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THE GIVERS アン・ソンイル、FIFTY FIFTYの事務所を告訴「契約解除を誘因する行為はしていない」

OSEN
写真=Newsen DB
THE GIVERSのアン・ソンイル代表が、FIFTY FIFTYの所属事務所であるATTRAKTのチョン・ホンジュン代表に対して反論した。FIFTY FIFTYをめぐる騒動に関する真実攻防は、今後捜査機関の判断に任される見通しだ。

1日、THE GIVERSのアン・ソンイルの法定代理人である法務法人ファウによると、アン・ソンイルは10月30日、ソウル江南(カンナム)警察署にATTRAKTのチョン・ホンジュン代表を虚偽事実の摘示による名誉毀損の疑いで告訴した。

アン・ソンイルは法定代理人を通じて「チョン・ホンジュンは、ATTRAKT所属の有名アイドルグループであるFIFTY FIFTYとの間で専属契約解除に関する紛争が発生すると、何の根拠もなく、複数のマスコミなどを通じて数回にわたってTHE GIVERSの代表取締役であるアン・ソンイルと総括取締役であるペク・ジンシルに対して、『FIFTY FIFTYにガスライティング(被害者に些細な嫌がらせを行ったり、わざと誤った情報を提示し、被害者が自身の記憶、知覚、正気を疑うよう仕向ける手法)をしている』という内容や『ATTRAKTの所属アーティストに近づいて、ATTRAKTとの専属契約を違反するように誘引した外部勢力である』などと、虚偽事実に基づいた名誉毀損的な言動を続けた」と主張した。

また「アン・ソンイルらは(FIFTY FIFTYのメンバーたちに)ATTRAKTとの専属契約解除を誘引する行為をした事実が全くない。FIFTY FIFTYのメンバーたちをTHE GIVERSもしくはアン・ソンイルの影響力の下に置こうとする意図もなかったことを、告訴状を通じて明確に強調した」と説明した。

続けて「アン・ソンイル側は、様々な理由でATTRAKTとの専属契約解除を念頭に置いているメンバーたちとその両親から、専属契約解除を試みる際に派生しうる問題点に対する問い合わせを受ける事態に至り、アン・ソンイル側としては、これを断ることができず、中立的かつ客観的な立場で関連の回答をしたことがすべてだ」と明らかにした。

最後に「今後、業務的な被害などを点検し、チョン・ホンジュンに対する誣告と業務妨害の告訴を追加する可能性がある。また、チョン・ホンジュン側の出方に便乗して、一方的に告訴人に対する名誉毀損的な発言を続けてきた一部のYouTuberに対する告訴の有無も積極的に検討している」と付け加えた。

FIFTY FIFTYのメンバーたちは、デビュー7ヶ月目となる6月19日、所属事務所のATTRAKTを相手に専属契約効力停止仮処分申請を提出した。ATTRAKTは、FIFTY FIFTYのヒット曲「Cupid」などをプロデュースしたTHE GIVERSのアン・ソンイル代表らがメンバーたちの専属契約違反を誘引した背後とみている。これに対し、9月27日午後、ソウル中央地方裁判所にTHE GIVERSのアン・ソンイルとペク・ジンシルを相手に、10億ウォン(約1億1000万円)相当の損害賠償請求訴訟を提起した。

ATTRAKTは訴状を通じて、アン・ソンイルとペク・ジンシルはATTRAKTと締結した業務委託契約上の義務に違反しただけでなく、原告の業務を妨害し、原告を欺罔または原告の利益に反する背任的な行為をすることにより、原告に財産上の損害を与えたと主張した。

これに対し、アン・ソンイル側は、ATTRAKTの主張は事実無根だという立場を貫いてきた。アン・ソンイルは10月24日、ソウル江南警察署に業務妨害、電子記録等損壊、業務上背任などの容疑に関する調査を受けるために出頭した。

一方で、FIFTY FIFTYのメンバーたちは7月に開かれた仮処分申請に関する初公判で、ATTRAKTが収益項目の欠落など精算資料を誠実に提供する義務に違反し、メンバーたちの身体的・精神的健康管理義務も違反したと主張している。これに対して、ATTRAKT側はメンバーたちの主張が事実無根だと反論した。

裁判部は、所属事務所に軍配を上げた。昨年8月に仮処分申請を棄却した時と同じように、FIFTY FIFTYのメンバーたちが契約解除事由の存在有無を十分に立証できなかったと判断し、控訴に対しても原審の判断を変更する事由が存在しないと判断したのだ。その後、メンバーのキナは、所属事務所のATTRAKTに復帰し、チョン・ホンジュン代表と和解した。

アラン、セナ、シオは所属事務所のATTRAKTを相手に本案訴訟を続ける見通しだ。10月24日、ソウル高等裁判所から専属契約効力停止仮処分申請に関する抗告に対して最終棄却の判決を受けた。

ATTRAKTは10月23日、「キナを除く残りの3人に対して19日付けで専属契約の解除を通知した。FIFTY FIFTYの3人のメンバーが重大な契約違反行為に対するいかなる是正と反省もないことに対して措置を取った。今後のメンバーに対する対応について議論する」とコメントした。
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