【REPORT】サプライズに客席は大興奮!カン・ドンウォン「MASTER/マスター」舞台挨拶に登場!“実は僕、日本映画に出たいんです”
韓国で実際に起こった大掛かりな詐欺事件をモチーフに、イ・ビョンホン、カン・ドンウォン、キム・ウビンの3大スターが共演したクライムアクション『MASTER/マスター』の日本公開が11月10日(金) に決定。それに先立ち、11月6日(月)、主演のカン・ドンウォンが来日し、2日前にオープンしたばかりのTOHOシネマズ上野で舞台挨拶を行なった。
最近、映画のプロモーションでよく来日しているカン・ドンウォンだが、公式にファンの前に姿を現すのはなんと7年ぶり! 場内の期待が高まる中、まさかの客席後方から登場したカン・ドンウォン。SPに守られつつ、手を差し出すファンと笑顔でハイタッチしながら中央通路を横断しステージに向かう。このサプライズに客席は大コーフン! しばらく歓声とざわめきが止まらない。
ステージに上がると「お久しぶりですね~ふふっ、カン・ドンウォンです(ここまで日本語) お会いできて嬉しいです」とまずはご挨拶。客席から「モシッソヨ~(かっこいい~)」の声がかかる。MCから今回はTOHOシネマズ上野のオープン記念舞台挨拶だと聞くと「おめでとうございます。韓国の映画館と似ていますね」とニッコリ。36歳という年齢が信じられない、少年のような笑顔がかわいらしい。好きな日本食を聞かれると「そば、寿司、とんかつ、天ぷらなどですね。食べるのが大好きなんです、ほかに楽しみがあまりないので」と照れ笑いを見せた。
ここからは映画の話に。今回、刑事役は「ハジメテデス」と日本語で答えたカン・ドンウォン。苦労したエピソードを聞かれると「フィリピンのマニラで1ヶ月撮影したのが暑くて本当に大変でした。また、撮影した場所が貧民街で、想像していた以上に人々の生活が大変だったことに心が痛みました。この映画は腐敗した政治社会を描いていますが、貧富の差を強く感じ、胸に響くものがありました」と、繊細な表情を浮かべた。
また、アクションシーンで怪我をしたことに質問が及ぶと「危険な事故がありました。爆発シーンではなかったのですが、ガラスが割れるシーンで破片が顔に飛んできたんです。すぐに病院に行って内側から3針、外から4針ぐらい縫いました。顔にガラスが刺さったときは、引退しないといけないかもしれないと思いました。顔中に血が流れていましたので……」と、ものすごいことを苦笑混じりに淡々と語る。客席からはたびたび悲鳴が上がっていた。
さらに質問は、共演者とのエピソードに。
「キム・ウビンさんとは今回の撮影を通してすごく仲良くなれました。僕が思うには、僕たちはそれほど年が離れていないんです(笑)。あれ? 実際は何歳だったかな?(笑)。イ・ビョンホン先輩とも共演シーンは少なかったのですが楽しく撮影ができました。とにかく先輩は集中力が素晴らしいんです。すごく勉強になりました。それと発声がいいので、僕も頑張らないといけないな、と思いました」
そんなカン・ドンウォンが、これから一緒に仕事をしてみたい監督とは……。
「実は僕、日本映画に出たいんです(客席から大きな拍手が!) なかなか機会がないのですが、是枝裕和監督、中島哲也監督と映画が撮れたらいいなと思っています。素晴らしい皆さんとのお仕事に向けて、心はオープンなんですが、日本語の準備ができているかどうかはわかりませんよね(笑) 日本語での演技が可能かどうか、ということも考えなくてはいけないでしょう」と言いながら、突然話し始めたのは、まさかの流暢な日本語!
「いま、7年前より、日本語がどんどんどんどんいいけど(笑)、まだムリじゃないか(笑)」イントネーションも完璧な、なんとも言えないかわいらしい日本語にファンは大喜び!
最後は売れっ子らしく、新作の話題で締めくくってくれた。
「『MASTER/マスターマスター』以外にも、今後、日本でも公開されるのではないかという作品がいくつかあります。日本の原作のものを映画化した『ゴールデンスランバー 』は、韓国では6月に公開される予定。日本にもまた来たいなと思っています。ほかにも日本の原作でいうと『人狼JIN-ROH』という作品も撮っています。そんなふうにいい作品を撮って、またみなさんとお会いしたいです。来年も頑張りますのでたくさんの応援をお願いします」
拍手に包まれて「ありがとうございま~す。お疲れさまでした」と日本語で言って去りかけたカン・ドンウォン。「まだマスコミ用のフォトセッションが残っています」とMCに言われると「あ~」と照れ笑いしながらステージに戻ってきた。一見クールだけどときどきお茶目。オーラいっぱいのカン・ドンウォンに魅了されっぱなしの舞台挨拶だった。
最近、映画のプロモーションでよく来日しているカン・ドンウォンだが、公式にファンの前に姿を現すのはなんと7年ぶり! 場内の期待が高まる中、まさかの客席後方から登場したカン・ドンウォン。SPに守られつつ、手を差し出すファンと笑顔でハイタッチしながら中央通路を横断しステージに向かう。このサプライズに客席は大コーフン! しばらく歓声とざわめきが止まらない。
ステージに上がると「お久しぶりですね~ふふっ、カン・ドンウォンです(ここまで日本語) お会いできて嬉しいです」とまずはご挨拶。客席から「モシッソヨ~(かっこいい~)」の声がかかる。MCから今回はTOHOシネマズ上野のオープン記念舞台挨拶だと聞くと「おめでとうございます。韓国の映画館と似ていますね」とニッコリ。36歳という年齢が信じられない、少年のような笑顔がかわいらしい。好きな日本食を聞かれると「そば、寿司、とんかつ、天ぷらなどですね。食べるのが大好きなんです、ほかに楽しみがあまりないので」と照れ笑いを見せた。
ここからは映画の話に。今回、刑事役は「ハジメテデス」と日本語で答えたカン・ドンウォン。苦労したエピソードを聞かれると「フィリピンのマニラで1ヶ月撮影したのが暑くて本当に大変でした。また、撮影した場所が貧民街で、想像していた以上に人々の生活が大変だったことに心が痛みました。この映画は腐敗した政治社会を描いていますが、貧富の差を強く感じ、胸に響くものがありました」と、繊細な表情を浮かべた。
また、アクションシーンで怪我をしたことに質問が及ぶと「危険な事故がありました。爆発シーンではなかったのですが、ガラスが割れるシーンで破片が顔に飛んできたんです。すぐに病院に行って内側から3針、外から4針ぐらい縫いました。顔にガラスが刺さったときは、引退しないといけないかもしれないと思いました。顔中に血が流れていましたので……」と、ものすごいことを苦笑混じりに淡々と語る。客席からはたびたび悲鳴が上がっていた。
さらに質問は、共演者とのエピソードに。
「キム・ウビンさんとは今回の撮影を通してすごく仲良くなれました。僕が思うには、僕たちはそれほど年が離れていないんです(笑)。あれ? 実際は何歳だったかな?(笑)。イ・ビョンホン先輩とも共演シーンは少なかったのですが楽しく撮影ができました。とにかく先輩は集中力が素晴らしいんです。すごく勉強になりました。それと発声がいいので、僕も頑張らないといけないな、と思いました」
そんなカン・ドンウォンが、これから一緒に仕事をしてみたい監督とは……。
「実は僕、日本映画に出たいんです(客席から大きな拍手が!) なかなか機会がないのですが、是枝裕和監督、中島哲也監督と映画が撮れたらいいなと思っています。素晴らしい皆さんとのお仕事に向けて、心はオープンなんですが、日本語の準備ができているかどうかはわかりませんよね(笑) 日本語での演技が可能かどうか、ということも考えなくてはいけないでしょう」と言いながら、突然話し始めたのは、まさかの流暢な日本語!
「いま、7年前より、日本語がどんどんどんどんいいけど(笑)、まだムリじゃないか(笑)」イントネーションも完璧な、なんとも言えないかわいらしい日本語にファンは大喜び!
最後は売れっ子らしく、新作の話題で締めくくってくれた。
「『MASTER/マスターマスター』以外にも、今後、日本でも公開されるのではないかという作品がいくつかあります。日本の原作のものを映画化した『ゴールデンスランバー 』は、韓国では6月に公開される予定。日本にもまた来たいなと思っています。ほかにも日本の原作でいうと『人狼JIN-ROH』という作品も撮っています。そんなふうにいい作品を撮って、またみなさんとお会いしたいです。来年も頑張りますのでたくさんの応援をお願いします」
拍手に包まれて「ありがとうございま~す。お疲れさまでした」と日本語で言って去りかけたカン・ドンウォン。「まだマスコミ用のフォトセッションが残っています」とMCに言われると「あ~」と照れ笑いしながらステージに戻ってきた。一見クールだけどときどきお茶目。オーラいっぱいのカン・ドンウォンに魅了されっぱなしの舞台挨拶だった。
撮影:前手秀紀 / ライター:望月美寿
■公開情報
「MASTER/マスター」
11月10日(金) よりTOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー
出演:イ・ビョンホン、カン・ドンウォン、キム・ウビン ほか
監督・脚本:チョ・ウィソク
2016年/韓国/143分/カラー/スコープサイズ/5,1chデジタル
字幕翻訳:根本理恵
英題:「MASTER」
配給:ツイン
(C) 2016 CJ E&M CORPORATION, ZIP CINEMA. ALL RIGHTS RESERVED
「MASTER/マスター」公式HP:http://master-movie.jp/
■見逃し配信中!
韓国トップ俳優カン・ドンウォンの舞台挨拶&SPトーク生配信
配信日時:2017年11月6日(月) 17:45~
配信URL:https://live.line.me/channels/260601/broadcast/5999047
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
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