ソン・ガンホ、日本でも知られているノ・ムヒョン大統領を演じることは「怖かった」と告白
来日中の韓国人俳優・ソン・ガンホが11日、都内で主演映画「弁護人」のPR会見を行った。
2006年に公開された「グエムルー漢江の怪物ー」以来の来日。「10年ぶりの日本、良い作品を持って、皆さんにご挨拶できて嬉しい」と大きな笑顔を見せた。
その後、日本でも知られている盧武鉉(ノ・ムヒョン) 大統領、実在の人物を演じるにあたって「実は、このオファーをもらったときには、とても怖かった」と心の内をのぞかせる場面があった。
その怖いという気持ちに動いたのは「残念な最期を迎えられた、今は亡き盧武鉉大統領のこと。今でも愛していて、恋しく思っていらっしゃる国民の方々がたくさん見守っています。もちろん、ご家族の方もいらっしゃるわけです。その人生の一部を迷惑をかけずに、上手く演じることができるだろうかという、俳優の悩みがありました」と打ち明けた。
気持ちが切り替わったのは「演技が至らなくて未熟だったとしても、真心をこめて演技をすれば、皆さんと心を触れ合えることができるだろうと思いました。そこから勇気をもって演じました」と整理ができたという。
同作は、韓国で観客動員数1100万人を突破した大ヒット社会派ヒューマンドラマ。
「この作品は2014年に公開された映画です。今、韓国情勢は混乱しており、残念な状況にあります。今そう思うと、この作品においても韓国のことをたくさん提示してくれる時期でもあります。もう一度生きている姿を振り返る、意味のある映画。日本の皆さんにも同じ気持ちになってもらえると思います」とメッセージを伝えた。
「弁護人」は、東京・新宿シネマカリテほか全国で公開中だ。
2006年に公開された「グエムルー漢江の怪物ー」以来の来日。「10年ぶりの日本、良い作品を持って、皆さんにご挨拶できて嬉しい」と大きな笑顔を見せた。
その後、日本でも知られている盧武鉉(ノ・ムヒョン) 大統領、実在の人物を演じるにあたって「実は、このオファーをもらったときには、とても怖かった」と心の内をのぞかせる場面があった。
その怖いという気持ちに動いたのは「残念な最期を迎えられた、今は亡き盧武鉉大統領のこと。今でも愛していて、恋しく思っていらっしゃる国民の方々がたくさん見守っています。もちろん、ご家族の方もいらっしゃるわけです。その人生の一部を迷惑をかけずに、上手く演じることができるだろうかという、俳優の悩みがありました」と打ち明けた。
気持ちが切り替わったのは「演技が至らなくて未熟だったとしても、真心をこめて演技をすれば、皆さんと心を触れ合えることができるだろうと思いました。そこから勇気をもって演じました」と整理ができたという。
同作は、韓国で観客動員数1100万人を突破した大ヒット社会派ヒューマンドラマ。
「この作品は2014年に公開された映画です。今、韓国情勢は混乱しており、残念な状況にあります。今そう思うと、この作品においても韓国のことをたくさん提示してくれる時期でもあります。もう一度生きている姿を振り返る、意味のある映画。日本の皆さんにも同じ気持ちになってもらえると思います」とメッセージを伝えた。
「弁護人」は、東京・新宿シネマカリテほか全国で公開中だ。
プロデューサーのチェ・ジェウォン氏(写真左)も同席
撮影 : 野原誠治
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
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