チャン・ドンゴン、カン・ホドン、イ・ジュンギなど…2012年、各分野で復帰した“最高のスター”は?
写真=TVレポート DB
2012年の韓国芸能界は、復帰スターで賑わっていた?紆余曲折だった2012年が去っていく。振り返ってみると、今年の芸能界にはいつにも増して多くのスターの復帰を知らせ、ファンの関心を受けた。
熱い拍手の中で活動再開を知らせたスターもいたが、慎重に自分の居場所に戻り、黙々と活動していた芸能人もいた。彼らの復帰の形を辿り、2012年の韓国芸能界をまとめてみた。
90年代スターのドラマ復帰
1990年代を風靡したトップスターの中で、注目すべきはチャン・ドンゴンとキム・ヒソンの復帰だ。二人ともドラマはもちろんのこと様々な番組で活躍し、大きな人気を博した。チャン・ドンゴンはドラマ「イヴのすべて」以来、12年ぶりにドラマに復帰した。チャン・ドンゴンはドラマ「紳士の品格」を通じてシックでありながらも隙のあるキム・ドジン役に扮し、「~ゴルロ(~ということで)」という口癖を流行らせ、イケメン中年ブームを巻き起こした。チャン・ドンゴンの妻である女優コ・ソヨンも注目を集めた。
キム・ヒソンもドラマ「シンイ-信義-」で6年ぶりにドラマに復帰した。何よりも自身初の時代劇だということで期待を高めた。高麗時代に拉致された医師のユ・ウンス役を演じたキム・ヒソンは、変わりのない美貌と多彩な演技で劇をリードした。しかし、視聴率はふるわず、物足りなさもあった。
過去の過ちを乗り越え、自分の居場所に
過去の過ちで芸能界を去った芸能人たちの復帰もあった。2010年7月に暴行事件で放送活動を中止し、自粛していた俳優チェ・チョルホはJTBCドラマ「ラブ・アゲイン症候群」で復帰した。スケジュールを理由にドラマ「大王の夢」の出演は諦め、来年韓国で放送される予定のドラマ「都市征伐」の撮影に励んでいる。麻薬事件を起こした俳優キム・ソンミンも約2年のブランクを経てJTBCドラマ「私たち結婚できるかな?」でドラマに復帰した。劇中では美容整形外科医で妻の実家への不満を露骨に表すドヒョン役を務め、熱演中だ。
何よりも“国民のMC”と謳われていたカン・ホドンの復帰は欠かせない話題だ。カン・ホドンは昨年9月に税金過少納付問題で暫定引退を宣言し、芸能界を去った。自粛していたカン・ホドンは約1年ぶりにSBS「スターキング」やMBC「黄金漁場-ヒザ打ち導師」に復帰し、変わりのないトークの才能を披露した。
他にもBIGBANGのG-DRAGONやキム・グラ、アレックスらも放送活動を再開した。
男性俳優、除隊しファンの元へ
2010年5月に入隊した俳優イ・ジュンギは今年2月に除隊し、復帰作としてドラマ「アラン使道伝」を選んだ。イ・ジュンギはこれまでのブランクを感じさせないほどキャラクターに溶け込み、シン・ミナと息ぴったりの共演を披露した。俳優キム・ジソクもイ・ジュンギと同じく2010年に入隊し、今年3月に現役満期を迎え、除隊した。キム・ジソクはtvNドラマ「ロマンスが必要2」のシン・ジフン役で復帰し、熱い反響を得た。現在はドラマ「清潭洞(チョンダムドン)アリス」に出演中だ。俳優チュ・ジフンは2009年4月に向精神性薬品を投薬した疑いで芸能活動を中止し、2010年2月に特戦士常勤予備役として入隊した。昨年11月に除隊したチュ・ジフンは同年SBSの幹部の反対でドラマ「大風水」の出演が取り消しになった。しかし、今年は映画「私は王である!」ドラマ「蒼のピアニスト」に出演し、精力的な活動を展開した。
他にも俳優キム・ナムギルは俳優ではなく映画「アンサンブル」の製作者としてファンとのコミュニケーションを取った。アイドルグループSUPER JUNIORのカンインも除隊後は歌手、ミュージカル俳優としてのスケジュールをこなしている。俳優カン・ドンウォン、ヒョンビンも復帰作品を検討中だ。
復帰した芸能人たちは様々な作品を通じて新しい魅力をアピールしようと努力した。復帰作品とは信じられないほどの大成功を収めたスターもいたが、低い成績と関心で注目を集められなかったスターもいた。人々の視線が鞭から飴に変わるのは、彼ら次第だ。
良い意味であろうと、そうでないだろうと一層進化した姿を見せるために努力しているスターたちの復帰が芸能界を豊かなものにしている。またどんな芸能人が進化した姿で戻ってきて、2013年を賑わせてくれるのだろうか。注目が集まっている。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- パク・グィイム
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