韓国&米国で大人気のシャーロック・ホームズドラマ…「推理の女王」「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」人気の謎を紐解く!
世界的な名探偵といえば、シャーロック・ホームズとその相棒のジョン・H・ワトソンがお馴染み。これまで何度も映画化やドラマ化されているが、そんな名探偵コンビを彷彿させると韓国で人気を呼んでいるのが「推理の女王」だ。
推理力抜群の主婦探偵と、行動派の熱血刑事という対照的な2人が“迷”コンビを組んで難事件に挑む。男女のバディものという点では、本家シャーロック・ホームズをベースにして、DVDがシーズン4までリリースされるほどの人気シリーズになっている海外ドラマ「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」とも通じる。
そこで、韓国版 vs 米国版、人気の男女バディドラマの魅力の謎を紐解いてみたい。
「推理の女王」は、日本では「天国の階段」で第一次韓流ブームを牽引し、近年も「メディカル・トップチーム」、「誘惑」などで抜群の人気を誇るクォン・サンウと、「華麗なる誘惑」などのチェ・ガンヒ主演のミステリー・ラブコメディだ。クォン・サンウ演じるハ・ワンスンは、麻薬捜査にかけてはソドン署内ナンバーワンのベテラン刑事で、直感の推理力にかけては絶対の自信を持っている。ただし、頭脳で考えるよりも体が先に動く猪突猛進型のため、何かとトラブルも起こしがち。
一方、チェ・ガンヒ演じるユ・ソロクは検事の夫に、姑と義妹と暮らしながら親友が営む弁当屋でバイトをしている主婦で、好奇心旺盛で警察官になるのが夢という推理マニアだ。だが、その推理力が抜群で、派出所の新米所長の事件現場に居合わせ、解決したことから、ソロクは“先生”と呼ばれて次なる捜査も手伝うことに。そんな彼女と、ソドン署から左遷されたワンスンが事件に挑んでいくことになる。
全く対照的な2人で、ワンスンは何かとソロクを、“アジュンマ(オバサン)”呼ばわりして煙たがる。だが、ピタリと当たる彼女の推理力や観察力には脱帽。犬猿の仲なのに、事件を解決していく中でかけがえのない相棒になっていくコンビネーションの妙を、韓国ドラマ界の“カリスマ帝王”のクォン・サンウと、“ロマコメの女王”のチェ・ガンヒが好演。共に久々のコメディ出演で、これまでのイメージを覆すような弾けっぷりが功を奏して驚きのケミストリー効果も呼んでいる。また、シャーロックがソロク、ワトソンがワンスンと、シャーロック・ホームズのキャラクターを文字っている役名も遊び心があって面白い。
同じく、「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」も対照的な男女2人が活躍する。天才的な推理力を持ち、ニューヨーク市警の顧問として事件を解決するも、超が付くほど自己中心的で変人のシャーロック・ホームズと、冷静沈着で常識人の元女医のジョーン・ワトソンがぶつかりながらも最高のパートナーになっていく。演じるのは映画『トレインスポッティング』で知られる英国男優のジャニー・リー・ミラーと、ハリウッドで活躍するアジア系女優の代表格のルーシー・リュー。こちらも迷コンビぶりを発揮していると同時に、男女の仲というより“相棒”としての関係性が強いことで、本家シャーロック・ホームズファンにも受け入れられ、安定した人気を得ている。
「推理の女王」も、愛する夫がいるソロクと忘れられない恋人がいるワンスンが互いを気遣ううちに、友達以上恋人未満の微妙な関係になっていくところが視聴者を捉えて離さない。またドラマが進むにつれ、そんな2人が心に抱える重たい過去も明らかになり、思いがけない展開も見せる。そして、コミカルなテイストながら、『殺人の追憶』をはじめ傑作犯罪映画を数多く輩出している韓国だけあって、「推理の女王」で描かれる事件はシリアスで見応え抜群。本国ではその人気を受けて、韓国ドラマとしては珍しくシーズン2に突入している「推理の女王」。そして、ますます絶好調の「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」。共に男女バディで解き明かすミステリードラマ、ぜひ見比べてみてほしい。
推理力抜群の主婦探偵と、行動派の熱血刑事という対照的な2人が“迷”コンビを組んで難事件に挑む。男女のバディものという点では、本家シャーロック・ホームズをベースにして、DVDがシーズン4までリリースされるほどの人気シリーズになっている海外ドラマ「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」とも通じる。
そこで、韓国版 vs 米国版、人気の男女バディドラマの魅力の謎を紐解いてみたい。
「推理の女王」は、日本では「天国の階段」で第一次韓流ブームを牽引し、近年も「メディカル・トップチーム」、「誘惑」などで抜群の人気を誇るクォン・サンウと、「華麗なる誘惑」などのチェ・ガンヒ主演のミステリー・ラブコメディだ。クォン・サンウ演じるハ・ワンスンは、麻薬捜査にかけてはソドン署内ナンバーワンのベテラン刑事で、直感の推理力にかけては絶対の自信を持っている。ただし、頭脳で考えるよりも体が先に動く猪突猛進型のため、何かとトラブルも起こしがち。
一方、チェ・ガンヒ演じるユ・ソロクは検事の夫に、姑と義妹と暮らしながら親友が営む弁当屋でバイトをしている主婦で、好奇心旺盛で警察官になるのが夢という推理マニアだ。だが、その推理力が抜群で、派出所の新米所長の事件現場に居合わせ、解決したことから、ソロクは“先生”と呼ばれて次なる捜査も手伝うことに。そんな彼女と、ソドン署から左遷されたワンスンが事件に挑んでいくことになる。
全く対照的な2人で、ワンスンは何かとソロクを、“アジュンマ(オバサン)”呼ばわりして煙たがる。だが、ピタリと当たる彼女の推理力や観察力には脱帽。犬猿の仲なのに、事件を解決していく中でかけがえのない相棒になっていくコンビネーションの妙を、韓国ドラマ界の“カリスマ帝王”のクォン・サンウと、“ロマコメの女王”のチェ・ガンヒが好演。共に久々のコメディ出演で、これまでのイメージを覆すような弾けっぷりが功を奏して驚きのケミストリー効果も呼んでいる。また、シャーロックがソロク、ワトソンがワンスンと、シャーロック・ホームズのキャラクターを文字っている役名も遊び心があって面白い。
同じく、「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」も対照的な男女2人が活躍する。天才的な推理力を持ち、ニューヨーク市警の顧問として事件を解決するも、超が付くほど自己中心的で変人のシャーロック・ホームズと、冷静沈着で常識人の元女医のジョーン・ワトソンがぶつかりながらも最高のパートナーになっていく。演じるのは映画『トレインスポッティング』で知られる英国男優のジャニー・リー・ミラーと、ハリウッドで活躍するアジア系女優の代表格のルーシー・リュー。こちらも迷コンビぶりを発揮していると同時に、男女の仲というより“相棒”としての関係性が強いことで、本家シャーロック・ホームズファンにも受け入れられ、安定した人気を得ている。
「推理の女王」も、愛する夫がいるソロクと忘れられない恋人がいるワンスンが互いを気遣ううちに、友達以上恋人未満の微妙な関係になっていくところが視聴者を捉えて離さない。またドラマが進むにつれ、そんな2人が心に抱える重たい過去も明らかになり、思いがけない展開も見せる。そして、コミカルなテイストながら、『殺人の追憶』をはじめ傑作犯罪映画を数多く輩出している韓国だけあって、「推理の女王」で描かれる事件はシリアスで見応え抜群。本国ではその人気を受けて、韓国ドラマとしては珍しくシーズン2に突入している「推理の女王」。そして、ますます絶好調の「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」。共に男女バディで解き明かすミステリードラマ、ぜひ見比べてみてほしい。
ライター:前田かおり
■「推理の女王」(シーズン1)
・「推理の女王」DVD-SET1 3月2日(金)リリース
・「推理の女王」DVD-SET2 4月3日(火)リリース
各¥19,000+税
※レンタルDVD
・3月2日(金) Vol.1~7
・4月3日(火) Vol.8~14
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
Licensed by KBS Media Ltd. (C) 2017 QUEEN OF MYSTERY SPC & KBS. All rights reserved
公式サイト:http://kandera.jp/sp/suiri/
■「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY シーズン 4」
DVD-BOX Part1&2(各¥9,300+税)
レンタル DVD Vol.1~12 リリース中!
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
TM &(C)2018 CBS Studios Inc. CBS and related logos are
trademarks of CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.
公式サイト:http://elementary.jp
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
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