「捜査班長 1958」ソ・ウンス、放送終了の感想を語る“イ・ジェフンは尊敬できる先輩”
写真=HighZiumStudio
「捜査班長 1958」に出演したソ・ウンスが、放送終了の感想を語った。ソ・ウンスは、最近韓国で放送終了したMBC金土ドラマ「捜査班長 1958」でパク・ヨンハン(イ・ジェフン)の妻イ・ヘジュ役を熱演し、視聴者から好評を得た。
ソ・ウンスは、愛らしいビジュアルと強靭な内面を持つヘジュを見事に表現した。普段は優しい眼差しとしっかりした行動で目を引くが、危機的な状況では異なる一面で視聴者を驚かせた。
―― 「捜査班長 1958」放送終了の感想をお願いします。
ソ・ウンス:ときめきと緊張感を抱いて最初の撮影をしたのがつい昨日のようですが、もう放送終了だなんて実感が湧きません。いつも現場に行くと歓迎してくれた監督、スタッフの皆さん、俳優の方々のおかげで、心温まる作品として記憶に残ると思います。本当にありがとうございました。「捜査班長 1958」とヘジュを待っていてくださり、応援してくださった視聴者の皆さんにも感謝申し上げます。
―― ヘジュは1950年代を生きるキャラクターです。経験したことのない時代をどのように表現しようと考えて準備をしましたか?難しくはなかったのでしょうか?
ソ・ウンス:ヘジュは芯があって強靭な内面を持つ外柔内剛のキャラクターです。私はヘジュを、その時代に自分の声を出すことができる賢明なキャラクターとして、また恋においては純粋で計算的ではないキャラクターとして表現したいと思いました。できるだけその時代に溶け込みたかったのですが、華やかに飾ったりするよりも、その時代の雰囲気を出すことができる衣装を着て自然な姿を見せるのが、ヘジュらしいと思いました。
―― 毎回様々な事件が描かれましたが、一番印象に残っている事件は何ですか?
ソ・ウンス:回を重ねるにつれて益々興味が湧いてくるようになりましたが、第8話のコサン開拓団と触法少年のエピソードが印象的でした。実話をもとに描かれた話なので、一段と入り込むことができましたし、触法少年法が1950年に制定・施行されたことを、作品を通じて初めて知ったことが記憶に残っています。
―― 印象に残っている撮影現場の裏話はありますか?
ソ・ウンス:第3話の銀行強盗事件で、ヘジュが人質に取られるシーンが1番印象に残っています。車が揺れるように演技しながら車内のシーンを撮影したのですが、どうすればヘジュがより狂った人のように見えるだろうかと悩みました。様々な笑い声も練習してみて、“変わった笑い声”など、いろいろな映像を探して見ました。現場で皆が拍手をしてくれて励まされましたし、ヘジュというキャラクターをよく表すシーンだと言ってもらえて、とても印象に残っています。
―― 今作の俳優たちとの共演はいかがでしたか?
ソ・ウンス:最も多くのシーンを一緒に撮影したイ・ジェフン先輩に、本当に感謝しています。特に作品に対する姿勢についてすごく勉強になりました。1つのカットであっても適当にやり過ごさない姿勢、安易に考えない責任感のある姿を見て、尊敬できる先輩だと思いました。
―― 今後挑戦してみたいジャンルやキャラクターはありますか?
ソ・ウンス:アクションの多いジャンルにもう一度挑戦してみたいです。そして、自分が見せたことのない新しい顔を見せることができるジャンルやキャラクターであれば、何にでも挑戦してみたいと思っています。
―― 「捜査班長 1958」を愛してくださった視聴者の皆さんに一言お願いします。
ソ・ウンス:長い間愛された「捜査班長」のプリクエル作品で、ヘジュという人物を演じることができて幸せでした。皆さんが送ってくださった温かい愛をずっと心に留めていようと思います。これまで「捜査班長 1958」を愛してくださった視聴者の皆さんに、改めて心から感謝申し上げます。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- パク・ソヨン
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