ホ・ジウン、児童虐待で死亡した疑いのあるジョンインちゃんの事件に言及「養子のいる家庭に対する偏見が拡散されている」
ホ・ジウンは1月11日、自身のInstagramに「最近、ジョンインちゃんの虐待による死亡事件をきっかけに、様々な議論が行われています。話の重みが虐待の問題から、養子縁組問題に移動し、養子のいる家庭に対する偏見と誤解が拡散しています」と問題を指摘した。
続いて「昨年、人々の心を痛めた児童虐待事件がすべて養子縁組家庭で起こったことならそうかもしれません。しかし、現実はそうではありませんでした。子供たちを拷問した多くは実の親でした」と説明をつけ加えた。
ホ・ジウンは「そもそもジョンインちゃんの事件を途中で止まらせた、たくさんの機会が台無しになった理由が、その偏見のためだったということを忘れてはなりません。良いことをたくさんする人たちがそんなことするはずがないという偏見。そして養子縁組家庭に対する偏見であるだろうという偏見に対する偏見のことです」と力を入れた。
そして「生きていく上で偏見を全く持たずに生きることはできないかもしれませんが、少なくとも他人を自分勝手に悪く、または良く評価して断定する態度が、想像できない惨劇の種になりかねないということは知っておくべきではないでしょうか」と話した。
これに先立って、最近韓国で放送されたSBS「それが知りたい-ジョンインちゃんはなぜ死んだのか?」では、生後7ヶ月で養子に出されてから271日で亡くなったジョンインちゃんの死亡事件が取り上げられた。養父母は事故で死亡したと主張しているが、専門家らは養父母による虐待で死亡した可能性が高いと分析した。
【ホ・ジウンのInstagram全文】
最近ジョンインちゃんの虐待による死亡事件をきっかけに、様々な議論が行われています。話の重みが虐待の問題から、養子縁組問題に移動し、養子のいる家庭に対する偏見と誤解が拡散しています。
昨年、人々の心を痛めた児童虐待事件がすべて養子縁組家庭で起こったことであるならばそうかもしれません。
しかし、現実はそうではありませんでした。子供たちを拷問したのは多くが実の親でした。養子縁組家庭の児童虐待の割合は全体の0.3%です。
そもそもジョンインちゃんの事件を途中で止まらせた、たくさんの機会が台無しになった理由が、その偏見のためだったということを忘れてはなりません。
良いことをたくさんする人たちがそんなことをするはずがないという偏見。そして養子縁組家庭に対する偏見であるだろうという偏見に対する偏見のことです。
一つの偏見が事実と異なることが証明された時、それの反対となる偏見が強化されることは間違いです。
偏見は正反対の偏見と共生しながら、お互いに異なる偏見を持つ人々の怒りと憎悪の中で力を大きくするためです。
この場合は養子縁組家庭を疑ってはならないという偏見と、養子縁組家庭も疑うべきだという偏見が争う中、浮彫りになる証拠と事実の代わりに担当者の偏見に基づいた決定がなされたのです。
生きていく上で偏見を全く持たずに生きることはできないかもしれませんが、少なくとも他人を自分勝手に悪く、または良く評価して断定する態度が、想像できない惨劇の種になりかねないということは知っておくべきではないでしょうか、そんなことを考えてみました。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・へジョン
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