「風と雲と雨」ソンヒョク、初の時代劇でパク・シフと共演!日本の作品にも言及“渡辺謙さんと木村拓哉さんは尊敬できる俳優”
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
“時代劇キング”パク・シフが、「王女の男」以来9年ぶりの時代劇主演! 王朝末期、国家の命運を握る“朝鮮最高の観相師”の波乱に満ちた愛と野望を描く、壮大なる歴史絵巻「風と雲と雨」のDVDが好評発売&レンタル中、さらにU-NEXTにて独占先行配信中だ。
この度リリースを記念して、友であるチョンジュン(パク・シフ)に劣等感を抱き憎しみを募らせ、チョンジュンの家門を没落させた後にキム一族に取り入って出世していくチェ・インギュを演じた、ソンヒョクのオフィシャルインタビューが到着。初となる時代劇出演の感想やパク・シフやコ・ソンヒとの共演について、さらには好きな日本ドラマや映画についてもたっぷりと語っている。
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時代劇に初出演「期待感に胸が高鳴りました」
ソンヒョク:初めての時代劇の撮影なので、ワクワクする気持ちと緊張感を持って撮影を始めた記憶があります。ユン・サンホ監督をはじめスタッフ、そして先輩後輩の俳優の皆さんに助けていただきました。僕にとって次の段階へ成長できる時間だったと思います。
――演じた役柄の紹介をお願いします。
ソンヒョク:チェ・インギュは、他人の運命に嫉妬して自分のものにしたがるキャラクターです。悪と憎悪に満ちた人物で、極端に言えば反社会的な人格障害を持った人物と言えるでしょう。
ソンヒョク:ユン・サンホ監督が方向性を明確に示してくださったので、キャラクターを作り上げる出発点では迷いませんでした。初めての時代劇とあって期待感に胸が高鳴りましたが、悪役ということで難しいだろうとも思いました。
――時代劇には初出演とのことですが、セリフや衣装、時代劇の所作などで難しい点はありましたか?
ソンヒョク:時代劇、現代劇を問わず、新しい作品を始める時には悩みますし、準備する過程が必要です。この過程こそが、“ワクワクする気持ちと緊張感”なのだと思います。時代劇なので、現代劇とは違い衣装やメイクアップなどに多くの時間と労力がかかりましたが、これは実は俳優よりもスタッフの方の苦労が多いんです。この時代の衣装をすべて身につけて、またチェ・インギュは武士なので衣装や小物が特に多く、動きにくいということはありました。それに適応するのには時間がかかりましたね。
パク・シフとの共演を語る「幼い頃から知っていた兄貴で…」
ソンヒョク:“好きなのに苦しめる”という感情が、インギュの役作りのカギでした。好きなのに苦しめるとは、いったいどんな人物なんだろう? と考え、結局、感情表現が苦手な人なんだと思いました。そのため、なぜ感情表現が下手なのか、幼い頃にトラウマがあったのかと、キャラクターの過去にさかのぼってアプローチしました。悪役を準備するというのは決して愉快ではありませんが、彼の持つ多彩な感情をのぞき見ることができました。
――敵役であるチェ・チョンジュン役パク・シフさんとの共演はいかがでしたか?
ソンヒョク:パク・シフ先輩は、僕が幼い頃から知っていた兄貴であり先輩なので、作品でお会いできて本当に嬉しかったです。一緒に仕事をするのは初めてでしたが、現場で良いアイディアをたくさん出してくださり、楽しく撮影しました。
ソンヒョク:劇中、ボンリョンが僕に向かって銃を撃つシーンがあります。そのシーンは複雑に絡み合った感情を表現しなければいけないシーンで、渾身の力を込めて演技しました。ボンリョンは「私はあなたが嫌い」、インギュは「お前が俺に見せてくれた気遣いと優しさは、いったい何だったんだ!」。こういう感情から2人が激しく対立したシーンだったと思います。
――印象に残っているセリフやシーンを教えてください。
ソンヒョク:インギュは率直に感情を表現するのではなく、思っていることとは逆の感情を表現するキャラクターです。そんな彼が初めて感情と言動が一致したのが、最後にボンリョンを救う場面ではないでしょうか。「生きている間、俺が申し訳ないと思う人がいたとすれば、それはまさにお前だった。私を許してくれ……ありがとう(セリフ原文)」おそらくこんなセリフだったと思います。初めて正直になれたインギュに対して、人間的に本当に可哀想な人だと思いました。
ソンヒョク:俳優はいつも新しいキャラクターに飢えているようです。どんな役柄、どんなジャンルをやりたいというよりも、もっともっと多くのキャラクターに挑戦したいですね。
――韓国の時代劇は海外でも愛されている人気ジャンルですが、実際に出演されたソンヒョクさんが考える韓国時代劇の魅力とは?
ソンヒョク:脚本、演出、そしてスタッフの持つ技術がベースとなり、これに俳優の演技力が加わって韓国固有のスタイルが出来上がるのではないでしょうか。またそこに、韓国の情緒も一役買っていると思います。
「渡辺謙さんと木村拓哉さんは本当に尊敬できる俳優」
ソンヒョク:好きな日本映画はたくさんあります。今思い出せるのは、渡辺謙さんが出演した「君だけが知らない」という映画です。これは、僕が今年出演した映画と同じタイトルなんです。
素晴らしい俳優は多くいらっしゃいますが、僕は木村拓哉さんが好きですね。彼が出演した日本のドラマを幼い頃に楽しんだ記憶があります。「プライド」や「空から降る一億の星」などたくさんあります。
「君だけが知らない」と「空から降る一億の星」は、同じ俳優という職業を持つ僕に自分の演技について多くのことを考えさせてくれた作品であり、渡辺謙さんと木村拓哉さんは本当に尊敬できる俳優だと思います。
――「風と雲と雨」を楽しみに待つ日本の視聴者へメッセージをお願いします。
ソンヒョク:僕の役は、ドラマのキャラクターの中の1人という安らかな気持ちで見ていただき、チェ・インギュをあまり憎まないでください(笑)。またコロナ禍の現在、健康には十分にお気をつけください。
■リリース情報
「風と雲と雨」
○DVD-SET1 好評発売中
GNBF-5582/第1話~第7話/DVD4枚/本編約480分/特典映像30分
価格:14,740円(税抜13,400円)
特典映像:スペシャルメイキング PART1
初回限定特典:ブックレット(8p)/アウターケース付き
○DVD-SET2 2021年11月3日(水)発売
GNBF-5583/第8話~第14話/DVD4枚/本編約480分/特典映像30分
価格:14,740円(税抜13,400円)
特典映像:スペシャルメイキング PART2
初回限定特典:ブックレット(8p)/アウターケース付き
○DVD-SET3 2021年12月3日(金)発売
GNBF-5584/第15話~第21話/DVD4枚/本編約480分/特典映像30分
価格:14,740円(税抜13,400円)
特典映像:スペシャルメイキング PART3、キャストインタビュー パク・シフ
初回限定特典:ブックレット(8p)/アウターケース付き
●レンタルDVDリリース
・Vol.1-6:好評リリース中
・Vol.7-13:2021/11/3(水)
・Vol.14-21:2021/12/3(金)
<セル・レンタル共通仕様>
16:9 HD サイズ/カラー/片面2層
音声:①韓国語2chステレオ ドルビーデジタル/②日本語吹替2chステレオ ドルビーデジタル
字幕:日本語
※商品デザイン/組枚数/仕様は変更になる可能性がございます。
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
(C) 2020 TV Chosun
※U-NEXTにて独占先行配信中:https://bit.ly/3wFZ47n
■関連サイト
「風と雲と雨」公式サイト:https://kandera.jp/sp/kazekumoame/
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
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