「ウンナム」パク・ソンウン、一人二役で25歳を演じた感想を語る“決闘シーンには実兄が登場”
写真=ウンナム文化産業専門会社
俳優のパク・ソンウンが、お笑い芸人で監督のパク・ソングァンに信頼を示した。最近、ソウル・鍾路(チョンノ)区の某カフェで映画「ウンナム」の主演パク・ソンウンがインタビューに応じた。
「ウンナム」はツキノワグマという特別な秘密を持つ男が、特有の野獣のような能力で国際犯罪組織に対抗し、協力捜査をしながら繰り広げるコミカルアクションだ。
パク・ソングァンが手掛ける初の商業映画でもある。「熊がニンニクとヨモギを食べて人間になる」という檀君(タングン)神話を再解釈している。
パク・ソンウンが人間になった双子のツキノワグマ兄弟ウンナム、ウンブクを同時に務め、それぞれ違う演技を披露した。YouTuberのマルボン役を演じたイ・イギョンとは“親友”のケミストリー(相手との相性)を、犯罪組織の頭ジョンシク役を演じたチェ・ミンスとは重みのあるケミストリーを披露した。
パク・ソンウンは、極限の緊張感が漂う中で公開を待ってるパク・ソングァンに(インタビュー当時は公開前)「『緊張していてもヒットか、失敗かは決められない』と言ってあげました」とし「その気持ちは十分、分かっています。僕の演技歴は26年目。僕が何を言っても聞こえないでしょう」と笑った。
彼らは知人を通じて知り合ったという。パク・ソンウンは14年前、パク・ソングァンに飲み会で「映画監督になって台本を渡す」と言われたが、当時は「『とにかく飲め』と言っていました。聞いてすぐに流していました」と振り返った。
しかし、2年前にパク・ソングァンから「ウンナム」の出演オファーを受けたというパク・ソンウンは「『兄さんのことを思いながら、書いた台本です』と言われました。(台本を)読んだところ、物足りないという感じがありました。僕のことを思いながら書いてくれた台本だったため、断ったら制作できなくなる作品でした。彼とは毎年連絡を取っているわけではないですが、親交もあったので、一緒に(台本を)大幅修正しました」と明かした。
お笑い芸人出身の監督としての偏見はなかったという。パク・ソンウンは「偏見は破るために存在します」とし「偏見があったとしても、結果で勝負するものです。『お笑い芸人出身にしてはやるね』と言われるのはダメです。次の映画は撮れそうです」と評価した。
写真=CJ CGV
ウンナムは40代の顔をしているが、25歳の青年だ。彼にこれについて聞くと「熊が人間になるのはいい、僕が25歳になるのも悪いですか?」と聞き返して「25歳を経験したので、そのときの純粋さを見つけようと思いました。イ・イギョンさんにたくさん助けてもらいました。作品を見ると違和感はありません」と満足感を示した。俳優のチョン・ウソンの特別出演は、彼が提案したという。彼はチョン・ウソンの出演ニュースを聞いて「パク・ソングァンとともに万歳と叫ぶなど、大騒ぎでした」と、当時を振り返った。
ウンナム、ウンブクの決闘シーンでは、パク・ソンウンの兄がウンブク役を務めたという。彼は「僕と同じフィジカルは、兄が唯一です」と説明した。
同作は、韓国で3月22日に公開された。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ヤン・ユジン
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