放送終了「エージェントなお仕事」イ・ソジン＆クァク・ソニョンら、新たな挑戦と危機を予告【ネタバレあり】

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
ケーブルチャンネルtvN「エージェントなお仕事」（演出：ペク・スンリョン、脚本：パク・ソヨン）は幕を閉じたが、メソッドエンターテインメントのマネージャーたちの異なるハードコアな職場ライフが予想され、視聴者の期待も高まった。

韓国で13日に放送されたtvN「エージェントなお仕事」第12話の視聴率はケーブル、IPTV、衛星を統合した有料プラットフォームによると、首都圏基準で平均4.1％、最高5.8％、全国世帯基準で平均3.3％、最高4.5％を記録した（有料プラットフォーム基準、視聴率調査会社ニールセン・コリアの全国有料放送世帯基準）。

最終話のエピソードの主人公は女優のキム・アジュンだった。傍若無人な財閥2世のシン・ジュギョン（キム・チェウン）は、父親がアジュンが出演する映画の投資会社のC＆G会長であることを利用し、チョン・ジェイン（クァク・ソニョン）チーム長に彼女を自分の誕生日パーティーに連れてくるように要求した。無礼だが「その『セレブリティの遊び』に一度目をつぶれば得られるものがもっと多い」というのがファクトだった。

しかし、ジェインはそれよりもっと重要な“自分の俳優のプライド”を守るために断った。その結果は悲惨だった。釜山（プサン）国際映画祭の開幕式の単独MCとして招待されたアジュンが舞台に上がるまで、数時間も残っていない緊迫した状況で、C＆Gを通じて手に入れたドレスを着られなくなったのだ。

どんな状況でも諦めない不屈のジェインは、きらめく代案を出した。BTS（防弾少年団）も着たという有名な韓服デザイナーの作業室が釜山にあるという事実を思い出したのだ。紆余曲折の末にデザイナーを説得し、美しい韓服を手に入れ、アジュンは韓国の美と映画関係者の自負心を全世界に伝え、盛況裏に開幕式を終えることができた。

しかし、彼女たちの前に新しい挑戦、あるいは別の危機が暗示された。真っ先に“能力者”マネージャーのジェインは、アメリカのエージェンシーからラブコールを受けたのだ。初めて真の愛を感じたノ・サンウク（イ・サンヒョン）とも愛の結実を結ぶことになった。これから彼女が乗り越えていかなければならない挑戦の機会を控え、ソ・ヒョンジュ（チュ・ヒョニョン）に一緒にすることを提案した。

業界をきちんと把握したヒョンジュが、アジュンの韓服を手に入れるまで大きな役割を果たし、映画祭が始まる前に到着するため、華やかな運転の実力を披露するなど、自らマネージャーの資質を証明したからだ。そのように良いマネージャーになりたいという夢にもう一歩近づいたヒョンジュだった。

茨の道を歩いていたマ・テオ（イ・ソジン）取締役も、ク・ヘジュン（ホ・ソンテ）代表からメソッドエンターテインメントのアメリカ支社の代表職を提案された。ここにはジェインのアメリカ行きを盗み聞きしたヘジュンがそのエージェンシーを買収し、そこにテオを座らせようとする内心が隠されていた。

ソン・ウナ（チョン・ヘヨン）は夫の後悔に満ちた涙を見て心を変えたが、テオのメッセンジャーを見て表情が急激に固まってしまい、また異なる暴風前夜を予告した。キム・ジュンドン（ソ・ヒョヌ）チーム長は、自分が犯した偽りのうわさのブーメランを受けた。待ちわびていた初の作品をダメにした張本人がジュンドンだということを知ったカン・ヒソン（ファン・セオン）が、裏切られた気持ちを感じ、冷たく背を向けたのだ。ジュンドンは愛も仕事も逃し、深いため息をついた。

そのようにメソッドエンターテインメントのマネージャーたちは、最後まで仕事と愛のために泣いて笑った。エンディングシーンで彼らが眺めていた海雲台（ヘウンデ）の海のように、今後も彼らのハードコアな人生には果てしなく波が押し寄せるだろうが、再びぶつかり、耐えて、乗り越えて成長するだろうと期待が高まった。