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チョン・イル「ポッサム~愛と運命を盗んだ男~」が愛された理由は?“恋愛ドラマは無敵だと思っています”

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“時代劇プリンス”チョン・イルד時代劇初ヒロイン”少女時代 ユリが豪華初共演! チョン・イルが新たに挑むのは、逆境を超え生き抜く“朝鮮の破天荒ヒーロー”。愛する者を守るため、強大な勢力に立ち向かう華麗なる本格派ロマンス史劇「ポッサム~愛と運命を盗んだ男~」(以下、「ポッサム」)のDVDが好評発売&レンタル中。さらに、U-NEXTにて独占配信中だ。

この度リリースを記念して、盗みやポッサム(再婚が法的に禁じられていた朝鮮時代、寡婦を布で包み誘拐を装う形で再婚を実現させた風習)で生計を立てながら、一人で息子を育てるバウ(キム・デソク)を演じたチョン・イルのオフィシャルインタビューが到着! 撮影の裏話から日本ファンへの想いまでたっぷりと語っている。

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――韓国での放送が終了しましたが、今の感想は?

チョン・イル:準備期間を含め、撮影に約1年かかりました。5作目の時代劇でしたが、バウのようなキャラクターを演じるのは初めてで、僕にとっても挑戦でした。また、時代劇ならではのプレッシャーや怖さも感じました。でも素晴らしい監督やスタッフ、そして共演者に恵まれ、よい結果を残せたのでうれしいです。

――周囲の方々の反応や感想はいかがでしたか?

チョン・イル:今まで出演したどの時代劇より、反応がよかったです。放送終了後は行く先々で、「家族と一緒に楽しく観ました」「幸せな時間を過ごせました」と言われて、とてもうれしかったです。それまではあまり実感がなかったのですが、「ポッサム」の人気に改めて気付きました。


「バウを演じることでストレスを解消できました」

(C) 2021 MBN. All Rights Reserved
――回を重ねるごとに視聴率が上がりました。視聴者に愛された理由は何だと考えますか?

チョン・イル:最近は刺激的なドラマが多いですが、この「ポッサム」は温かみのある作品でした。そういう部分が愛されたのでしょう。僕は「恋愛ドラマは無敵だ」と思っています。監督は恋愛をとても美しく描きました。切なく余韻のある愛を演出してくださったので、それが人気を呼んだ要因でしょう。

――バウの魅力を日本の皆さんに紹介してください。

チョン・イル:バウは幼い時とてもつらい目に遭いました。両班だった過去を隠してどん底の人生を歩む、ハードなキャラクターです。そんな彼が翁主と出会って運命が一変し、新たな人生を切り開いていく、そんな人物です。

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――バウはとてもアクティブですが、チョン・イルさんと似ている部分はありますか?

チョン・イル:僕は内向的な性格なので、序盤のバウと似ている点は多くないと思います。でも僕は感情を率直に表現するタイプでもあるので、その部分は似ているかもしれません。バウのように思いっきり行動できたらいいなと常々思っているので、バウのアクティブなところは羨ましいです。ですから、このドラマではバウを演じることでストレスを解消できました。存分に悪口も言えて楽しかったです(笑)。

――クォン監督は今回が初めての時代劇と聞きました。これまで出演した時代劇と比べて、新鮮に感じた演出はありましたか?

チョン・イル:まず、本作ではドラマのすべての要素が美しく描かれています。以前からクォン監督の作品に出演したいと思っていたので、監督の初の時代劇とあって演じるのが楽しみでした。いざ撮影が始まると、俳優の魅力をうまく引き出してくれる監督の手腕に、やはり天才だ、最高だと思いながら演じていました。撮影終了後、監督の演出力を賞賛する声があちこちから聞こえてきて、僕自身もうれしかったです。


「つけてみて大正解」ひげ面に初挑戦!

(C) 2021 MBN. All Rights Reserved
――前半は髪も服装も庶民のスタイル、後半は官服や正装が多かったですね。どちらが好きですか?

チョン・イル:バウが最も魅力的だったのは、身分を回復して両班に戻る前の自由に生きていた時代です。役作りにはかなり時間をかけました。後半のキャラクターは今までも演じたことがあったので、僕自身は12話までのバウが最も魅力的だと思っています。衣装やメイクも最初はぎこちなく感じましたが、皆さんに褒めていただき安心しました。

――最も印象に残っている衣装は?

チョン・イル:印象的なのはボロ布のようなあの服かな。乞食の親分という感じの(笑)。髪形やひげも印象に残っています。

――ひげについてお聞きします(笑)。普段はひげを生やしていませんよね。

チョン・イル:あまり生えないんですよ(笑)。ひげ面の役柄は初めてだったので悩みました。バウにひげは必要か、監督と何度も話し合い、どんなひげにするかも議論を重ねました。でも結果的に、ひげはバウを魅力的に描く重要な要素になりました。ひげ面にしなかったら後悔していたでしょう。今回のメークアップチームはMBCの方々でした。顔なじみの方もいますし、なにより時代劇のメイクのプロです。その方たちがひげに賛成してくれたので付けてみたのですが、大正解でした。普段から伸ばすのは……どうかな、考えてみます(笑)。

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――水中での演技は大変でしたか?

チョン・イル:水中撮影には8時間近くかかりました。確かに大変な撮影でしたが、あのシーンはとても美しく撮れたので満足しています。でも、どのシーンもみんな大変でした。水中撮影だから特別というわけではありません。

――記憶に残る撮影中のエピソードは?

チョン・イル:ドラマの序盤ではバウの生い立ちは描かれていません。後半に入ると徐々にバウの過去が明らかになり、彼の心情を表現するシーンが多かったことが印象に残っています。そういったシーンでは特に準備せず現場に入り、その場で感情移入しました。そうすることでリアリティが増し、観る人の胸に響く演技ができたと思います。それが記憶に残っていますね。


準備は2ヶ月前から…全力で挑んだ撮影

(C) 2021 MBN. All Rights Reserved
――演じながら試行錯誤したり、悩んだことはありますか? 特に難しく感じたシーンは?

チョン・イル:特にそういうシーンはありませんでしたが、今回のドラマは準備の仕方に特徴がありました。演劇では幕が開く2ヶ月ほど前から、皆で話し合ったり読み合わせをしたりします。今回のドラマはその方式でやりました。撮影が始まる前に、俳優と監督が約2ヶ月間話し合い、互いにアイデアを出し合って複数の演技プランを練り上げます。そうやって役作りをした結果、スムーズに撮影できました。役柄にもうまく入り込むことができたので、今後もこの方式でやっていきたいですね。

――心残りのある演技はありましたか?

チョン・イル:それはありませんね。全力を出し切りましたから(笑)。命懸けで演じたと言い切れる作品です。

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――三角関係も見どころです。演じてみてどうでしたか?

チョン・イル:シン・ヒョンスさんが演じたデヨプとはライバル関係です。しかし、時間が経つにつれお互いの共通点も出てきて、互いを理解し思いやる関係になります。いわば同志愛が芽生えるんですね。年齢は僕が少し上ですが、腹を割って話し合いながら撮影しました。その結果、息の合う演技ができたと思います。間に入るユリさん(少女時代)の演技もよかったので、魅力的な三角関係を描けたと思います。

――撮影現場でのムードメーカーは?

チョン・イル:チャドル役のコ・ドンハ君でしたね。小さくてかわいい子が現場を走り回って場を盛り上げていました。ドンハ君のおかげでつらい撮影現場でも元気になれました。


「人生はタイミング」本作を通して考えたこととは?

――地方ロケも多かったですね。特に印象深い場所を教えてください。

チョン・イル:ロケでは巨済島(コジェド)にも行きました。僕はあまり行ったことがなかったので、美しい場所が多いことに驚きました。他にもいろんな地方に行きました。そもそも監督の視点は普通の人と違って、僕らなら見逃すような場所も美しく撮ってくれるんです。ああ、これが演出の力だなと感じました。

――最も記憶に残るシーンを教えてください。

チョン・イル:スギョンとバウが互いの気持ちを打ち明けるシーンですね。そのシーンの撮影はちょうど桜の時期でした。満開の桜をバックに美しいシーンが撮れたので、皆さんに喜んでもらえると思います。「ポッサム」というドラマは僕自身、本当に楽しく撮影できました。そんな僕の気持ちが視聴者の皆さんに伝わってほしいと心から願っています。

――激変する運命について描いた作品ですが、運命や人生について振り返る時間を持てたのではないですか? 人生について何か考えたことは?

チョン・イル:人生はタイミングですね。僕自身、芸能事務所の練習生でしたが、ドラマ「思いっきりハイキック!」に出演したことで人生が変わりました。このように、人生の分岐点は仕事だったり人だったりします。そういった変化をうまく受け止め切り開いていく、それが人生の醍醐味だと思います。

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――時代劇への出演が多いですが、オファーが来る理由は何だと思いますか?

チョン・イル:分かりません(笑)。時代劇に合っているとよく言われますし、運よく出演作品がヒットしたこともあり、お誘いが来るのだと思います。時代劇もこなせるのは俳優として武器になるので感謝しています。今後も時代劇には挑戦していきたいです。

――現代劇と時代劇、どちらが演じやすいですか?

チョン・イル:どちらとは簡単に言えません。時代劇の場合はその時代に深く入り込んで演じる必要があります。現代劇はその点では楽かもしれませんね。でも両者それぞれに違う魅力があります。衣装はどちらも好きです(笑)。

――コロナ禍で撮影にも影響はありましたか?

チョン・イル:新型コロナウイルス感染拡大の影響で、撮影が中断したこともありました。一番残念なのは、ファンの皆さんと直接会えないことです。僕が主演した「ヘチ 王座への道」がNHKで放送していたので、コロナ禍でなければ日本のファンの皆さんと会ったり、「ポッサム」のプロモーションもできたのにと残念です。1日も早く日常に戻り、ファンの皆さんと会いたいですね。でも一方では、こんな時期でも頑張って皆さんを癒せる作品を作りたいとも思っています。早く会える日が来ればいいですね。


ゴルフに夢中の日々「日本でも楽しみたいです」

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――外出を控える日々が続いていますが、オフの日は何をされていますか?

チョン・イル:今はゴルフに夢中です。1人で楽しめる運動なので、すごくハマっています。いつか日本でもゴルフを楽しみたいですね。本当に、最近はゴルフばかりしているんですよ(笑)。1人で1日に3時間近くゴルフの練習場にいることもあります。ゴルフに没頭していると頭もさえるし、運動にもなるので楽しんでやっています。

――ゴルフはいつから始められたのですか?

チョン・イル:21歳の時に初めてやりましたが、忙しくて何年か空白がありました。でも最近は、撮影が終わると毎日のように通っています。

――最後に日本の皆さんへメッセージをお願いします。

チョン・イル:今回も時代劇で皆さんにお目にかかることになりました。見どころの多い楽しいドラマで、男女の主人公が運命を切り開いていく物語です。ドラマ「ポッサム」、ぜひご覧になり応援してください。ありがとうございました。

■リリース情報
「ポッサム~愛と運命を盗んだ男~」

○DVD-SET1:好評発売中
GNBF-5646 / 第1話~第10話 DVD5枚 / 本編約700分+特典映像70分
特典映像:スペシャルメイキングPART1(DISC5)、キャストインタビューPART1(チョン・イル、クォン・ユリ)

○DVD-SET2:2022年5月11日(水)リリース
GNBF-564 7 / 第11話~第20話 DVD5枚 / 本編約700分+特典映像70分
特典映像:スペシャルメイキングPART2(DISC8)、キャストインタビューPART2(チョン・イル、クォン・ユリ)

<セル価格>各20,900円(税抜19,000円)
<セル共通封入特典>各ブックレット(8P)、アウターケース付き

●レンタルDVDリリース
・好評レンタル中 Vol.1~6
・2022年5月11日(水)Vol.7~13
・2022年6月3日(金)Vol.14~20

<セル・レンタル共通仕様>
カラー / サイズ:16:9 HD / 字幕:日本語 / 音声:韓国語 2ch ステレオ ドルビーデジタル
※発売日、仕様は都合により予告なく変更する場合がございます。

原題:ポッサム-運命を盗む / 製作:2021年 / 韓国 / 全20話
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
(C) 2021 MBN. All Rights Reserved

※U-NEXTにて独占先行配信中:https://bit.ly/3zVOSdW

■関連サイト
「ポッサム~愛と運命を盗んだ男~」公式サイト:https://kandera.jp/sp/bossam/

元記事配信日時 : 
記者 : 
Kstyle編集部
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