「不滅の恋人」チン・セヨン“ 私、うまい棒が大好きなんです(笑)韓国でもほぼ1日1本食べていました”
韓国の総合編成チャンネルTV朝鮮で放送された大ヒット時代劇「不滅の恋人」がCS放送局・衛星劇場にて、8月17日(金)より日本初放送!
今作はユン・シユンが朝鮮時代最高のイケメンを熱演した話題作で、一人の女性をめぐる兄弟の熱い欲望と純情の記録を描いたロマンス時代劇。今回、日本初放送を記念して、今作でヒロインを熱演したチン・セヨンにインタビュー! ドラマの撮影エピソードや見どころについてたっぷり語ってくれた。
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チン・セヨン:実はオファーをいただいたとき、最初は時代劇だと聞いて、台本を受け取るまでは「うーん……!?」と迷っている感じでした(笑)。でもシノプシスがとてもおもしろいという話を聞いて、一度読んでみようと読み始めたら、すごくおもしろかったんです。台本を読みながら次回のストーリーが待ちきれなくなったのは初めてのことでした。「おもしろいなぁ」と思いながら読み進めていったのですが、ジャヒョンというキャラクターがとても素敵でした。これまでの時代劇にはいなかったキャラクターでしたし、現代劇でもこういうキャラクターは多くないと感じたので、ソン・ジャヒョン役をぜひ演じたいと思いました。
――台本のどんな部分に特に魅力を感じましたか?
チン・セヨン:時代劇でありながら時代劇ではないような感じでした。時代劇が持つ若干の古臭さだとか、重たい作品だという感じがなくて、私は気軽に見られるメロドラマだと感じました。それで、そのような面でもとても軽快な時代劇ができそうだなという期待を持ちました。
――朝鮮最高の美女であるジャヒョンを演じるためにどんな部分を意識しましたか?
チン・セヨン:キャラクター紹介では“朝鮮最高の美女”ということになっていますが、実はジャヒョンは身近にいる友達にもしょっちゅうからかわれているんです(笑)。「お嫁に行けるかしら?」って言われたりもしていて。そういう部分を見ていると、パッと目を引く、誰が見ても美人という女性というよりは、親しくなると魅力のある子なのではないかなと……(笑)。一国の大君(王子)が恋をするような、大君に愛されるような子という点では最高の美女と言えるのではないかなと思ったりもします(笑)。
――ジャヒョンが命をかけてフィへの気持ちを守ることができた理由は何だと思いましたか?
チン・セヨン:劇中では描かれていない部分ですが、ジャヒョンは本当に幼い頃から素敵な恋をしたいと夢見てきたキャラクターなんです。自分ならではの恋愛、とても情熱的な恋をしたいと考えてきた女性だったのですが、フィこそがそんな自分の愛を捧げることのできる相手だということを感じたのだと思います。一緒にいた時間は短かったですが、「この人となら一生愛し合っていける」と。フィは王家の子息にもかかわらず、ジャヒョンが考えていた王族とはかなり違っていました。フィが目下の人にも丁寧にふるまう姿などを見て、ジャヒョンはこんな人だったら一生愛していけそうだと感じることができたのだと思います。
――第1話から平手打ちをされるなど大変なシーンも多かったと思いますが、いちばん苦労したのはどんなシーンの撮影でしたか?
チン・セヨン:ジャヒョンはこのドラマの中では比較的苦労が少ないキャラクターだったのではないかと思います。苦労したといっても、水の中に落ちたシーンがちょっと大変だったぐらいで……。フィやガン、他の先輩方はアクションもかなり多かったですし、フィは雪野原で寒さにも耐えて。そんな方々に比べたらジャヒョンの撮影は楽なほうだったんじゃないかなと思います(笑)。
――ジャヒョンが愛しているフィにはどんな魅力がありますか?
チン・セヨン:フィにはちょっとジャヒョンと似たところがあると思います。セリフにもありますが、ジャヒョンは王族の人々をすごく嫌っているんですね。「彼らは自分が望むことだけをやりたい放題にやって、自分のいいなりにならない人は排除する人々だ」というせりふがあるのですが、フィはそれとは正反対の人です。それで、フィこそがまさにジャヒョンが探し続けていた人だったのではないかという気がします。
――ユン・シユンさんとは初共演でしたが、どんな俳優でしたか?
チン・セヨン:ユン・シユンさんは本当に素晴らしい俳優だと思います。演技に対する集中力も高いし、大きすぎる欲は俳優の妨げになることもありますが、そうではなく、適度な欲があります。そして後輩の面倒見もとてもよくて、その人ならではの長所を見つけ出して、それが何かを教えてくれるんです。俳優にとって本当に大きな助けになりうるものなので、そんな点もとてもありがたいです。何よりも、どんな小さな役でも相手がどれだけ年下であっても、誰に対しても同じ俳優として接するというところが一緒に撮影をしながら尊敬した部分で、とても感謝しています。すごく素敵な俳優だと思います。
――チュ・サンウクさんとも初共演でしたが、どんな俳優でしたか? アドバイスをもらったり、演技について相談したことはありましたか?
チン・セヨン:チュ・サンウク先輩もとてもいい方です。シーンごとに「上手い!」とたくさん褒めてくださって、「先輩、私のシーン、どうでしたか? イマイチだったかも……」と言ったりすると、「いや、よかったぞ!!」と短いけれど力強く褒めてくださって。撮影現場ではムードメーカーで、すごく楽しい話をたくさんしてくれます。グミがお好きなので、たくさんおすそわけをいただきました(笑)。おかげさまで徹夜の撮影のときもパワーが出ました。
――出演者との記憶に残るエピソードはありますか?
チン・セヨン:こういうことってありますよね。「エピソードです!」といざお話しすると、たいしておもしろくないという……(笑)。アハハハハ! いつでもとても楽しかったです。いつも楽しかったのですが、何かエピソードを……というような特別な出来事は思い浮かびません。エピソードはシユンオッパがとても楽しくお話ししてくださるだろうと信じています!(笑)。
――日本ではオクニョが放送され、日本からも人気を集めていますが、反響はありましたか? 何か実感したことがあれば、教えてください。
チン・セヨン:SNSに日本のファンの方々からのコメントがとても多くなりました。それで、「オクニョ」の人気が上がっているんだなということを実感しました。私のイメージがどんなものであっても日本で愛されているということがとても嬉しいです。韓国時代劇で私の顔を知っていただくことができたというところも、とてもユニークな気がして、とにかくとても嬉しいです。
――日本で行ってみたところ、もしくは行ってよかったところはありますか?
チン・セヨン:先日、日本でユニバーサルスタジオジャパンに行ったのですが、ものすごく楽しかったです。一日中遊んでもまだまだ時間が足りないほどで、今度日本に行ったらまた行きたいなと思っています。東京ディズニーランドにもぜひ行ってみたいです。あぁ~、楽しいだろうな~。うふふ。行きたいです。それから、日本のお菓子もおいしいものがすごく多いじゃないですか? 私、うまい棒が大好きなんです(笑)。韓国でもほぼ1日1本食べていたんですが、日本のお菓子は本当においしいです。最近は、うまい棒のシュガーラスク味がいちばん好きです(笑)。
――時代劇が続いていますが、苦労する点、逆に面白い点などあれば教えてください。
チン・セヨン:まず時代劇のつらいところは、髪の毛のカラーリングをしたくてもできないところ! ネイルもできませんし……(笑)。前髪を切りたくても切れないし……。「オクニョ」が終わったときに私がいちばん最初にやったことはカラーリングと前髪のカットだったんです。今回は、かわいいネイルチップもつけました(笑)。撮影中はいろいろとおしゃれをしたくても我慢して、終わったとたんにやっています。その一方で、時代劇を撮影しながらたくさんの地方をめぐるので、素敵な風景が見られます。丹陽(タニャン)でエンディングシーンを撮りましたが、とても素敵でした。そんなふうに美しい山を見ることもできるし、撮影でなければ行けないような場所に行けるという点も時代劇の魅力の一つだと思います。
――「不滅の恋人」はチン・セヨンさんにとってどんな作品になりましたか?
チン・セヨン:「不滅の恋人」は最初から最後まで本当に多くの人々に愛されて、ジャヒョンも愛していただくことができたので、私にとって本当に深い意味を持つ作品として残るような気がします。私にとってもジャヒョンはとても愛らしくて、自分の信念を失うことなく最後までフィを愛する姿もとても美しいと思いました。私にとっても、多くの方々にとっても、愛されるキャラクターになったので、「不滅の恋人」と言えばまさにそんな愛らしいジャヒョンの姿が残るように思います。
■放送情報
「不滅の恋人」
CS放送局・衛星劇場にて、8月17日(金)より日本初放送!
毎週(金)午後11:00~深夜1:30 (2話連続放送)
再放送 翌週(木)午後1:30~4:00 (2話連続放送)
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
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