「一人だけ」アン・ウンジン＆キム・ギョンナム、お互いに対する愛の深さに気づく

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
アン・ウンジンとキム・ギョンナムが、お互いのために犠牲も厭わない切ない愛を見せた。

韓国で18日に放送されたJTBC月火ドラマ「一人だけ」）第10話で、ミン・ウチョン（キム・ギョンナム）は、たったの1時間、1日だけでもピョ・インスク（アン・ウンジン）を守るために、誰にも言わずに「1」ことク・ジピョ（ハン・ギュウォン）の元を訪れた。2番目のマツバボタン殺人事件は、ピョ・インスクを自首させるために彼が仕掛けた罠だったため、ハ・ヨングン（ペク・ヒョンジン）の携帯電話が彼に渡されることだけは止めなければならなかった。

シン・テイル（アン・チャンファン）が渡す前に素早く横取りしたハ・ヨングンの携帯電話には、ク・ジピョの衝撃的な過去映像があった。ハ・サナ（ソ・ヨヌ）の映像が上がっていた児童性搾取サイトの運営者が彼だったのだ。事がこじれて、誤って送信されたク・ジピョの映像をハ・ヨングンが問い詰めると、殺人を依頼したのだ。ミン・ウチョンはこのすべての真実を知ったが、撤去予定のビルに閉じ込められてしまった。死に直面している瞬間にも、彼の頭の中はピョ・インスクのことだけだった。

このことを全く知らないホスピス“朝の光”と広域捜査隊には、彼が消えて緊急事態を迎えた。ミン・ウチョンの殺人依頼の証言が確保されている状態で、彼の“逃走”は自白になりかねないためだった。これにピョ・インスクが前日の事件の真犯人は自分であり、サナの母親ウ・ギョンミ（チャヒ）からもらったハ・ヨングンの時計を証拠として出して、自分が首を絞めて殺したと嘘で自白した。犯人に指名されたミン・ウチョンも、結婚が駄目になるか不安なソン・ミド（Red Velvet ジョイ）も、母親のそばを片時も離れないサナも全て守るためであった。

ここに、パク・ドゥジンのシャツのボタンから発見された髪の毛がピョ・インスクのDNAと一致したことまで明らかになり、彼女は2番目のマツバボタン殺人事件の罪まで被せられるはめになった。広域捜査隊の所長は、事を台無しにせずに、1日も早く中間ブリーフィングと現場検証を終了するように圧力をかけた。すべてはク・ジピョの計画通りに流れていた。

一方で、ピョ・インスクは脳腫瘍のサイズが2倍に膨れ上がり、生死の岐路に立たされていながらもミン・ウチョンのことだけを考えていた。倒れる前に「もっと早く自首すればよかったじゃないか。もうおしまいだ」というク・ジピョの言葉が頭を離れず、不安が倍増された。このまま死んだらミン・ウチョンに会うことになるのか、さもなければ目を覚めなければ会えないのか、彼女はその答えを切実に知りたかった。

そうようにやきもきしている頃、奇跡のようにミン・ウチョンがピョ・インスクの前に現れた。考え直したシン・テイルが逃げようと言ってミン・ウチョンを救ったが、彼はピョ・インスクを守るために帰ってきた。フォトラインと現場検証が行われる直前、ピョ・インスクを密かに呼んだミン・ウチョンは、そのように広域捜査隊の目を忍んで、人混みの中に逃げた。

死ぬところだった瞬間、お互いに対する愛の深さに気づいたピョ・インスクとミン・ウチョンは、「愛してる」と気持ちを伝え、切ないキスを交わした。