ソン・イェジン、富川国際ファンタスティック映画祭「俳優特別展」の主人公に!
写真=MSTEAMエンターテインメント
ソン・イェジンが富川国際ファンタスティック映画祭(以下、BIFAN)が披露する今年の「俳優特別展」の主人公に選ばれた。BIFANは2017年から韓国映画の現在をリードする同時代を代表する俳優を選定し、「俳優特別展」を行っている。チョン・ドヨン、チョン・ウソン、キム・ヘス、ソル・ギョング、チェ・ミンシクに続き、今年の「俳優特別展」にはソン・イェジンが選ばれた。
映画とドラマを行き来し、韓国を代表する女優に浮上した彼女は演技の幅を広げ、強烈な姿で人々を魅了した。愛と友情の間で混乱する姿を描いた「永遠の片想い」(2002)のシム・スイン、明るく悲劇的な愛の主人公ジヘ、ジュヒを演じた「ラブストーリー」(2003)、記憶を失い、悲しい愛を経験した「私の頭の中の消しゴム」(2004)のスジンを通じて清らかで純粋な人物を演じ、初恋のアイコンとして観客から愛された。
また、恋愛上手なハン・ジウォンを演じた「ナンパの定石」(2005)、2人の夫と結婚した妻役を演じた「妻が結婚した」(2008)のチュ・イナ、どこでも見たことのないホラーロマンスを見せた「恋は命がけ」(2011)のヨリ、豪快な海賊を演じた「パイレーツ」(2014)のヨウォルなど、代替できない彼女だけのキャラクターを見せてくれた。狂気と怒りに包まれたヒステリックなヨンホンを演じた「荊棘の秘密」(2016)では大胆なイメージチェンジで注目され、「ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女」(2016)では祖国を失った皇女の哀歓と悲痛さを品よく描き出し、深い響きを与えた。
BIFANのプログラマーのモ・ウニョンは「ソン・イェジンさんは色々なジャンルの映画やドラマに出演して典型的な姿から脱皮し、自身だけのキャラクターを作り出した、優れた魅力を持った21世紀を代表する女優」と選定の理由を語った。それから「作品とジャンルを選ばない熱演で毎回新しい姿を見せてきた彼女の深みのある演技を一緒に見る機会になると思う」と関心を呼びかけた。ソン・イェジンは「尊敬する先輩たちの後を継いで特別展を開催することになり、感無量だ。俳優人生にこのような光栄な瞬間を作ってくださって感謝する」と感想を語った。
「第28回BIFAN」は、7月4日から14日まで富川(プチョン)市一帯で開催される。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ペ・ヒョジュ
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