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【スターコラム】イ・ユビ“キョン・ミリの娘”今や立派な役者!

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イ・ユビはデビュー3年目の新人だ。2011年総合編成チャンネルMBNシットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)「ヴァンパイアアイドル」でデビューし、KBS 2TVドラマ「優しい男」でカン・チョコ役を演じ、可愛いらしい外見と演技で名を知らせ始めた。何よりイ・ユビという名前を世間にはっきりと刻めたのは、母キョン・ミリのお陰だ。

“キョン・ミリの娘”として役者活動をしていれば、他の人に比べて容易く活動できたはずだが、イ・ユビの選択は違った。最近放送終了したMBCドラマ「九家の書」でチョンジョ役を演じ、視聴者に強烈な印象を与えたイ・ユビは、いつの間にか“キョン・ミリの娘”という言葉から解放されているようだった。既に準備された役者であるしかなかったイ・ユビの全て、彼女の話に耳を傾けてみよう。/編集者

NAVER スターコラム:イ・ユビ

こんにちは!うわあ。本当にワクワクします。トップスターにしかできないというNAVER スターコラムで、私がご挨拶できるとは思いませんでした。本当に光栄です。何をどこから話せば良いのかよく分かりませんが、それでも私の話に最後まで耳を傾けてください。それでは始めます。

ちびっ子のイ・ユビです、本当に可愛いでしょう?

声楽を始めた理由

私が子どもの頃から声楽をしてきたことは、皆さんご存知だと思います。私は小さい頃から母と一緒にテレビ局やドラマの撮影現場によく行っていました。しかし、そのたびに私を見た方々は口を揃えてこう言いました。「ユビも、もうすぐ母を見習って役者になるだろうな」「ユビの夢は当然役者だろう?」等々。そんな話は本当に聞きたくなかったんです。そこで自ら「私は絶対、役者にはならない」と誓いました。返事もしました。私はやらせてくれても絶対に演技はしないと。ちびっ子のくせに本当に生意気でした。

“母を見習って”という言葉を聞かずに済む仕事は何かと考えました。そしてCNNのニュースキャスターが頭に思い浮かんだのです。それなら母と一緒にテレビに映ることはないから。母に留学したいとおねだりしました。そして小学校4年生の時までカナダに留学しました。しかし、そこで偶然「ロミオとジュリエット」というミュージカルを観ました。本当に面白かったです。その時からミュージカル俳優になりたいと思い始め、声楽を学ぼうと考えました。そのようにして6年の時から声楽を始めたのです。

ミュージカル俳優になるという思いで芸術中学校、芸術高校まで進学しました。しかし高校に進学してから声楽について真面目に考え始めました。欲が出てしまったんです。実力は友だちに比べて多少劣ってはいましたが、いきなり夢ができたので。ヨーロッパやアメリカのオペラ劇場に立ちたかったんです。大学1年の時まではそれが私の夢であり目標でした。しかし、今はそのような舞台への未練はありません。けれど、ミュージカルには是非挑戦してみたいです。声楽の発声を応用するミュージカルがありますよね?いつチャンスが来るか分かりませんが、今から一生懸命に準備したいと思います。


演技は私の運命

大学2年の時でしょうか。その時思春期が来たと思います。へへ。突然その時に私がしてみたいと思うことは全部したいと思いました。そこで些細なことから始めました。ピアスもして、髪も染めて、スクーターにも乗りました。そうして些細な願いを一つずつ叶えていって、演技まですることになりました。役者になりたいわけではありませんでしたが、一度してみたいとは思っていたからです。自分でもどうすることもできなかったみたいです。

私が始めて演技をしたのはオーディション会場ででした。それまでは特に演技を習ったことがありませんでした。私のデビュー作であるシットコムの公開オーディションでしたが、生まれて初めて、そこで演技をしました。オーディションに合格したのは、本当に運が良かったからです。私の役は神秘主義の少女のキャラクターであまりカメラに映ることもなかったので、本当に素人の新人をキャスティングしたのです。そのキャラクターと私が運よくマッチしたわけです。私は雑誌に載ったことすらないのに合格するなんて、ただ運が良かったとしか言い様がありません。

あ、当時シットコムの制作スタッフは母の存在を全く知りませんでした。しかしある日、撮影現場に噂が立ちました。撮影が中盤に差し掛かっていた頃、記事が報じられたのです。私たちの中にキョン・ミリの娘がいると。女優は4人だけでした。面白いのは、誰もそれが私だとは思わなかったことです。もちろん、後から皆さんが知りました。そして「知ってから見るとお母さんに似ているね」とも言われました。母のことが知られてからも特に変わったことはありません。

「九家の書」撮影の合間に“ピース”

チョコからチョンジョまで

「優しい男」に出演した時は、末っ子の私にも皆さんは本当に優しかったです。新人の私にとってはただただ感謝するだけでした。雰囲気も本当に良かったです。カン・チョコの役は「九家の書」で演じたパク・チョンジョの役に比べると演じる量は少なかったです。「優しい男」で私が重要度の低い役割を担当したとすれば、「九家の書」では重い役割を担当したというべきでしょうか。

「九家の書」の序盤では感情的にとても高ぶっていたと思います。また、一緒に演じたイ・ソンジェ先輩が集中できるように助けてくださいました。実はイ・ソンジェ先輩はとてもお茶目で、本当に優しい方です。そこでむしろ心配になったりもしました。本当に集中しなければならないのに、できなかったらどうしようと。こう言ったことがあります。「先輩、私は今チョ・グァンウンを恐れるべきなのに、チョ・グァンウンが好きになってはいけないのに、それが上手くできません」と。それでもいざ撮影が始まると雰囲気がガラッと変わります。そして私も一つになるのです。

実はチョンジョは、状況も台詞も強かったです。そのため正直負担にもなりました。一番大きな悩みは果たして私がチョンジョのキャラクターに合うのかどうかでした。私がもう少しシャープな顔だったら良かったのにとまで思ったほどです。なので一生懸命に演技の練習をするしかありませんでした。

チョコの時も悩みはありました。初めての本格的なドラマだったからです。今考えてみると、世の中に容易いことは何一つないようです。これからも、どういう役を演じるか分かりませんが、果たして簡単な役などあるのでしょうか。


少しずつ感じられる認知度

「九家の書」に出演してから私に気付いてくださる方が本当に多くなりました。「優しい男」が終わったときは友達と買い物したり、おしゃべりしたり、美味しいものを食べに行ったりしても気付かれませんでしたが、今はどこに行っても気付かれます。それまでは、なぜ芸能人が公共の場所に行ってはいけないんだろうと思っていましたが、今は芸能人だから行ってはいけないのではなく、周りの方の邪魔になるような気がしました。迷惑をかける気分といいましょうか。

一度はこういうこともありました。レストランに入ったとき、私に気付かれた方々がいました。そして賭けをしたみたいなのですが、私にイ・ユビではないかと聞いてきました。そこで「違います」と答えました。急に悪戯がしたくなったんです。もちろん、改めて挨拶しましたが。そうすると本当に喜んでくださいました。正直、誰かが私のことを知っていることが不便な時もありますが、気分は本当に良いです。


交際説そして破局説

「優しい男」の撮影の時でした。その時初めて交際説が報じられました。記事がとても具体的でした。知人の紹介で出会い、出会って1ヶ月ほど経ち、またCOEXでデートをしたと。私は知人の紹介で会ったこともなく、友達みんなと一緒に会いました。ク・ウォンとはデビューする前から親しい友達でした。あ、その記事が報じられる何ヶ月も前からCOEXには行っていないのに、「あれ?何これ?」と思いました。私は交際説で話題になる立場ではなかったのに。世間では私のことに興味がないと思っていましたが、そのような記事が報じられると正直実感がありませんでした。本当に恥ずかしかったです。

そしてこの前、破局説が出ました。活動を始めてから、友達にも会えずにいたのに。ここではっきりと言いますが、本当に事実ではありません。誤解しないでください。スケジュールが忙しく疎遠になり破局を迎えたって?もう~。

このようにとんでもない噂が続くと、1度や2度なら笑ってすごせますが、他人の話も信じられなくなるような気がします。前は芸能人の話をしていて、そういう話題になると「あ、そう?」という反応でしたが、今は「それは、分からないだろう」という見方をとります。そうすると友達から芸能人の見方をするんだと非難されます。私が実際に経験してみて、今まで交際説に悩まされた方々の気持ちが多少は分かるような気がしました。

スターコラムを終えながら

長い話を読んで頂きありがとうございます。これからも更に一生懸命に活動しながら良い姿をお見せします。そのような期待にお応えできるよう努力しますので、見守っていてください。あ、そして暑い日が続いていますのでお体に気をつけてください。今までトップスターの方々だけが書くスターコラムでしたが、私が書いて多少驚かれたかと思います。私もとても光栄に思っています。最善を尽くして書きました。どうでしたか?もし、これからも気になることがありましたら質問してください。書き込み一つ一つ全部チェックしていますので。

文:イ・ユビ

「NAVER スターコラム」は、注目の俳優やアイドル、アーティストたち本人がコラムを執筆。話題のスターが直接書いたコラムをお届けしています。
元記事配信日時 : 
記者 : 
イ・ユビ、編集 : ファン・ヨンヒ、写真 : イシューデイリー、sidusHQ
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