チョ・ハンチョル、ドラマ「智異山」放送終了の感想を明かす“山が本当に懐かしい”
写真=A STORY
俳優のチョ・ハンチョルがケーブルチャンネルtvN土日ドラマ「智異山」(脚本:キム・ウニ、演出:イ・ウンボク)の放送が終了し、感想を語った。「智異山」は、智異山で起きる謎の事故を調べていくことで繰り広げられる物語を描くミステリードラマだ。劇中、智異山国立公園のレンジャーとして崇高な人間愛と使命感、責任感を見せてくれたチョ・ハンチョルが放送終了を迎え、その心境を伝えた。
彼は所属事務所のnoonカンパニーを通じて「常に作品を通じて人との関わりを得ることになります。『智異山』を通じて、大切な縁を結ぶことができて、嬉しいです」とし「完成度の高い作品を作るために、全力を尽くした全ての俳優たちやスタッフの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです」と感想を伝えた。
続けて「『智異山』を見守ってくださった視聴者の皆さんにも心から感謝します。これからもまた皆さんに良い姿をたくさんお見せしたいと思います。皆さんの健康と平穏を祈っています」と視聴者への感謝の気持ちを伝えた。
これまで彼は「智異山」を通じて、重みのある演技だけでなく、ヒューマニズム溢れる活躍で、視聴者に深い余韻を残した。山と山を登る人々を守るために、進退両難の危機の中で走り回り、視聴者たちを感動させた一方、レンジャーたちと最高のチームワークを披露し、笑いを誘った。特にオ・ジョンセ(チョン・グヨン)とのケミ(ケミストリー、相手との相性)が毎回多くの人を笑わせた。
密度のある演技と人並外れた実力、年輪から感じられる重みがパク・イルヘというキャラクターとシナジー(相乗効果)を生み出し、“代替不可能な俳優”というタイトルを再び証明した。
以下はチョ・ハンチョルの一問一答である。
――「智異山」がついに幕を閉じました。放送終了を迎えた感想はいかがですか。
チョ・ハンチョル:縦走の末、ついに下山することになりました。作品が終わったら、いつも人に会いたくなるような恋しい気持ちが大きかったですが、今回は人だけでなく山が本当に懐かしくなりそうです。本当に時間があっという間に過ぎました。
――「智異山」の撮影現場で、最も大変だったことや特別に覚えている瞬間などはありましたか?
チョ・ハンチョル:山火事のシーンが一番大変でした。実際に火を起こして撮影すると、本当に怖かったです。煙が抜けないセット場で、スタッフの皆さんがほこりをかぶった状態で、黒くなったマスクを毎回新しいものに替えなければならないような状態だったことを思い出します。作品のために、見えないところでも最善を尽くす彼らに、深く感動しました。また、第7話で放送された特技を自慢するシーンは、本当に楽しく撮影したので記憶に残っています。「智異山」のほぼ全ての俳優が集まり、一緒に踊って騒いで遊びました。ソン・ドンイル先輩の女装が今でも目に浮かびます。
――過去と現在を行き来する各時点で、キャラクターの分析や演技の方向において、何に重点を置きましたか?
チョ・ハンチョル:パク・イルヘも大きな変化を経験することになる人物です。身体的に動的な過去と静的な現在、そして感情で見ると衝動的な過去と理性的な現在、このように分けて変化をもたらそうと努力しました。
――劇中でソ・イガンさん、カン・ヒョンジョさん、チョ・デジンさん、チョン・グヨンさんなど、レンジャーとして多くの人物と共演されましたが、最も相性が良かった俳優は誰ですか?
チョ・ハンチョル:皆良かったとしか言えません。皆素晴らしい俳優です。絶対一人を選ばなければならないとすれば、当然のことながら緊密に演技を合わせていく時間が多かったオ・ジョンセさんです。一緒にいた時間が多かったので、シーンを作るために最も深く悩み、相談し合いました。
――チョ・ハンチョルにとって「智異山」はどのような意味を持つ作品として記憶されると思いますか? 今回の作品を通じて新たに得られたものがあれば教えて下さい。
チョ・ハンチョル:いつも人です。作品を通じて得られるものも人ですし、その人たちとの縁が結局、意味そのものになるような気がします。「智異山」で大切な人々に会えて嬉しいですし、作品が終わってしまったことがとても残念です。
――最後に今まで「智異山」を愛してくださった視聴者の皆さんに一言お願いします。
チョ・ハンチョル:最後まで「智異山」を完登してくださって、本当にありがとうございます。これからもっと多くの作品で良い姿をお見せできるように頑張ります。いつもお元気で、愛しています。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- カン・ダユン
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