BLドラマ「俺は恋愛なんか求めてない!」ドウ、出演の感想を語る“キャラクターとのシンクロ率は82%”
写真=VASTエンターテインメント
美しいラブストーリーを描いたBLドラマ 「俺は恋愛なんか求めてない!」がどきめきを残して終了となった。「俺は恋愛なんか求めてない!」は、嘘から始まった関係だが、本当の恋に落ちる2人の男性のストーリーを描くBLジャンルのドラマで、“ウェルメイドBL”だと好評を得ている。
TVレポートでは「俺は恋愛なんか求めてない!」でキム・ドンヒ役を演じた俳優ドウとのインタビューを行った。
キム・ドンヒは海辺でカフェ「カンタピア」を運営するイケメン社長で、登場だけで凍った雰囲気を溶かしてしまう、拒否できない魅力の持ち主だ。知り合いでなくても親しく接するキム・ドンヒとは異なって、ドウはシャイな部分を見せたが、口元に浮かべた微笑みからは優しさが感じられた。
先立ってドウはドラマ「女を泣かせて」「パーフェクトカップル~恋は試行錯誤~」「ファンタスティック・クラブ」など多数の作品で活躍してきたが、BLジャンルは初めてだった。
ジャンル的特性による心配はなかったかという質問に、彼は「BLジャンルだから難しくないだろうかとも思いましたが、さまざまな種類の愛の一つでした」と答えた。
彼は「『俺は恋愛なんか求めてない!』の原作を読みましたが、とても面白くて1~2日で読み終えました。どんなキャラクターが僕に合うのだろうかと悩みながら読んでみたら、僕にはドンヒが一番合っていると思って、オーディション現場にはドンヒの演技を準備して行きました。監督が考えるドンヒと僕が考えるドンヒがよく合ったので、出演することになりました」と出演のきっかけを説明した。
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ドウが見たキム・ドンヒはどんな人だったのだろうか。ドウはキム・ドンヒを“おば”と喩えた。彼は「ドンヒは全ての人々とうまく付き合えて、人を楽にさせてくれる人物だと思います。ドンヒが登場すると酸素呼吸器が出てきたと言われたこともあります。息が詰まるような雰囲気を解消してくれる魅力があります」と笑顔を見せた。本人の実際の性格とキム・ドンヒのシンクロ率を聞くと、ドウは82%と答えながら小さな違いがあると告白した。「ドンヒと異なる点は、僕は少し人見知りです。結構な恥ずかしがり屋なんですね(笑)。ドンヒは初対面の人ともすぐ親しくなりますが、僕はドンヒよりは時間が必要です」と明かしながらも、「でもドンヒが親しくなったらする行動を僕もすることが多いんです」と話した。
「俺は恋愛なんか求めてない!」は同名のウェブ漫画を原作にしている。原作のファン層が厚かっただけに、実写化に対する悩みがあったという。ドウは「どうすれば原作のファンに実写化の違和感を与えずに済むだろうかとたくさん悩みました。ドンヒの話し方はどんな感じだろうかと気になって、ドンヒ役を演じた声優さんを探してみたり」と打ち明けた。特に彼は、ドンヒが「俺は恋愛なんか求めてない!」の主演4人のうち、唯一みんなと親しいキャラクターだったため、さまざまな面を見せようと努力したと伝えた。
情が移ったキャラクターと離れるのが寂しいというドウは、シーズン2に対する期待も示した。彼は「俳優同士でシーズン2もやればいいのにと話していました。シーズン2があればもっとたくさんの姿を見せることができるのに、10話は短すぎて物足りないです。シーズン2が決まったら本当に嬉しいです」と話した。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- シン・ウンジュ
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