パク・ハソンからキム・ソヨンまで「ソウルドラマアワード 2021」33作品&33人の受賞者候補を発表
写真=各ドラマポスター
ソウルドラマアワード組織委員会(組織委員長:パク・ソンジェ)が「ソウルドラマアワード 2021」の本審進出作33本と33人の受賞者候補を発表した。今回の「ソウルドラマアワード」の作品賞は、ショートフォーム部門に8本、短編部門に8本、ミニシリーズ部門に9本、長編部門に8本が本審進出作に選定され、個人賞の候補には演出家8人、脚本家8人、俳優8人、女優9人がノミネートされた。
昨年から追加されたショートフォーム部門は、30分前後の短いエピソードで構成された作品で、今回の本審には8本の錚々たる作品がノミネートされた。その中で、ノルウェーの「Delete Me」は高校3年生のマリオンとマリットの不安な青春の歪んだストーリーを描いたスリラーで、ショートフォーム作品賞をはじめ、演出賞(Marie Kristiansen)、脚本家賞(Marie Kristiansen)、女優賞(Thea Sofie Loch Næss)の4つの部門にノミネートされた。韓国の「ミョヌラギ」は作品性と主演女優のパク・ハソンの演技が好評を博し、作品賞と女優賞にノミネート。これと共に韓国ドラマのファンである白人少女が韓国ドラマの中の世界に吸い込まれて繰り広げられる内容を盛り込んだアメリカの「ドラマワールドシーズン2」、ロシアのミステリードラマ「Passengers」などがノミネートされ、その結果が注目される。
台湾、ドイツ、スペイン、アルゼンチン、イギリス、韓国の6ヶ国から8本の作品が本審に進出し、各国の激しい競争を予告した短編部門には、韓国のJTBC「子どもを捜しています」とMBC「SF8‐宇宙人ジョアン」がノミネートされた。特に行方不明の子供を11年ぶりに取り戻すストーリーである「子どもを捜しています」は作品賞、演出賞(チョ・ヨンウォン)、男優賞(パク・ヒョクグォン)にもノミネートされた。
ミニシリーズ部門には、中国の犯罪スリラードラマ「ドラマ バッド・キッズ 隠秘之罪」をはじめ、2017年にスウェーデンのジャーナリスト、キム・ウォールの殺人事件を探求する犯罪ドラマであるデンマークの「The Investigation」、第2次世界大戦を描いたドイツの「Das Boot2」、同性愛の物語を描いたイギリスの「It's a Sin」など様々なジャンルの名作がノミネートされ、激しい競争を繰り広げ、なかなか結果が予測できない。
SBS「ペントハウス」は長編部門の作品賞と個人賞部門の女優賞(キム・ソヨン)、演出賞(チュ・ドンミン)、脚本家賞(キム・スンオク)の4部門にノミネートとなり、強力な底力を発揮した。「ペントハウス」は俳優たちの隙のない演技力と刺激的な題材、話題性などでシーズン1、2、3ともに高視聴率を記録。長編部門には「ペントハウス」をはじめ、不完全な3家族が出会い、一つの家族になっていくストーリーを描く中国の「以家人之名」、コロンビアの「Anna's Revenge」、トルコの「Legacy」などがノミネートされた。
この他にもロシアの女帝エカチェリーナ2世とピョートル3世を主人公にしたアメリカ王室のコメディドラマ「The Great」は、主演たちの優れた演技としっかりしたストーリーで注目を浴び、作品賞ミニシリーズ部門と女優賞(Elle Fanning)、脚本家賞(Tony McNamara)の3部門に選ばれた。特に作品開始前のキャスティングから期待された女優のエル・ファニング(Elle Fanning)はロシアの皇帝に嫁いできたキャサリン役を完璧に演じ、好評を博した。
「ソウルドラマアワード 2021」の本審進出作と進出者は「2021 国際放送映像マーケット(BCWW)」オンラインショーケースで9月10日に公開される。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- パク・スイン
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