだったので、本当に緊張しました。その後に、写真集を撮影したり、PVを撮って……と、いろいろやっていくうちに、僕らが作品を作っているんだなと感じられて、うれしかったです。

大水陸渡:僕もレコーディングが印象に残っています。本格的な機材でレコーディングをしたら「僕、今アーティストやってるんだ」って、すごく実感がわきましたし、これからはプロだから、しっかりしないとって思いました。

結城樹:PV撮影の時に、合間合間にスタッフの方々が汗を拭いてくださったり、うちわであおいでくださったときに「こんなことをしていただけるんだ」って驚きました。結成してから、なかなか活動ができなかったので、あまりデビューという実感がわかなかったのですが、その時に「ついにアーティストになるんだな」と実感がわきました。でも全然、あおいでいただかなくても大丈夫です(笑)。自分であおぎます(笑)。

稲吉ひかり:僕は今、このように取材を受けていることです。僕らのためにメディアの方々が、わざわざ足を運んで来てくださって、いろいろな質問を受けることがすごく不思議だし、僕らを世に知らせていただくために大切なことだから、しっかりやらないと、と感じます。

――デビューにあたって、期待していることは?

岡野:もっと僕たちを知ってもらえる機会が増えたらいいなと思います。本来はもっと前にデビューしていたかもしれなかったのに遅れてしまって、やっとデビューするので、これまで活動できなかった期間に感じてきたことを全部ぶつけたいと思います。

結城:今の状況では、ファンの方々に直接パフォーマンスをお見せする機会をなかなか持てないのが残念ですが、デビュー前から応援してくださって、待ってくださったファンの皆さんにお会いするのが楽しみです。

稲吉:街ですれ違う人が「Shaking!!」って僕らの歌を口ずさんでくれたりしたらうれしいですね。僕らの曲が広がって、街に流れたりとか……。

安藤:それ、うれしいね~!! あと、僕らのダンスをカバーした動画がSNSにアップされたりしたら、すごくうれしいです。

――K-POP、J-POP、HIP HOPが融合した新しい音楽のジャンル「K・J HOP」の確立に挑戦していくとのことですが、皆さんが好きなアーティストや音楽のジャンルは?

安藤:最近はWINNERさんをよく聴いています。以前はRHYMESTERさんをよく聴いていました。HIP HOP寄りの音楽が多いです。

稲吉:僕はSEKAI NO OWARIさんが好きです。

大水:RADWIMPSさんをよく聴きます。

結城:僕はジャンル問わずなんでも聴くほうです。K-POPだったら、BTS(防弾少年団)さんやTWICEさんのファンで、このグループを結成してからはWINNERさんを聴くようになりました。

岡野:僕はK-POPが好きなんですけど、最初はBIGBANGさんから入って、WINNERさんも並行してずっと好きです。僕の影響でメンバーもWINNERさんを聴くようになりました。最近は、ラップの勉強のためにHIP HOPばかり聴いています。

結城:こんな風に好きな音楽がバラバラだからこそ、それぞれの好きなジャンルのいい部分を混ぜながら、僕らの目指す「K・J HOP」を作っていきたいです。

岡野海斗
――音楽性以外の面では、これからどんなグループになりたいですか?

岡野:僕らはめちゃめちゃ仲がいいので、そうした姿を通じてファンの皆さんを楽しませたいのはもちろんのこと、僕らがいつまでも仲良く、お互いを大切に思うことだけは、ずっとブレたくないですね。

――とても仲良いのが伝わってきますが、それぞれの性格や役割は?

岡野:僕は引っ込み思案で甘えん坊です。

安藤:嘘です(笑)。その逆です。

岡野:本当はおしゃべりで、きかん坊です。

安藤:話すのが好きで、他人の話を聞きません(笑)。そして僕は、それに乗っかることもあるし、時々は遠くから見て変な人だな~と思ったり……。

岡野:あなたも変な人だから(笑)。

安藤:僕、よく変な人だって言われるんですよ。変わってるって。

結城:でも、優くんは仮にも一応リーダーなんで(笑)、ふざける時はふざけるけど、シメるときはシメるって感じです。

岡野:まぁ、リーダーの基本ですよね(笑)。ひかりは僕と同い年なので、一緒にふざけることもあるし、最近はよくツッコミ入れてきたり、ノリがいいです。

安藤:ひかりは一度スイッチが入ると止まらなくなります。ブレーキが利かない。

稲吉:暴走列車です(笑)。

結城:僕は、このガキんちょたちが、わちゃわちゃしている時に、楽しそうだなと入ることもあるし……。

安藤:入ったら一番ガキになりますよ。

結城:でも、ほとんどの時は、僕が最年長なので、チーム全体を見ていますね。優がリーダーなんですけど、1人で責任を負わせないようにサポートしています。

岡野:縁の下の力持ち。

稲吉:リーダーの右腕だね。

結城:目立ちたがりの出しゃばりがガンガン出てきたら、ブレーキをかける役割です。

稲吉ひかり
――先ほどから、大水さんは落ち着いてますね。

大水:自分は傍観者です(笑)。楽しそうだなって近づいていくんですけど、入るスキがないんですよ!!

全員:(爆笑)

岡野:仲間外れじゃないんですよ(笑)。陸渡くんが入ってこようとしても入れないことに、誰も気を遣わないだけで(笑)。

結城:大縄跳びをしていて、ゆっくり回してあげない感じ(笑)。

岡野:でも、だからこそ、こんなに仲がいいんです。誰も気を遣う人がいないから。


両A面シングルでデビュー「2曲とも僕らの曲になってるなと…」

――両A面シングル「Shaking/The Party Must Go On」は、2曲が正反対の楽曲ですが、初めて聴いた時の印象や、好きなフレーズは?

岡野:僕的には、爆発的にハマるのが「Shaking」で、徐々にいいなってハマるのが「The Party Must Go On」です。

結城:「Shaking」は、サビの前のスクラッチ音みたいなところで鳥肌が立ちます。メンバーみんな同じじゃないかな?

安藤:イントロ部分もヤバイよね。

稲吉:僕はデモを聴いたときは「Shaking」がすごくいいなと思ったんだけど、レコーディングした曲を聴いたら「The Party Must Go On」もすごくよくて、2曲とも僕らの曲になってるなと感じました。それでもっと愛着がわきました。

安藤:たしかに「The Party Must Go On」は、「あー、これ僕らの曲だ」って感じがした。

大水:わちゃわちゃと楽しい感じがね。

――「Shaking 」はcorin.さんがサウンドプロデューサーに迎えた曲で、「The Party Must Go On」はRIP SLYMEのPESさんが作詞・作曲していますが、いかがでしたか? ご本人に会いましたか?

稲吉:corin.さんはレコーディングに立ち会ってくださいましたが、僕らが最初にパート分けをしたものを「もっとこうしたらいいよ」とアドバイスをしてくださいました。そして僕たちの耳には聞こえなかった音も全部聞こえていらっしゃるので、そこに僕らの声をまた差し込んでいく作業をしたのですが、その結果より曲に深みが出ました。例えば僕の低音ラップに重みが足りないなってなったら、いくつも声を重ねていって重みを出してかっこよくしたりとか、本当に勉強になりました。

結城:僕らの魅力を第三者の意見として最大限に引き出してくださって、それを形にしてくださった感じがしました。

安藤:とても優しい方で、なんなら僕らのやりたいようにやれたといってもいいくらいでした。楽しんでいこうよというスタンスで。

安藤優
結城:「今のよかったよ」「もうちょっといけるよ」って感じで、のせてくださって。

岡野:僕のテンションがあがりすぎて、ふざけすぎかなって思う時があったんですけど、そんな時もcorin.さんは大爆笑していて(笑)。

安藤:僕らがむしろヒヤヒヤしてたくらいです(笑)。とてもいい雰囲気のレコーディングでした。そして、RIP SLYMEのPESさんとは曲を提供していただくことが決まった時にお会いして、どういう曲がいいかと聞かれたので、僕らの希望を伝えました。たぶん、普通に会話をしながら僕らの雰囲気を感じ取ってくださったうえで、作ってくださった曲なんじゃないかと思います。

岡野:僕はRIP SLYMEさんの曲をよく聴いていたので、お会いした時は「すごい!!」という感じで、感激しました。僕もラップをしているからリスペクトって感じでした。

大水:僕は予定があってその時はお会いできなかったのですが、完成した曲を聴いたら、すごい楽しい曲だなと思いました。これを僕らが歌うのって、ワクワクしました。

――レコーディングで苦労はありましたか?

稲吉:陸渡くんが一番苦労してました。

大水:ラップにハモるパートがあるのですが、うまくハマらなくて「もう1回いこうか」っていうのが何度も続いて。それで焦ったら余計にハマらなくなってしまって。ハマったなと思ったら「テンションが低いから、もっと明るい声で」と言われて、明るく歌ってみたら、またはずれたりとか、それで結構苦労しました。

結城樹
――ダンスは、いかがでしたか?

岡野:それが、本当に大変でした。この時期なので集まれないし、先生もなしで自主練習だったんです。

結城:各自で動画を見ながら練習する感じでした。特に僕と陸渡と海斗はダンス未経験だったので、すごく難しかったです。

――では、初めて全員で合わせたときはどうでしたか?

大水:やべ~、全然あってないじゃんって思いました(笑)。

岡野:みんな苦労して合わせていったのですが、でも、この状況でやったからこそ5人で合わせることの大切さがわかりました。

安藤:この時期ならではの、レアな経験ですね。

――2曲ともMVが公開されていますが、完成した映像を見たときはいかがでしたか?

岡野:感動しましたね。まず、自分のところをじっくり見ようと思っていたのですが、それを忘れるくらい全体をずっと見てました。それくらいみんなよかったです。

安藤:みんなイキイキしてるよね。どちらの曲も。

大水陸渡
――撮影時のエピソードを教えてください。

結城:僕とひかりと陸渡でジェンガをやったんですけど、陸渡の順番になる前に全部崩しちゃって……。

大水:僕に順番がまわってきませんでした。2人で派手に壊してしまって。

――そこでも入れなかったのですね(笑)。

大水:そうなんです!! 傍観者でした(笑)。

稲吉:スタッフさんに派手にやってくださいって言われたんですよ~。

――「The Party Must Go On」は、フジテレビ系列「Love Music」の8月のエンディングテーマになっていますが、初めてオンエアを見たときの気持ちは?

岡野:いや~、うれしかったですね。僕とひかりと陸渡くんでオンエアを見てましたが、なんか、俺らすげーなって思いました(笑)。陸渡くんは動画を撮ろうと、5分前からスタンバってました。

大水:このCM終わったら絶対来るって、待っていたんですけど全然来ないんですよ。それで、停止ボタン押したら、その途端に始まって。ちょっと遅れちゃいました(笑)。

稲吉:友達が見たよって動画を送ってきてくれたのもうれしかったです。

取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔

■リリース情報
「Shaking / The Party Must Go On」(両A面)
2020年8月13日(木)ON SALE

【CD共通】
01. Shaking
02. The Party Must Go On
03. Shaking (Instrumental)
04. The Party Must Go On (Instrumental)

●限定盤A [CD+DVD]¥1,800円(税込)
DVD収録:「Shaking」 PV・Making

●限定盤B [CD+DVD]¥1,800 (税込)
DVD収録:「The Party Must Go On」PV・Making

●通常盤 [CD Only]¥1,500(税込)

Boom Trigger写真集「Deay My Bloom」
発売日:8月24日(月)※一部、発売日が異なる地域がございます
定価:本体2,727円+税
撮影:杉江拓哉

■関連サイト
公式サイト:https://boom-trigger.jp/

元記事配信日時 : 
記者 : 
Kstyle編集部
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