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「結婚作詞 離婚作曲3」プ・ベ、フック船長に仮装したシーンが話題に“僕は真剣に演じたけれど…”

Newsen
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=SKETCH E&M
1話のほぼ全シーンで登場するのは、プレッシャーが伴う作業だったが、俳優プ・ベにとっては自信と達成感という貴重なプレゼントになったという。

5月1日に韓国で放送が終了したTV朝鮮週末ドラマ「結婚作詞 離婚作曲3」は、成功した30代、40代、50代の魅力的な3人の女性に訪れる予期せぬ不幸に関する物語で、真実の愛を探す夫婦たちの不協和音を描くドラマだ。劇中でプ・ベは、SF電子の次男である財閥家の御曹司ソ・ドンマ役を務めた。

彼は「結婚作詞 離婚作曲3」の放送終了を記念して行われたインタビューで、撮影が終了した感想と、役作りの過程、撮影のビハインドなどを語った。

「1年半ほど撮影しながら、スタッフたちと仲良くなってきたのに、(撮影が終わって)本当に残念です」と述べたプ・ベは、「人気は最近、実感しています。外を歩いたら気づいてくださるので嬉しいです。今まで連絡をしなかった友人から、10年ぶりにドラマを見ていると連絡が来たりもしました。母が1番喜んでいます」と伝えた。

プ・ベは、脚本家イム・ソンハンとの打ち合わせで、その場で選ばれたという。「脚本家さんがスタッフさんと食事をする席に呼ばれました。『年上の女性はどう思いますか?』などの質問をいくつかされて答えましたが、その場でオファーをいただきました。選択される立場なので、オーディションや打ち合わせをしたら、ハラハラしながら待つことが多いんです。でも、脚本家さんに会ってすぐに『一緒にやりましょう』と言われて、とても気分の良い打ち合わせでした」と答えた。

冷たくて冷徹なソ・ドンマとプ・ベとのシンクロ率は70%ほどで、高いほうだという。似ている部分が多いキャラクターだが、もっと上手く表現するために見た目にも気を使った。ドラマの雰囲気に合う衣装をスタッフと一緒に相談して、重要なシーンがある日には、特に気を使った。何より頻繁に登場する上半身裸のシーンのために、体型管理もした。

「運動は、上半身裸のシーンがなくても、毎日欠かさずにやっています。裸のシーンを一度に一気に撮るものではないので、3~4ヶ月ほど食事の調整をしました。撮影が終わる直前以外は、ずっとやりました。自分が服を脱ぐシーンはちょっと見られないですね(笑)」

シーズン3では、最愛のサ・ピヨン(パク・ジュミ)に会って変化する姿を見せることに重点を置いたという。ソ・ドンマとサ・ピヨンが恋人になり、自然にプ・ベの登場シーンも大幅に増えた。ピークは、ソ・ドンマがサ・ピヨンに惚れて心を積極的に告白した第6話だった。シーズン2で話題になったサ・ピヨンとシン・ユシン(イ・テゴン)の70分間の会話シーンのセリフは、膨大な量だった。少し間違っただけでもやり直さなければならないこだわりを持つイム・ソンハン脚本家の作品であり、より一層徹底的に準備した。

「第5話の時から登場シーンが増え、第6話では本当に多くの分量がありました。すごくプレッシャーでした。上手くやらなければいけないと思って準備を徹底しました。第6話の台本をもらって、30日ほど時間があって、毎日10回ずつ300回練習しました。ステーキを切って、表情をどのようにすべきかも、何度も練習しました。本当にすごく苦労しました。それでもNGをほとんど出さなかったし、満足感と達成感も大きかったです。僕だけでなく、脚本家さんにも第6話を見て満足していただいて、撮影現場を訪れて差し入れもくださいました。努力した分だけ結果が出ました。第6話のシーンをした後は、どんなに長いセリフがあっても怖くありませんでした。今振り返っても、すごいと思います(笑)」

素直でたくさんの感情を抱くソ・ドンマの行動が理解できず、感情を入れるために努力したという。ソ・ドンマは、パク・ヘリュン(チョン・ノミン)と将来を約束した元恋人のナム・ガビン(イム・ヘヨン)のもとを訪れて心を揺さぶり、結婚まで約束した。しかし結婚を準備をしていた中で、サ・ピヨンの悲鳴を聞いて彼女が好きになり、ナム・ガビンに婚約破棄を宣言した。その後、ソ・ドンマはサ・ピヨンに自分の気持ちを告白して結婚に成功した。

「初めて台本を見たときは、ピンと来ませんでした。僕は正解を探して演技しなければならないので、シーズン2でゴルフ場でサ・ピヨンに初めて会いますが、“その時に好きになっていて、抑えていた感情が爆発した”という設定にしました」

「ガビンを突然捨ててしまうのも、自分が引き止めて結婚直前まで進んだ状況であったため、受け入れるのが難しかったです。ガビンが他の男に会っている状況で、奪われたくない気持ちで引き止めたけれど、その中でサ・ピヨンに出会います。そしてガビンに対する気持ちが愛じゃなかったことを自覚して、サ・ピヨンへは本当の愛だったからこそそんな行動をしたんだろうと思いました。今考えてみても、人間がやるべきことではないです(笑)」

理解できない恋愛でも、世間から評価を得られたのは、パク・ジュミとプ・ベのケミ(ケミストリー、相手との相性)のおかげだった。プ・ベは「ジュミ先輩は大先輩ですし、高いところにいる人なので、近づきにくかったです。しかし第6話を撮影序盤に撮って、すごく仲良くなりました。アドバイスもたくさんいただきました。自分だけの考えかもしれないけれど、先輩と性格が合って、演技するときに本当に気が楽でした」と、共演について語った。

話題になったいわゆる“フック”ドンマシーンのビハインドも公開した。ソ・ドンマが、海賊のフック船長に仮装して、遊園地に行ったサ・ピヨンと娘のジアちゃんを追跡しようとしたシーンは、多くの視聴者に笑いをもたらした。これに対して、プ・ベは「僕もそうだし、スタッフたちも本当に真剣に撮影して、人々が笑うとは思いませんでした。僕は本当に帽子をかぶって、愛を含んだ眼差しで見ていたのに……(笑)。そのときに風が吹いて目が少し痛かったけれど、そのような状況と眼差しが加えられて、笑ってもらえたのだと思います。僕は本放送を見る時も真剣に見ましたが、視聴者の反応を見てから再び見たら、自分も笑ってしまいました」と言って、笑いを誘った。
元記事配信日時 : 
記者 : 
パク・ジョンミン
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