【REPORT】イ・ビョンホン「MASTER/マスター」全スクリーン舞台挨拶ジャックを敢行!“到着してすぐに走って来ました”
史上最強の悪のカリスマ詐欺師に 知能犯罪捜査官と天才ハッカーが挑む! 韓国で大ヒットした話題のクライムアクション映画「MASTER/マスター」の日本公開が決定。それに先立ち、9月4日(月) に主演のイ・ビョンホンが来日。舞台挨拶を行った。
映画のプロモーションでイ・ビョンホンが来日するのは「メモリーズ 追憶の剣」のプレミア以来、約2年ぶり。会場のTOHOシネマ新宿に、予定時間より少し遅れて姿を現すと客席から歓声が上がった。
「遅くなってすみません! 到着してすぐに走ってここに来ました。皆さん、待っていてくださいましたね。今日は大きな劇場にも関わらず、満席にしてくださってありがとうございます。楽しんでご覧ください」と、まずは挨拶。
今回は海外の俳優としては初めて、全10スクリーンをジャックしての連続舞台挨拶が敢行されることについて聞かれると「映画館ジャックは、いろんな映画を観客の方に見ていただくという意味ではあまりいいことではないかも(笑) でも今日一日は、試写という意味で許していただけるのではないかと思います。海外の俳優では初と聞いて、とても光栄で気分がいいです」 とニッコリ。
イ・ビョンホンが韓国映画で悪役を演じるのは、「グッド・バッド・ウィアード」(2008) に続き、8年ぶり2度目。今回、悪役を演じる上で苦労したことを聞かれると、「どんな役を演じるときも、役柄に説得されなければいけません。今回、僕が演じたのは実在の人物です。行動や言葉が残ってはいますが、理解することは難しく、アプローチも役作りも大変でした」
では注目してほしいシーンは?「映画の冒頭、数万人の会員の前で演説するシーンですね。会員からお金を搾取するために純粋な羊の仮面をかぶっていないといけません。また、観客に対しては、こういう人なら会員も思わず投資してしまうだろう、と思ってもらわないといけない。いかに現実的に見せるか、を考えながら演じました。監督たちと精魂込めて作り上げたシーンです。また、個人的には、権力者に対して、記者から何か言われたららうまいことを言って乗り切ってほしい、と頼む場面がとても気に入っています」
最後の挨拶では、会場を見渡しながらリラックスした笑顔を見せたイ・ビョンホン。「映画の試写会ではなくて、ミニ・ファンミーティングみたいな感じですね(笑) 見慣れた顔の方々がたくさんいらっしゃるので、なぜかここでHANAKOさんを演じなければならないような気持ちになりました(爆笑)」
と、過去に自分のファンミ―ティングで演じて大好評だった、謎のおばさんキャラ“HANAKOさん”を持ち出すイ・ビョンホン。当然、会場のファンは大うけ。
「今日は来てくださってありがとうございます。この映画は実際の事件をモチーフにしています。史上稀に見る詐欺師が出てきますが、こんなことが実際に起こりうるんだな~と思いながら見ていただければ、より楽しめると思います」と最後は真面目に締めくくり、次の会場に向かって足早に去って行ったイ・ビョンホン。
客席からは終始歓声が上がっていたが、中には子どもからの可愛らしい声も。自らも1児のパパであるイ・ビョンホン。優しい笑顔で応えている姿が印象的だった。
「監視者たち」のチョ・ウィソクが監督、イ・ビョンホンに加え「華麗なるリベンジ」のカン・ドンウォン、「二十歳(ハタチ)」のキム・ウビンが共演したことでも話題のクライムアクション映画「MASTER/マスター」は11月10日、日本全国で公開される。
映画のプロモーションでイ・ビョンホンが来日するのは「メモリーズ 追憶の剣」のプレミア以来、約2年ぶり。会場のTOHOシネマ新宿に、予定時間より少し遅れて姿を現すと客席から歓声が上がった。
「遅くなってすみません! 到着してすぐに走ってここに来ました。皆さん、待っていてくださいましたね。今日は大きな劇場にも関わらず、満席にしてくださってありがとうございます。楽しんでご覧ください」と、まずは挨拶。
今回は海外の俳優としては初めて、全10スクリーンをジャックしての連続舞台挨拶が敢行されることについて聞かれると「映画館ジャックは、いろんな映画を観客の方に見ていただくという意味ではあまりいいことではないかも(笑) でも今日一日は、試写という意味で許していただけるのではないかと思います。海外の俳優では初と聞いて、とても光栄で気分がいいです」 とニッコリ。
イ・ビョンホンが韓国映画で悪役を演じるのは、「グッド・バッド・ウィアード」(2008) に続き、8年ぶり2度目。今回、悪役を演じる上で苦労したことを聞かれると、「どんな役を演じるときも、役柄に説得されなければいけません。今回、僕が演じたのは実在の人物です。行動や言葉が残ってはいますが、理解することは難しく、アプローチも役作りも大変でした」
では注目してほしいシーンは?「映画の冒頭、数万人の会員の前で演説するシーンですね。会員からお金を搾取するために純粋な羊の仮面をかぶっていないといけません。また、観客に対しては、こういう人なら会員も思わず投資してしまうだろう、と思ってもらわないといけない。いかに現実的に見せるか、を考えながら演じました。監督たちと精魂込めて作り上げたシーンです。また、個人的には、権力者に対して、記者から何か言われたららうまいことを言って乗り切ってほしい、と頼む場面がとても気に入っています」
最後の挨拶では、会場を見渡しながらリラックスした笑顔を見せたイ・ビョンホン。「映画の試写会ではなくて、ミニ・ファンミーティングみたいな感じですね(笑) 見慣れた顔の方々がたくさんいらっしゃるので、なぜかここでHANAKOさんを演じなければならないような気持ちになりました(爆笑)」
と、過去に自分のファンミ―ティングで演じて大好評だった、謎のおばさんキャラ“HANAKOさん”を持ち出すイ・ビョンホン。当然、会場のファンは大うけ。
「今日は来てくださってありがとうございます。この映画は実際の事件をモチーフにしています。史上稀に見る詐欺師が出てきますが、こんなことが実際に起こりうるんだな~と思いながら見ていただければ、より楽しめると思います」と最後は真面目に締めくくり、次の会場に向かって足早に去って行ったイ・ビョンホン。
客席からは終始歓声が上がっていたが、中には子どもからの可愛らしい声も。自らも1児のパパであるイ・ビョンホン。優しい笑顔で応えている姿が印象的だった。
「監視者たち」のチョ・ウィソクが監督、イ・ビョンホンに加え「華麗なるリベンジ」のカン・ドンウォン、「二十歳(ハタチ)」のキム・ウビンが共演したことでも話題のクライムアクション映画「MASTER/マスター」は11月10日、日本全国で公開される。
ライター:望月美寿
■作品情報
「MASTER/マスター」
11月10日(金) TOHOシネマズ 新宿ほか、全国ロードショー!
監督・脚本:チョ・ウィソク
出演:イ・ビョンホン、カン・ドンウォン、キム・ウビン ほか
2016年/韓国/143分/カラー/スコープサイズ/5,1chデジタル
字幕翻訳:根本理恵
英題:「MASTER」
配給:ツイン
【ストーリー】
投資会社のチン会長(イ・ビョンホン) は、その綿密な計画性と天性の口のうまさを駆使し、韓国最大規模の金融投資詐欺で多額の資金を市民から巻き上げる。やがて会社は倒産、チン会長は金と共に海外へ逃亡する。警察の知能犯罪捜査班のキム(カン・ドンウォン) は、優れた知性を武器に彼を逮捕すべくチームを編成。チンの部下だったITの天才パク(キム・ウビン) を仲間に引き入れ、チンの足取りをたどっていく。だが突然、チン会長の死体が外国で発見されたと報道される。容疑者死亡で捜査は終了かと思えたが、これもチンの策略と見たキムは、秘かに捜査を続行する。はたしてチンは東南アジアで別人を装い、新たな詐欺ビジネスを展開していた。捜査の手をすり抜けるチンと執拗に追い続けるキム、二人の静かで熱い攻防は、どちらの勝利で終わるのか―!
■関連サイト
公式HP:http://master-movie.jp/
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
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