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FANTASY BOYS ユ・ジュンウォンの両親、契約不発の理由を改めて説明「信頼関係が崩れた…収益の問題ではない」(全文)

Newsen
写真=Newsen DB
FANTASY BOYSのユ・ジュンウォン側が、Pocket Dollスタジオとの対立についてコメントした。

ユ・ジュンウォンの両親は本日(17日)、公式プレスリリースを通じて「Pocket Dollスタジオと契約が締結されなかった理由は、収益分配率のためではない。専属契約および付属合意締結の過程で、Pocket Dollの誠意のない進行、理解し難い説明、一貫性のない立場により、信頼関係が崩れたからだ」と主張した。

また「Pocket Dollは不当な固定比率の負担を強要し、固定費用の精算ではなく実費精算を要求する私たちに、契約書への押印を迫り、『事務所の要求を受け入れられないのであれば、グループを出てもいい』と何度も言われた」とし「私たちの無理な要求が、契約決裂の原因だというPocket Dollの主張は明らかな嘘だ」と述べた。

その上で「お互いの将来のために、消耗的な争いではなく、より良い道に進んでいくことを願っている」と付け加えた。

ユ・ジュンウォンは、MBCのサバイバル番組「少年ファンタジー~放課後のときめきシーズン2~」に出演して最終1位を獲得し、デビュー組のFANTASY BOYSとして活動予定だったが、暫定的に活動を中断すると発表された。8月、マネジメントを担当したPocket Dollスタジオは「ユ・ジュンウォンは無断離脱により、グループ活動を共にすることができなくなった」と明らかにした。「少年ファンタジー」の制作事務所PHUNKY STUDIOは9月、ユ・ジュンウォンを相手に30億ウォン(約3億円)の損害賠償を請求する訴訟を提起した。

・FANTASY BOYS ユ・ジュンウォンとの裁判が延期に…「少年ファンタジー」制作会社が警告“嘘はやめてほしい”

・FANTASY BOYS ユ・ジュンウォン、付属合意書を公開も…事務所が再び反論「13の要求を受け入れたが断られた」

【ユ・ジュンウォンの両親のコメント全文】

こんにちは。ユ・ジュンウォンの両親です。

8月23日以降、ジュンウォンと周りの人々にとって容易ではない時間でした。今日から法廷で裁判が始まりますが、多くの誤解と嘘が正されることを願い、ユ・ジュンウォン側の立場をお知らせします。

1. 契約が締結できなかった理由は、収益分配率のためではありません。最終的にPocket Dollとユ・ジュンウォン側は、他のデビュー組と同様に5:5の収益分配率で協議しましたが、専属契約および付属合意締結の過程で、Pocket Dollの誠意のない進行、理解し難い説明、一貫性のない立場により、信頼関係が崩れました。

Pocket Dollスタジオ(以下、Pocket Doll)は、ジュンウォンがデビュー組に参加できなくなったのが、無理な収益分配の要求のためだと明らかにしました。Pocket Dollは、FANTASY BOYSのメンバーたちに事務所5:メンバー5の収益分配を同じく提示したものの、私たちだけがより多くの分配を要求してチームから離脱したとメディアに発表し、この内容は多くのメディアを通じて急速に広がり、既成事実化されました。

しかし、これは決して事実ではありません。当初、ジュンウォンに提示されたコンテンツ収益分配率は事務所8:メンバー2の条件でした。また、契約内容を同じ時期にメンバー全員に提案したわけでもありませんでした。

ジュンウォンは所属事務所なしに、「少年ファンタジー」に参加した個人練習生でした。6月8日にデビュー組が決定した時、最終メンバーにはジュンウォンと同じ個人練習生だけでなく、Pocket Dollと事前に専属契約を結んだメンバーと、他の事務所所属のメンバーが混ざっていました。

6月中にプレデビューの音楽番組の活動などを行いながら、Pocket Dollからは契約の具体的な内容について何ら提案もなく、私たちが先に契約書を要求しました。そして、6月30日になって初めて、マネジメント契約書というものを受け取ることができました。この契約書を通じて、Pocket Dollはコンテンツ収益分配率を事務所8:メンバー2で提案しました。また、付属合意書にはマネージャーの人件費などで1ヶ月に5,500万ウォン(約600万円)以上を優先的に差し引くという内容が含まれていました。

契約内容を決めるための最初の面談は、7月11日になってからでした。この日の面談で「元々、Pocket Dollの専属契約書にはマネージャーの人件費はない」と言われました。ということは、付属合意書で人件費を毎月5,500万ウォンずつ差し引くという内容は、私たちだけに適用されるということなので、これは不当だと思いました。他のデビュー組の練習生から、Pocket Dollの専属契約書にはコンテンツ収益の分配率がジュンウォンが提示されたものと違って7:3という話も聞いていたので、なぜ契約内容が異なるかも疑問でした。また、Pocket Dollで来年もオーディション番組をする計画があるか尋ねた時、「あるかもしれない」という答えを聞いたのも不安要素でした。ジュンウォンとFANTASY BOYSが、事務所のサポートを1年しか受けられないかもしれないと思ったからです。

事務所を全面的に信じて契約締結のための面会と交渉を開始しましたが、このようなことが一つ一つ積み重なって、信頼が揺らぎ始めました。所属事務所の有無によって差別的な契約条件が提示されたことへの懸念と、交渉のために精算の比率をジュンウォン6:事務所4にしてほしいと要求したことがありました。しかし、これが実際に受け入れられるとは思っていませんでした。7月19日にやりとりしたメールで、この収益倍率は私たちが問題提起のために要求したものであることを明らかにし、事務所も了解したと答えた内容を確認することができます。

その後、多くのメンバーの共通の要求により、結局、収益分配率は事務所とメンバー間で5:5で、7月26日に最終調整し、私たちはこれに異論を提起しませんでした。したがって、私たちの無理な要求が契約決裂の原因であるという、Pocket Dollの主張は明らかな嘘です。

2. Pocket Dollは不当な固定比率の負担を強要し、固定費用の精算ではなく実費精算を要求する私たちに、契約書への押印を迫り、「事務所の要求を受け入れられないのであれば、グループを出てもいい」と何度も言いました。

2次契約のエンディングは、7月27日に行われました。事務所は、マネージャーの人件費などの固定費用の負担が明記された付属合意書は修正ができないと明らかにしました。その上でジュンウォンが先にサインすれば、他の子たちも同じようにサインをすると言って、決定期限のくぎを刺して、早く契約を締結するように私たちに迫り始めました。他の両親たちと相談して決めたいと訴えましたが、事務所の関係者はなぜそうしなければならないのかと言いながら、両親全員の共同懇談会の要請も受け入れませんでした。

私たちは、メンバーたちにかかる直接的な費用は当然私たちが負担すべきだと思っています。しかし、付属合意書に規定されたスタッフの人件費は、全く状況が違いました。Pocket Dollはこれが「オーディション番組であるからこそ発生する費用だ」と説明しました。番組の制作費をたくさん使っており、その制作費を少しでもカバーするためのものだと言いました。しかし、デビュー当初に選ばれたメンバーたちが、すでに放送が終わった番組の制作費を今後5年間にわたって固定費用として負担しなければならないというのは、常識的に納得し難いです。

これに対する代案として、私たちは固定費ではなく、実際に使われる人件費を実費精算するよう要請しました。しかし、Pocket Dollは実費精算をする代わりに「ゴルフ接待費と広報/PR費用、会計チーム別の人件費、スタッフの時間外手当などの費用まで入れる」とし、これによって固定費より金額が増える可能性があると迫りました。その上で固定費用の精算案に納得できず、Pocket Dollの提案を受け入れることができないのであれば、契約を進めなくてもいいと2回にわたって通知してきました。私たちは胸が苦しくなり、手が震えるほど大きなプレッシャーを受けました。

また、8月1日にはキム・グァンス会長が事務所で練習していたジュンウォンなど、実費精算を要求したデビュー組のメンバーだけをトイレに呼び出し、このような話を繰り返しながら、「同意しなければ出て行け」と言ったという話を電話で聞きました。ジュンウォンはこれにより大きなストレスを受け、納得し難い接待費、広報費、人件費を含む実費精算の条件を到底受け入れられないと感じました。残っていた事務所に対する信頼が根底から崩れ、これ以上事務所を信じて契約を進めることができない状況に至りました。契約破棄の通知後に、再交渉のための会話が交わされましたが、一度壊れた信頼は結局回復できませんでした。

※もう一度申し上げます。
―私たちはジュンウォンが1位に選ばれたことを理由に、収益を増やしてほしいと要求したことはありません。
―チームを出ていってもいいと最初に言ったのは事務所であり、契約の進行が難しくなった事情を双方とも認識した上で、日程を協議して宿舎から出たため、ジュンウォンがチームを無断離脱したという主張は事実と異なります。
―個人練習生だけが先に契約書の草案を受け取った状態で、「ジュンウォンが決めた通りに他のメンバーも同じように活動することになる」として、押印を迫る事務所の態度に大きな負担と心理的なプレッシャーを感じました。
―そのため不当な契約条件(固定費用)に対して、代案(実費精算)を積極的に提示するなど、誠実に交渉に臨みましたが、むしろさらに不当な条件を持ってくる事務所の態度により、信頼を完全に失い、結局契約を放棄するしかありませんでした。

事務所との調整を通じて、標準契約書に基づく正常な契約を結ぶことを心から願って努力しましたが、このような結果になってしまい残念です。お互いの将来のために、消耗的な争いではなく、より良い道に進んでいくことを願っています。最後に様々な誤解と憶測にもかかわらず、揺るぎなくジュンウォンを信じて応援してくださった方々に感謝申し上げます。

元記事配信日時 : 
記者 : 
パク・スイン
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