2PM テギョン「ハートビート」でヴァンパイア役を熱演“プレッシャーが大きかったが忘れられない作品”【ネタバレあり】
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
テギョンは韓国で先月終了した「ハートビート」で、愛する人を助けるために自分が犠牲になる姿で多くの視聴者を切ない気持ちにさせた。愛のためだけに100年間、サンザシの棺桶で眠り、人間になるために奮闘していた彼が、愛する人と再会したにもかかわらず、死を迎える場面は見る人を悲しませた。しかし、イネ(ウォン・ジアン)の前に現れたウヒョルの姿はハッピーエンドを暗示し、視聴者に深い感動を届けた。
「ハートビート」を通じてヴァンパイア役を熱演したテギョンは、100年ぶりに目覚め、一風変わった行動を続けるコミカルな姿から、長い間胸の中に純愛を抱いている人物の切ない感情の表現をするなど、多彩な姿で視聴者を魅了した。人間よりも人間味あふれるヴァンパイアらしく、周りの人に気を配ったり、恋したイネの血を飲むことができず一人で死を迎えるなど、テギョンの熱演がストーリーに深みをもたらした。
特にヴァンパイアと高いシンクロ率を誇るルックスとまなざしなど、ビジュアル面の努力はもちろん、話し方や行動一つひとつまで、テギョンはソン・ウヒョルそのものに変身し、ドラマをリードした。
―― 「ハートビート」放送終了の感想を教えてください。
テギョン:今回のドラマはこれまでやってきた作品とは違って、制作の序盤から合流することになり、それだけ愛着のある作品です。作品を作っていく過程で、視聴者の皆さんがどのように見てくださるだろうかと毎回悩み、監督、スタッフともたくさん会話し、撮影現場でアイデアをたくさん出そうと努力しました。自分の子供のように思えるほど格別なドラマでしたが、終わると思うと残念でなりません。寒い冬から真夏まで、6ヶ月という長い時間を共に過ごしながら、大変な瞬間も、楽しい瞬間も多く、「ハートビート」を通じて僕ももう一度成長できたと思います。監督、先輩、後輩の俳優の皆さんに心から感謝しており、おかげでたくさん学ぶことができる現場になりました。ドラマ「ハートビート」を愛していただき心から感謝しています。次の作品を通じて素敵な姿をお見せできるよう努力します。
―― 演技をしながら一番記憶に残っているシーンやセリフはどこですか?
テギョン:第9話のエンディングでウヒョルがイネに「愛してくれ」と話すセリフが記憶に残っています。「愛に満ちたあなたの血だけが僕を人間にすることができる」とイネに自分が置かれた状況を率直に打ち明けたウヒョルが最後に打ち明ける「愛してくれ」という言葉は、ウヒョルとイネの状況を一瞬で表現できるぴったりのセリフだと思い、その瞬間を演じる時、一番インパクトが強く感じられました。
―― これまで演じた役の中でこの部分だけはソン・ウヒョルが一番かっこいいと思うところはありますか?もしくはソン・ウヒョルから学びたい部分はありますか?
テギョン:長い間生きてきて、100年という長い空白も経験し、すごく混乱して大変だっただろうに、自分が願う胸躍る愛のために人間世界に慣れ、変化を受け入れる姿がかっこいいと思いました。また、その愛のために死を選ぶ姿から一番大きな魅力を感じました。
―― 最終回で恋に落ちたウヒョルとイネが一つの空間の中にいるような、視聴者によって自由な解釈のできる結末で終わりますが、その後の物語を想像したことはありますか?ウヒョルとイネは何をしているのか、テギョンさんが考える結末を教えてください。
テギョン:映画「ラ・ラ・ランド」のように、ウヒョルを見たのはイネの想像に過ぎず、現実はまたウヒョルがいない世界だったらどうだろうと思うこともあったのですが、今のようにウヒョルとイネが一つの空間の中にいるような雰囲気を見せ、ご覧になる方々の想像に任せられる結末なら、より温かく、深い余韻を与えることができるのではないかと思いました。ウヒョルはどのようにして戻ってこれたのだろうか? 人間になったのだろうか? 色々なことが気になりながらも、お互いを見つめ、微笑む2人の姿が美しく残ればと思いました。胸躍る恋がしたかったウヒョルが、これからも美しい愛を育んでほしいという気持ちで演じました。
―― ソン・ウヒョルが愛で胸が躍るように、テギョンさんの胸を一番躍らせる単語は何でしょうか?
テギョン:新しい挑戦だと思います。2PMのメンバーとして、俳優テギョンとして、人間オク・テギョンとして新しいことに挑戦することほど胸を躍らせるものはないと思います。
―― これから挑戦してみたい、もしくはやってみたいジャンルや役はありますか?
テギョン:まだやったことのないキャラクター、ジャンルはすごく多いです。少しずつスペクトラムを広げていき、新しい自分の姿を見つけていきたいです。
―― テギョンさんにとって「ハートビート」はどんな作品として記憶されるでしょうか?ドラマの前後で変わったことはありましたか?
テギョン:正直に言うと、プレッシャーが大きかったんです。制作過程の序盤から合流した作品なので愛情をたくさん注ぎ、その分愛着が沸く作品でした。ソン・ウヒョルというキャラクターをどのようにすればよりうまく表現できるかと悩んだ分だけ、僕も成長できたと思います。「ハートビート」を通じてより広い視野を持てるようになったので、僕にとっては本当に忘れられない作品です。
―― 下半期にアジアファンミーティングツアーおよび15周年記念の2PMのコンサートを予定しています。これからの活動計画を教えてください。
テギョン:2PMのコンサートとアジアファンミーティングで多くのファンの皆さんに会うことができて嬉しいです。新型コロナウイルスの感染拡大以降、ファンの皆さんに会う機会が少なくて残念だったのですが、この機会を通じてこれまでの寂しさを吹き飛ばしたいです。僕もワクワクする気持ちと大きな期待を抱いて一生懸命に準備しています。俳優としても素敵な作品と演技で皆さんに会えるように努力します。
―― Amazon Prime VideoのTV Shows部門において約20ヶ国でTOP10入りを果たすなど、海外ファンも「ハートビート」に注目していました。ドラマを愛してくれた韓国と海外の視聴者に挨拶をお願いします。
テギョン:「ハートビート」を最後まで見ていただき、愛してくださった韓国と海外の視聴者の皆さんに、心から感謝します。視聴者の皆さんの関心と愛があったため、僕もどのようにすればより面白く、心に届くコンテンツを作ることができるか、さらに一生懸命に悩み、努力しました。熱い夏、健康に気を付けて、次の作品でも素敵な姿をお見せできるように頑張ります。ありがとうございます。
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KBS 2TV月火ドラマ「ハートビート」(演出:イ・ヒョンソク、イ・ミンス、脚本:キム・ハナ、チョン・スンジュ)で、人間美あふれる“半人ヴァンパイア”ソン・ウヒョルを熱演した2PMのテギョンが、ドラマ終了後に視聴者へ感謝を伝えた。テギョンは韓国で先月終了した「ハートビート」で、愛する人を助けるために自分が犠牲になる姿で多くの視聴者を切ない気持ちにさせた。愛のためだけに100年間、サンザシの棺桶で眠り、人間になるために奮闘していた彼が、愛する人と再会したにもかかわらず、死を迎える場面は見る人を悲しませた。しかし、イネ(ウォン・ジアン)の前に現れたウヒョルの姿はハッピーエンドを暗示し、視聴者に深い感動を届けた。
「ハートビート」を通じてヴァンパイア役を熱演したテギョンは、100年ぶりに目覚め、一風変わった行動を続けるコミカルな姿から、長い間胸の中に純愛を抱いている人物の切ない感情の表現をするなど、多彩な姿で視聴者を魅了した。人間よりも人間味あふれるヴァンパイアらしく、周りの人に気を配ったり、恋したイネの血を飲むことができず一人で死を迎えるなど、テギョンの熱演がストーリーに深みをもたらした。
特にヴァンパイアと高いシンクロ率を誇るルックスとまなざしなど、ビジュアル面の努力はもちろん、話し方や行動一つひとつまで、テギョンはソン・ウヒョルそのものに変身し、ドラマをリードした。
―― 「ハートビート」放送終了の感想を教えてください。
テギョン:今回のドラマはこれまでやってきた作品とは違って、制作の序盤から合流することになり、それだけ愛着のある作品です。作品を作っていく過程で、視聴者の皆さんがどのように見てくださるだろうかと毎回悩み、監督、スタッフともたくさん会話し、撮影現場でアイデアをたくさん出そうと努力しました。自分の子供のように思えるほど格別なドラマでしたが、終わると思うと残念でなりません。寒い冬から真夏まで、6ヶ月という長い時間を共に過ごしながら、大変な瞬間も、楽しい瞬間も多く、「ハートビート」を通じて僕ももう一度成長できたと思います。監督、先輩、後輩の俳優の皆さんに心から感謝しており、おかげでたくさん学ぶことができる現場になりました。ドラマ「ハートビート」を愛していただき心から感謝しています。次の作品を通じて素敵な姿をお見せできるよう努力します。
―― 演技をしながら一番記憶に残っているシーンやセリフはどこですか?
テギョン:第9話のエンディングでウヒョルがイネに「愛してくれ」と話すセリフが記憶に残っています。「愛に満ちたあなたの血だけが僕を人間にすることができる」とイネに自分が置かれた状況を率直に打ち明けたウヒョルが最後に打ち明ける「愛してくれ」という言葉は、ウヒョルとイネの状況を一瞬で表現できるぴったりのセリフだと思い、その瞬間を演じる時、一番インパクトが強く感じられました。
―― これまで演じた役の中でこの部分だけはソン・ウヒョルが一番かっこいいと思うところはありますか?もしくはソン・ウヒョルから学びたい部分はありますか?
テギョン:長い間生きてきて、100年という長い空白も経験し、すごく混乱して大変だっただろうに、自分が願う胸躍る愛のために人間世界に慣れ、変化を受け入れる姿がかっこいいと思いました。また、その愛のために死を選ぶ姿から一番大きな魅力を感じました。
―― 最終回で恋に落ちたウヒョルとイネが一つの空間の中にいるような、視聴者によって自由な解釈のできる結末で終わりますが、その後の物語を想像したことはありますか?ウヒョルとイネは何をしているのか、テギョンさんが考える結末を教えてください。
テギョン:映画「ラ・ラ・ランド」のように、ウヒョルを見たのはイネの想像に過ぎず、現実はまたウヒョルがいない世界だったらどうだろうと思うこともあったのですが、今のようにウヒョルとイネが一つの空間の中にいるような雰囲気を見せ、ご覧になる方々の想像に任せられる結末なら、より温かく、深い余韻を与えることができるのではないかと思いました。ウヒョルはどのようにして戻ってこれたのだろうか? 人間になったのだろうか? 色々なことが気になりながらも、お互いを見つめ、微笑む2人の姿が美しく残ればと思いました。胸躍る恋がしたかったウヒョルが、これからも美しい愛を育んでほしいという気持ちで演じました。
―― ソン・ウヒョルが愛で胸が躍るように、テギョンさんの胸を一番躍らせる単語は何でしょうか?
テギョン:新しい挑戦だと思います。2PMのメンバーとして、俳優テギョンとして、人間オク・テギョンとして新しいことに挑戦することほど胸を躍らせるものはないと思います。
―― これから挑戦してみたい、もしくはやってみたいジャンルや役はありますか?
テギョン:まだやったことのないキャラクター、ジャンルはすごく多いです。少しずつスペクトラムを広げていき、新しい自分の姿を見つけていきたいです。
―― テギョンさんにとって「ハートビート」はどんな作品として記憶されるでしょうか?ドラマの前後で変わったことはありましたか?
テギョン:正直に言うと、プレッシャーが大きかったんです。制作過程の序盤から合流した作品なので愛情をたくさん注ぎ、その分愛着が沸く作品でした。ソン・ウヒョルというキャラクターをどのようにすればよりうまく表現できるかと悩んだ分だけ、僕も成長できたと思います。「ハートビート」を通じてより広い視野を持てるようになったので、僕にとっては本当に忘れられない作品です。
―― 下半期にアジアファンミーティングツアーおよび15周年記念の2PMのコンサートを予定しています。これからの活動計画を教えてください。
テギョン:2PMのコンサートとアジアファンミーティングで多くのファンの皆さんに会うことができて嬉しいです。新型コロナウイルスの感染拡大以降、ファンの皆さんに会う機会が少なくて残念だったのですが、この機会を通じてこれまでの寂しさを吹き飛ばしたいです。僕もワクワクする気持ちと大きな期待を抱いて一生懸命に準備しています。俳優としても素敵な作品と演技で皆さんに会えるように努力します。
―― Amazon Prime VideoのTV Shows部門において約20ヶ国でTOP10入りを果たすなど、海外ファンも「ハートビート」に注目していました。ドラマを愛してくれた韓国と海外の視聴者に挨拶をお願いします。
テギョン:「ハートビート」を最後まで見ていただき、愛してくださった韓国と海外の視聴者の皆さんに、心から感謝します。視聴者の皆さんの関心と愛があったため、僕もどのようにすればより面白く、心に届くコンテンツを作ることができるか、さらに一生懸命に悩み、努力しました。熱い夏、健康に気を付けて、次の作品でも素敵な姿をお見せできるように頑張ります。ありがとうございます。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- チョン・ヒョンテ
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