【Dr.アル】カン・スンユンのせいで夜に出かけることもできないんです
好きだというレベルを超えて“アリ”(恋の病で寝込むような)の境地になる時がある。見ないと死にそうで見ていると会いたくなる、今日もどこかで苦しんでいる全国に数多くいる“アリ”患者のための「10asia」の相談コーナー「Dr.アル」。
今回の悩ましい“アリ”の対象は、「スーパースターK2」での自信満々な姿に「ハイキック3」で、さらに図々しい魅力を見せ、年上の女性たちの心を掴んだカン・スンユン。
ドラマの中でエキストラに出演するため、標準語を少しだけ習って使っただけなのに、自分は一体誰なのか分からない、と酔っ払った姿を見ました? 「僕はソウルの人でもなく釜山の人でもない。僕は一体誰だ?」そうやって辛い気持ちを吐き出し、イ・ジョンソクの胸に抱かれた時は本当に両手と両足のすべてでハイキックをしたくなるくらいかわいかったです。7歳も離れているキム・グリムを、“姉さん”と呼ばず、ただ名前だけで呼んだ「スーパースターK2」の時は、オーディションの志望動機に「僕はスターになるために生まれたから」と書いたくらい自信満々でした。また、毎回ギリギリまで生き残って“コプドゥンイ”(カマドウマの意味で、なかなか死なない昆虫であるため)というニックネームが付けられても彼はまったく落ち込まず「ずっと生き残るんです、寄生虫みたいに」と言って、かえってそれをキャラクターに利用する余裕まで見せました。それなのに、その時はなぜ患者さんが彼に惹かれなかったかですって? 嫌いにはならないくらいの自身あふれる姿は釜山男の特徴だから、あまり気にしていなかっただけです。
しかし、「ハイキック3」で彼が言うことをよく聞いてよくしゃべる愛想の良いペットに変身したら、患者さんの脳が彼に反応し始めたんです。「スーパースターK2」で見せてくれた自信満々の姿に、図々しい魅力まで加わったんですから。ドラマの中で彼は仕事がなくつまらなくなったアン・ネサンとハウスコンサートをやって、家事で苦労するユン・ユソンの忠犬になり、イ・ジョンソクに小言を言う妻になったりもする。そんな彼の姿は同じ年頃の男の子にはない魅力と思えたけど、彼はまたその年頃の姿も持っている。いきなり「ゴムタンって本当に熊肉を煮込んだスープだったんですか?(ゴムタンの“ゴム”が熊の発音と同じ)」と聞く時はタフな姿はどこかに消えてしまって、世の中のことなんかまったく知らない高校生のように見えるんです。
何より患者さんがカン・スンユンを見るために「ハイキック3」を見ている理由は、多分彼が感情を隠さない唯一の人物だからだと思います。ドラマの他の人物は自分の感情を隠したり、もしくは遠まわしに表現したりしますが、カン・スンユンだけは好き嫌いをはっきり言っているんです。例えば、スジョンから「アン・スジョンSong」が気に入らないという話を聞いたらすぐに「キム・ジウォンSong」に変えたりしたじゃないですか。だから患者さんやカン・スンユンが変わったと言うより、「ハイキック3」でカン・スンユンの魅力が爆発したように思えます。
これまでの彼の姿は十分分析したので、残ったのはカン・スンユンのアルバムしかないと思います。カン・スンユンは以前ファンミーティングで「グループのメンバーとしてデビューしてもいいと思う」と話したけど、ファンたちが欲しいと思うのはただカン・スンユンだけの声が聞けるアルバムじゃないですか? それが本当に他人事に思えなくて、初めてこのように具体的な処方箋を作ってみました。ソロであろうとグループであろうと、カン・スンユンの本当のアルバムが出る時まで仮で作ったアルバム「カッコイイ・コプドゥンイ Vol.1」を楽しんでください。きっと本能的に彼の歌声に落ちていくと思います。
2.あなたに書く手紙: 生放送や練習などで忙しく、頬の肉が落ちた親孝行な一人息子が母を思いながら歌う曲
3. Falling Slowly: クリスマスを美しい休日にしてくれたキム・ジウォンとのデュエット曲
4.ウェディングケーキ: カン主任がお勧めする「アン社長と一緒に歌えるカラオケの愛唱歌」
5.ミキサーで作るのは僕が一番: ユン・ジョンシンの「パッピンス」や「若鶏の水炊き」の人気を脅かすほどのカン・スンユン式フードソング
6.アン・スジョンSong: アン・スジョンに積極的に告白するための曲
7.キム・ジウォンSong: アン・スジョンの嫉妬を引き起こすための曲
8.本能的に(Feat.ユン・ジョンシン): 弟子が師匠よりすぐれているという意味の“青は藍より出でて藍より青し”ということわざの良い例を見せてくれた曲で、原作者のユン・ジョンシンとのデュエット曲
Bonus Track. さようなら: 涙や感動、後腐れなんかまったくない、あっさりしているグッバイメッセージ
今回の悩ましい“アリ”の対象は、「スーパースターK2」での自信満々な姿に「ハイキック3」で、さらに図々しい魅力を見せ、年上の女性たちの心を掴んだカン・スンユン。
Question
サムディ(Simon D)ほどカッコイイ釜山の男はいないと思いました。でもMBC「ハイキック3~短足の逆襲」(以下「ハイキック3」)でカン・スンユンが「アン・スジョンSong」を歌い出した瞬間、これだ!と思いました。スジョンを見つめながら笑って歌っている彼は「君が笑うと君の歯がクリスタルのように輝く」という歌詞そのまま、輝いている人はスジョンではなくスンユンだったんです!確かに「スーパースターK2」(Mnet)でも彼は上手に歌っていたと思いますけど、何で今までこの子が気にならなかったんですかね? 私の好みが変わったんでしょうか、それともカン・スンユンが変わったんでしょうか? 最近、私が「ハイキック3」を見ている理由はただカン・スンユン、彼を見るためです。(梨泰院洞(イテウォン)/パクさん)Dr.アルの処方箋
「ハイキック3」でカン・スンユンが方言で「もしかしたらホームレスですか?」と言った時から気づきました。この子のせいでこれからテレビの前のお姉さんたちは夜に出かけることもできないんだろうなと。「ハイキック3」でのカン・スンユンは「スーパースターK2」でのカン・スンユンが進化したと言えます。歌を歌うだけだったカン・スンユンから、歌も歌って方言も使って才能も多く、茶目っ気はさらに多いカン・スンユンへの進化です。ドラマの中でエキストラに出演するため、標準語を少しだけ習って使っただけなのに、自分は一体誰なのか分からない、と酔っ払った姿を見ました? 「僕はソウルの人でもなく釜山の人でもない。僕は一体誰だ?」そうやって辛い気持ちを吐き出し、イ・ジョンソクの胸に抱かれた時は本当に両手と両足のすべてでハイキックをしたくなるくらいかわいかったです。7歳も離れているキム・グリムを、“姉さん”と呼ばず、ただ名前だけで呼んだ「スーパースターK2」の時は、オーディションの志望動機に「僕はスターになるために生まれたから」と書いたくらい自信満々でした。また、毎回ギリギリまで生き残って“コプドゥンイ”(カマドウマの意味で、なかなか死なない昆虫であるため)というニックネームが付けられても彼はまったく落ち込まず「ずっと生き残るんです、寄生虫みたいに」と言って、かえってそれをキャラクターに利用する余裕まで見せました。それなのに、その時はなぜ患者さんが彼に惹かれなかったかですって? 嫌いにはならないくらいの自身あふれる姿は釜山男の特徴だから、あまり気にしていなかっただけです。
しかし、「ハイキック3」で彼が言うことをよく聞いてよくしゃべる愛想の良いペットに変身したら、患者さんの脳が彼に反応し始めたんです。「スーパースターK2」で見せてくれた自信満々の姿に、図々しい魅力まで加わったんですから。ドラマの中で彼は仕事がなくつまらなくなったアン・ネサンとハウスコンサートをやって、家事で苦労するユン・ユソンの忠犬になり、イ・ジョンソクに小言を言う妻になったりもする。そんな彼の姿は同じ年頃の男の子にはない魅力と思えたけど、彼はまたその年頃の姿も持っている。いきなり「ゴムタンって本当に熊肉を煮込んだスープだったんですか?(ゴムタンの“ゴム”が熊の発音と同じ)」と聞く時はタフな姿はどこかに消えてしまって、世の中のことなんかまったく知らない高校生のように見えるんです。
何より患者さんがカン・スンユンを見るために「ハイキック3」を見ている理由は、多分彼が感情を隠さない唯一の人物だからだと思います。ドラマの他の人物は自分の感情を隠したり、もしくは遠まわしに表現したりしますが、カン・スンユンだけは好き嫌いをはっきり言っているんです。例えば、スジョンから「アン・スジョンSong」が気に入らないという話を聞いたらすぐに「キム・ジウォンSong」に変えたりしたじゃないですか。だから患者さんやカン・スンユンが変わったと言うより、「ハイキック3」でカン・スンユンの魅力が爆発したように思えます。
これまでの彼の姿は十分分析したので、残ったのはカン・スンユンのアルバムしかないと思います。カン・スンユンは以前ファンミーティングで「グループのメンバーとしてデビューしてもいいと思う」と話したけど、ファンたちが欲しいと思うのはただカン・スンユンだけの声が聞けるアルバムじゃないですか? それが本当に他人事に思えなくて、初めてこのように具体的な処方箋を作ってみました。ソロであろうとグループであろうと、カン・スンユンの本当のアルバムが出る時まで仮で作ったアルバム「カッコイイ・コプドゥンイ Vol.1」を楽しんでください。きっと本能的に彼の歌声に落ちていくと思います。
Dr.アルのポイント:カン・スンユンの1stソロアルバム「カッコイイ・コプドゥンイ Vol.1」
1.本能的に: オム・ジョンファがアルバムのタイトル曲にお勧めしたカン・スンユンの代表曲2.あなたに書く手紙: 生放送や練習などで忙しく、頬の肉が落ちた親孝行な一人息子が母を思いながら歌う曲
3. Falling Slowly: クリスマスを美しい休日にしてくれたキム・ジウォンとのデュエット曲
4.ウェディングケーキ: カン主任がお勧めする「アン社長と一緒に歌えるカラオケの愛唱歌」
5.ミキサーで作るのは僕が一番: ユン・ジョンシンの「パッピンス」や「若鶏の水炊き」の人気を脅かすほどのカン・スンユン式フードソング
6.アン・スジョンSong: アン・スジョンに積極的に告白するための曲
7.キム・ジウォンSong: アン・スジョンの嫉妬を引き起こすための曲
8.本能的に(Feat.ユン・ジョンシン): 弟子が師匠よりすぐれているという意味の“青は藍より出でて藍より青し”ということわざの良い例を見せてくれた曲で、原作者のユン・ジョンシンとのデュエット曲
Bonus Track. さようなら: 涙や感動、後腐れなんかまったくない、あっさりしているグッバイメッセージ
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- 文 イ・ガオン
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