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「代理リベンジ」ロモン、今後の目標を語る“高校生役をもう一度やってみたい”

Newsen
写真=ウォルト・ディズニー・カンパニー
俳優のロモンが、運動と食事の管理で体重を25kg増やしたと明かした。

彼が出演したDisney+(ディズニープラス)「代理リベンジ」は、双子の兄の死を巡り、真実に迫るチャンミと不公平な世の中に立ち向かって“復讐代行”を始めたスホンが人生を揺るがす衝撃的な事件に巻き込まれることから展開されるハイティーン復讐スリラーだ。

最近、ソウル鍾路(チョンノ)区のあるカフェで行われた「代理リベンジ」のインタビューで、ロモンは俳優たちとの相性、2022年の感想、今後の目標などを語った。

ロモンはオク・チャンミ役のシン・イェウンについて「リーダーシップがあって、現場ですごく配慮してくれてありがたかったですし、頼もしかったです。僕たちは後半まではあまりタッチもないしラブラインもそんなになかったので、後半になってより特別で妙な雰囲気があったと思います」と明かした。

また「スホンにとってチャンミは守ってあげたい存在だったと思います。似たような傷を持っている子なのでサポートしてあげたいと思い、この子だけは曲がることなくきちんと生きてほしいという気持ちで、もっと気になったのではないかと思います」とつけ加えた。

キ・オソン役のチェ・サンウとの共演にも触れた。ロモンは「チェ・サンウは同い年です。互いに傷を与えました。アクションシーンが多かったので。会うと僕が彼を殴るか、彼が僕の胸ぐらをつかむかでした。撮影を終えて帰宅する時、『君のせいであざができた』と連絡したりもしました」と言って笑った。

劇中で最も嫌いだった人物はサ・ジュンギョン(チン・ホウン)だったという。ロモンは「チン・ホウンさんとは中学1年から同じクラスの友人で、『今、私たちの学校は…』にも出演しました。演技をしていると、実際の友達だからか、より憎いと思いました。演技が上手すぎてずるいと思いながら、また不思議でもありました。友達だから気楽だろうと思ったけれど、俳優対俳優として会うとより慎重になりました」と伝えた。

「代理リベンジ」はNetflix「今、私たちの学校は」の公開前に撮影中だったという。ロモンは「『今、私たちの学校は…』が公開されて、ありがたくも注目を集めるようになって、少し戸惑いもありました。撮影に集中できるようにその気持ちをできるだけ落ち着かせようと、自分に言い聞かせました。なのでそこまでプレッシャーを感じることはなく、与えられた仕事にできるだけ集中しようと努力しました」と振り返った。

また「『代理リベンジ』の撮影前に、『今、私たちの学校は…』を終えて1年くらい経っていました。スヒョクという役から抜け出していて、『代理リベンジ』の役とはすごく異なるので、特に差別化しようと思ったことはありませんでした」と伝えた。

2本の作品は、どちらもグローバルOTT(動画配信サービス)を通じての公開だった。特にロモンは「今、私たちの学校は…」の公開後、フォロワーが500万人近く増加し、話題となった。彼は「(Instagramのフォロワーが)ぐんと増えました。今も増え続けていて、コメントもたくさんついている。ここまで多くのファンが僕を好きになってくれるとは想像もしていなかったので、本当に感謝しています」と伝えた。

また「『今、私たちの学校は…』が公開された時、『代理リベンジ』の撮影中で人気を実感できなかったんです。普段もレッスンを受けるとか、運動をするとか自己啓発にたくさん時間を使うので、あまり外には出ません。僕の感覚では、僕に気付く人は多くなかったと思います。外出してもそんなに実感できませんでした」と明かした。

身長が183cmもあるロモンは運動が趣味だとし「もともと小さかったんです。中学1年生の時に運動がしたかったけれど、背が伸びないのではと思って、高校生になってから運動をしました。それで25kgも体重を増やしました。(痩せた体が)コンプレックスで、1日5食を食べながら必死に体を作りました。当時は53~54kgでした。運動をしないと痩せる体質なんです。吐く直前まで毎回食事をとりました。鶏肉を噛むのが大変で、水と一緒にミキサーにかけて飲んだりしました。今はコンプレックスがかなりなくなりました」と伝えた。

ロモンは様々な努力を通じて着実に成長している。彼は「今回の作品で僕の足りない部分をすごく感じました。作品が終わった直後から発声練習のために週3回ほどパンソリ(韓国の民族芸能:歌い手と太鼓の伴奏者の二人だけで演じる、身振りを伴った一種の語り物)の練習をしています。運動も着実にしている。演技のレッスンを受けて英語も学んでいます。時間がある時にさまざまな自己啓発に時間を投資しようとしています」と明かした。

また「ゾンビとも戦いましたし、復讐代行もやってみたので、今度はジャンル物よりは心が温かくなるような青春ストーリーをやりたいです。高校生をもう一度やっても良さそうです。数年経つともう高校生を演じることはできないと思って、もう一度演じられたら後悔がないと思います。誰も死なない世界観で、生死ではなく成績を心配したいですね」と伝え、笑いを誘った。

2022年を忙しく走ってきたロモンは、「『代理リベンジ』を無事終えることができて胸がいっぱいです。2022年はプレゼントのようなことがたくさん起きて、ありがたかったです。貰ったものにできるだけ応えていこうと、もっと努力します」とし「10年、20年という時間が過ぎた時、信頼できる俳優、常に成長する俳優でいたいです」と目標を語った。
元記事配信日時 : 
記者 : 
パク・ジョンミン
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