「私たちの人生レース」イ・ヨニ、ショートカットに変身した理由を明かす“キャラクターの職業について研究した”
写真=Walt Disney Company Korea
「能力を発揮する日が来ると思います」Disney+オリジナルシリーズ「私たちの人生レース」で、誇れるスペックはないが、仕事に対する情熱だけは誰にも負けない大手企業の契約社員パク・ユンジョ役を演じたイ・ヨニの言葉だ。最近、ソウル鍾路(チョンノ)区小格洞(ソギョクドン)で会った彼女は、この世のすべてのユンジョに「認められると信じています」と明かした。
同作は情熱だけで大手企業に入社したパク・ユンジョが、職場で生き残るために孤軍奮闘する物語を描いた。“ハイパーリアリズムK-オフィスドラマ”を目指した今作は、韓国のサラリーマンなら誰もが共感できるエピソードと世代別のキャラクターを通じて共感と面白さを与えた。
イ・ヨニは劇中、小さな広告代理店で働いていたが、大手企業の差別のない採用「スペックアウトプロジェクト」を通じて契約社員として入社するパク・ユンジョ役を演じた。ユンジョはチーム長から「新入りより劣るかもしれない8年という経歴! 私はまだパク代理が広報チームの実力があると認めません」と言われたり、採用スキャンダルに巻き込まれ、自分の価値を証明するために積極的に乗り出す。
彼女は平凡な1990年生まれの会社員をリアルに表現すると同時に、ワークライフバランスを重要視する大手企業のエース、リュ・ジェミン役のホン・ジョンヒョン、業界最高のPRスペシャリスト、ク・イジョン役のムン・ソリ、広報業界を率いるアースコムの若いCEOソ・ドンフン役の東方神起のユンホと共演した。
昨年、すべての撮影を終えたというイ・ヨニは「楽しく見ました。夢中になって見ていました。1話と2話の時は、どのようになっているのか分からなくて緊張したのですが、3話と4話からは次回が楽しみで、待ち遠しくなりました」と満足感を示した。
オフィスドラマは初めてであるだけに、心配が先走った。キャラクターを上手く表現するため、多くの知人に助けを求めたり、関連書籍も読みながら力を注いだという。彼女は「広報の人がどのような仕事をするのか、具体的に知りたかったんです。書籍を通じて広報の方たちの人生を覗き見ることができ、キャラクターの研究に役立ちました」と振り返った。
そして「プロジェクトのために徹夜して働くと聞きました」と話したイ・ヨニは、「髪にあまり気を使いたくないので、ショートカットの人が多いと聞いたんです。イメージチェンジにもなりますし、ユンジョとも似合うと思いました」と、ショートカットに変身した理由を明かした。
また「今作の撮影後、所属事務所の広報チームによくしてあげなければならないと思いました。良い面だけを上手くアピールしてくださるじゃないですか」と笑って見せた。
共演俳優たちとの相性はどうだったのだろうか。ユンジョにとってイジョンがロールモデルだったとすれば、イ・ヨニにとってムン・ソリは“助力者”だったいう。イ・ヨニはムン・ソリについて「バランスを取ってくれて良かったです」と伝えた。
ホン・ジョンヒョンとは自然な親友の演技を見せようと努力したという。彼女は「一緒にご飯を食べたりして、よく会いました。『幼い時にどうやって友達になったのだろうか?』と考えてみたりもしました」と話した。
以前同じ事務所所属だったユンホとは「フレンドリーで楽しかったですし、気楽でした。とても明るい性格の持ち主なので、いつも情熱に溢れていて、大変な時にユンホさんが来ると、明るく和気あいあいとした雰囲気になりました。ムードメーカーでした」と感謝した。
2001年、第2回SM青少年ベスト選抜大会で大賞を受賞しデビューしたイ・ヨニは、これまでの活動してきたことについて聞くと「一生懸命走ってきたと思います。20代の時にたくさんの作品に出演し、自分も知らないうちに経験を積むことができたと思います。とても未熟でもありました」と振り返った。
彼女は2020年に年上の一般人男性と結婚した。「結婚後、より安定しているように見える」という言葉に「そばでサポートしてくれる心強い助力者がいるので、精神的に楽になりました」と話したイ・ヨニは、「だからもっと頑張らなければならないと思います」とつけ加えた。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ヤン・ユジン
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