“詐欺の疑い”ナム・ヒョンヒの元結婚相手、拘束前の被疑者尋問で全ての容疑を認め謝罪
写真=チャンネルA「ニュースA」放送画面キャプチャー
フェンシング元韓国代表のナム・ヒョンヒの結婚相手として知られた後、詐欺行為が発覚したチョン・チョンジョが、警察の取り調べですべての容疑を認めた。本日(3日)午後2時30分、ソウル東部地方裁判所のシン・ヒョンイル部長判事は、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(詐欺などの疑い)で、チョン・チョンジョの拘束前被疑者尋問(令状実質審査)を行い、拘束捜査の必要性を審理した。
チョン・チョンジョはこの日の午後1時35分頃、ソウル松坡(ソンパ)警察署の留置場から出て「ナム・ヒョンヒは犯罪行為を知らなかったのか?」「悔しい点はるか?」「密航を計画したのか?」などの取材陣の質問には何も答えなかった。
その代わり、チョン・チョンジョの弁護人が「チョン・チョンジョは2日間、厳しい取り調べを受け、本人の詐欺犯行については全て認めて、積極的に捜査に協力している。『悔しい』と主張している部分はない。『被害者の皆さまに申し訳ない』という言葉を繰り返している」と伝えた。
写真=マイデイリー DB
また、ナム・ヒョンヒとの共謀疑惑と関連しては「本日、令状実質審査を受ける事件は、ナム・ヒョンヒとは関係のない部分だ」とし「彼女が取り調べなどを要請したが、チョン・チョンジョも被疑者審問などの捜査に協力し、(主張が)食い違う部分については、真実が明らかになるように努力する」と付け加えた。彼の弁護人はチョン・チョンジョが逮捕直前に密航を計画していたという報道については「全く事実ではなく、憶測によるものだ」と話した。
さらに、チョン・チョンジョの資産の有無などについては「実際にチョン・チョンジョが保有している資産は全くない」と伝えた。
先日(2日)、ソウル松坡警察署は、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(詐欺などの疑い)で、チョン・チョンジョの拘束令状を申請した。警察が把握している詐欺の被害者数は15人で、被害規模は19億ウォン(約2億1200万円)を超える。特定経済犯罪法は、犯罪行為による利得額が5億ウォン(約5600万円)以上、50億ウォン(約5億6000万円)未満の場合、3年以上の有期懲役、50億ウォン以上ならば無期または5年以上の懲役で加重処罰となる。チョン・チョンジョの拘束可否は早ければ同日午後に決まる予定だ。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・イェジュ
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