「第13回ミジャンセン短編映画祭」今年も大賞なしで閉幕…2年間続く干ばつ(総合)
写真=「ミジャンセン短編映画祭」公式ポスター
「第13回ミジャンセン短編映画祭」が閉幕した。「ミジャンセン短編映画祭」は2日午後5時、ソウル銅雀(トンジャク)区MEGABOX梨水(イス)店第二館で閉幕式を行い、7日間の祭典を終えた。
シン・ジへアナウンサーの進行で開催された閉幕式には運営委員長のイ・ヒョンスン監督、代表執行委員のユン・ジョンビン監督、審査委員長のパク・ジョンボム監督をはじめ、カン・ジナ、キム・ヨンファ、クォン・ヒョクジェ、ノ・ドク、ミン・ギュドン、オム・テファ、イ・ギョンミ、ホ・ジョンなど競争部門の審査委員を務める監督や名誉審査委員のカン・ドンウォン、ハン・ジミン、キム・ソンリョンが出席した。
計57本のコンペティション部門本選進出作のうち、賞金500万ウォン(約50万円)とディレクターズ・チェアが授与されるジャンル別最優秀作品賞、審査委員の特別な支持を受けた個性のある作品に与えられる審査委員特別賞、観客賞などが発表された。
今年も大賞作は出なかった。「ミジャンセン短編映画祭」はジャンル別最優秀作品賞だけが固定されており、審査の結果を踏まえ授賞部門は弾力的に運営されている。大賞は想像力と完成度の面から審査員全員が同意する作品がある場合のみ選定する。
大賞の選定が厳しく、ここ12年間、大賞に輝いたのは「才能のある少年イ・ジュンソプ(A Talented Boy Lee Jun Seop)」(監督:シン・ジェイン、2002)、「兄弟姉妹の家(Don't Step Out Of The House)」(監督:チョ・ソンヒ、2009)、「森(forest)」(監督:オム・テファ、2012)の3作にすぎない。
ジャンル別最優秀作品賞としては「非情城市(社会的観点を扱った映画)」部門で「一流だ(The first grade)」(監督:イ・ジョンホ)、「愛に関する短いフィルム(メロドラマ)」部門で「夏休み(In the Summer)」(監督:ソン・テギョム)、「喜劇紙王(コメディ)」部門で「なぜ独立映画の監督たちはDVDをくれないのか?(Where is my DVD?)」(監督:ク・ギョファン)、「4万回の殴打(アクション、スリラー)」部門で「餓鬼(Greed)」(監督:ソン・ウジン)が受賞した。
審査委員特別賞は「ケジンサン(A moral Boy)」(監督:キム・ドフン)、「ホサンナ(HOSANNA)」(監督:ナ・ヨンギル)、「もしかしての世界(The World of If)」(監督:イム・デヒョン)が受賞し、特別賞の演技部門は「もしかしての世界(The World of If)」「飛行少女(The girl)」のパク・ジュヒ、「サブラ(Sabra)」のイ・ジュスンが受賞した。
アイ・ラブ・ショーツ観客賞は「一流だ」(監督:イ・ジョンホ)、Olleh TVオンライン観客賞は「4年生のボギョン(A Dangerous Woman)」(監督:イ・オクソプ)が受賞した。ミジャンセン賞は「ある日突然(Oneday)」のイ・ジェウ撮影監督、「かたつむり(Mister Lonely)」のチン・ソンミン監督が受賞した。
ムービングセルフポートレート賞は「猫(Cat)」(監督:ユン・ソヒョン)、「4年生のボギョン」(監督:イ・オクソプ)が受賞した。
3月1日から17日までの受付期間で出品された作品は計852本であり、韓国映画祭のコンペティション部門に出品された韓国短編映画の中では最多の記録だ。3月24日より4月30日まで3度の予審を経て計57本の本選進出が決まっていた。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・スジョン
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