シム・ウンギョン、6年ぶりの韓国映画「The Killers」で念願のヴァンパイア役?“ターニングポイントに”
写真=Newsen DB
女優のシム・ウンギョンが、約6年ぶりに韓国映画に出演する。「女優人生のターニングポイントになった作品」とし、「The Killers」への愛情を表した。映画「The Killers」のマスコミ向け試写会が18日、ソウル広津(クァンジン)区ロッテシネマ建大入口(コンデイック)で開かれた。映画の上映後に行われた記者懇談会にはキム・ジョングァン監督、ノ・ドク監督、チャン・ハンジュン監督、イ・ミョンセ監督、シム・ウンギョンが出席した。
23日に公開される映画「The Killers」は、ヘミングウェイの短編小説「殺し屋」をモチーフに制作した作品だ。キム・ジョングァン監督のスタイリッシュな演出を垣間見ることができる「変身」、ノ・ドク監督のウィットが際立つ「業者たち」、1979年を背景にしたチャン・ハンジュン監督のサスペンス時代劇「皆が彼を待つ」、圧倒的なビジュアルを作り出すイ・ミョンセ監督のノワール「無声映画」などで構成され、シム・ウンギョンが彼らのペルソナとして各作品で活躍する。
ここ数年間、「新聞記者」と「ブルーアワーにぶっ飛ばす」「椿の庭」など、日本の映画業界で活動していたシム・ウンギョン。「久しぶりの韓国映画に復帰」という言葉に彼女は「実は韓国でもずっと活動していた」とし「これから公開される作品もあるけれど、『The Killers』は昨年の今頃に撮影が終わった。それで最初に公開することになった」と語った。
それと共に「『The Killers』は私の女優人生のターニングポイントになった作品だ。予想より早い時期に観客の皆さんに挨拶することができてとても嬉しい。私の夢が一つ叶ったような作品」と愛情を表した。
イ・ミョンセ監督が総括クリエイターとして活躍したこのプロジェクトに参加することになって嬉しいと話した彼女は「中学時代に映画『M』でイ・ミョンセ監督の映画に初めて接したけれど、このような巨匠の作品に出演できるなんて光栄で夢のようだと思った」とし「皆さん有名な監督なのに、このように一つのプロジェクトで会うことができて、多様なジャンルの映画ができることが意義深かった」と語った。
4人の監督のペルソナになり、彼らと息を合わせた彼女は「初めて演技をしたときを思い出した」とし「緊張もしたけれど、演技そのものがとても面白くて楽しかった。ずっと頑張っていきたい気持ちを取り戻させてくれた大切な作品」と愛情を示した。
特にキム・ジョングァン監督が演出した「変身」でヴァンパイアに扮した彼女は「初めてヴァンパイア役をしたけれど、普段からヴァンパイア役に興味があった。監督に色々な話をたくさんした記憶がある」と言い、期待を高めた。
最後に「韓国映画は6年ぶりだけど、私が意味があると思う作品で挨拶することができて感慨深い」と付け加えた。
「The Killers」は韓国で23日に公開される。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ペ・ヒョジュ
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